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3年後、ヒールを履いた丸の内OLは絶滅する?

どーも。ファッションクリエイターの福元です。

コロナ渦で女性のトレンドも大きく変わりました。

日本でもそうかもしれませんが、アメリカ、特にサンフランシスコやニューヨークなどの大都市では、「2020年は、女性が髪を染めるのを辞め、ハイヒールをスニーカーに変えて、ブラジャーをつけなくなった」と言われています。

ある調査結果では「ハイヒールより快適な靴を買う」という人が2倍いることが分かったり。

「我慢してオシャレに見せる」のではなくて「快適に過ごすこと」を重要視している人が増えていますよね。

そんな中で、今世界中で注目されているシューズブランドがあるので、今日はそれをご紹介していきたいと思います!

そのシューズブランドとは「Rothy's(ロシーズ」です。

サンフランシスコのスタートアップ企業で、4年もの年月をかけて試行錯誤を繰り返し、ペットボトルをリサイクルした再生樹脂から作られた繊維で作られている、エコ・コンシャスなシューズです。

イギリス王室のヘンリー王子の妻であるメーガン妃が履いていたり、ナタリーポートマンが履いていたり。

名立たるセレブが履いていたことで話題になりました。

98%がオンライン販売で、2018年の段階で100万足売れているので、今現在はもっと売れていることになりますね。

ここまで流行っているのには3つの理由があると言われていて、

①オシャレ②履き心地が良い③エコ

この三拍子が揃っているのが大きな理由だと言われています。

もう少し深堀りしていくと、まず、素材はプラスチックの廃材のペットボトル・プラスチックボトルから作られています。

そのプラスチックボトルからできた糸を編み込んで作られているんですけど、この編み込み方にもちょっと特徴があって、「3Ⅾニット技術」という技術を使って作られているんです。

通常靴を作る時は、必要な素材を裁断して作っていくんですけど、そうすると30%は廃材が出るんですね。

ことろが、ロシーズは3Ⅾニット技術で必要な部分だけを編んでいくので廃材が出ないんですよ。

かなりエコに作られています。

それに加えて、アニマル柄やワンポイントのハイライトカラーなどデザインもかなりオシャレで、値段も125ドルから165ドルがメインとお手頃価格!

履き心地も「スニーカーを履いているみたいに履きやすい」とのことで、仕事で一日中履いていても疲れないとか。
デザインとしてはパンプスみたいなカチッとしたものが多いので、仕事帰りにそのままレストランへ食事に行ったりなんてことも出来そうですね。

今、スポーツウエアを職場や普段着に着る「アスレジャー」がファッションとしてトレンドにもなっていますが。
「オシャレで1日中快適に履ける」という靴があまり無かったので、そこにハマったというのも大きいかもしません。

しかも!!
世界で最も有名なビーチサンダル「ハワイアナス」の親会社「アルパルガタス」が、2021年の12月に「ロシーズ」の筆頭株主になったんです。

資本を得て、これから世界に拡大していくであろうことは間違いなさそうです。

残念ながら今のところ日本未上陸で、私もまだ履いたことはないんですけど。。
#BUYMAでは帰るよ
#倍くらいの値段するけど

今後、日本でも展開されていくと思いますし、そうなったら「『パンプスを履いたOLは居なくる』なんて革命が起こりそうだなぁ」と、ワクワクしています。笑

「ロシーズ」の日本上陸を楽しみに待ちましょう!


以上、要注目のシューズブランド「Rothy's」についてのお話しでしたー!

では、またねー!



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