広がる格差
どーも。145cmのパーソナルスタイリスト福元です。
今回は、ファッションとは少し離れた話になりますが、気になるニュースを取り上げていきます。
結構大事な話なので最後まで読んで頂けると嬉しいです。
コロナ渦でみんな大変...なはずなのに?
ニュースでは連日「閉店・撤退」「飲食店や百貨店の苦境」などが報じられて、実質国内総生産GDPは昨年比4.8%減と、コロナ渦で経済は大きな打撃を受けています。
みんなコロナ渦で大変...なはずなのに?
Louis Vuittonをはじめとする60近い高級ブランドを束ねるブランドグループ、「LVMH」の売上高が、前年同期比55.8%増の286億6500万ユーロ(約3兆6977億円)というこのニュース。
コロナ渦以前を上回る業績だそうです。
ハイブランドの売上が好調なだけではなく、実は高級時計やジュエリーの価格も高騰しています。
あれっ?と思いませんか?
「コロナで経済が大打撃を受けて物が売れなくなってるはずなのに…?」
私たち一般人の生活は、コロナ渦の影響で苦しくなる一方なのに、何でブランド品が売れてるの?と疑問に思いますよね?
何故ブランド品や高級時計・ジュエリーが売れているのか?
ブランド品や高級時計・ジュエリーが売れている理由はいくつかありますが、その1つが株価の高騰です。
金融に詳しくない私でも理解できるくらいに、日経平均株価が高騰してます。
2016年頃には、1万円台後半だった株価が、現在は3万円前後。
わずか数年で株価は倍近くまで膨れ上がっているんです。
実経済とは正反対に、金融市場は好景気そのものな訳ですが。
これは、世界中でコロナ対策の為に大規模な金融緩和が行われ、お金が株式市場に流れ込んでいるためです。
不景気を避ける為に日銀がバンバンお金を配り、株式市場が潤った結果、金融市場にいる投資家や富裕層を豊かにする結果になったということですね。
広がる格差
その結果、実経済と金融市場に大きな歪みが生まれています。
実経済では貧困が加速し、金融経済・株式市場では金余り状態。
なので、今は富裕層による買い物や投機が活発で、ハイブランドや高級時計・ジュエリーが売れているという訳です。
冒頭で紹介した「LVMHの売上が55%増」といるニュースも、「貧しい者はさらに貧しく、富める者はさらに富む」という、格差社会が形成されつつあることの象徴でもありますね。
この格差社会は、今後益々加速すると思うのですが。
その原因の1つに「情報の格差」があると思ってます。
テレビのニュースなんか見ていても、こんな話は出てこないですよね。
何から情報を得ているかで、どんどん差が出てくるのは避けられないと思います。
ちなみに。
私は、News picsの有料版や、オンラインサロン、有料メルマガなど。
有料の情報を取得しています。
自分はどこから情報を得ているのか?
今一度見直してみませんか?
以上、広がる格差というお話しでした。
では、またねー!
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