ファッション雑誌の今
どーも。145cmのパーソナルスタイリスト福元です。
先日、集英社が発行している女性誌「SEVENTEEN」が定期発行を終了するという、ちょっと寂しいニュースが入ってきました。(今後は不定期の発行になるそう)
中学生・高校生の頃に夢中になって見ていた雑誌なので、少し残念な気持ちです。。
「SEVENTEEN」に限った事ではなくて、今、雑誌の影響力ってかなり小さくなってしまったなと感じているんですけど。
間違いなくSNSの影響が大きいですよね。
今、検索すれば、インフルエンサーから一般人まで、自分のコーディネートを載せている人が山ほどいるし。
ファッション系のYouTubeチャンネルも溢れてるし。
どのブランドのオンラインストアも、雑誌並みにコーディネートも商品説明も緻密に掲載されていて、まさに雑誌的な見方が出来る。
そもそも、スピード感のある情報はネットにある訳で。
悲しいけど、雑誌の優位性があまりないというのが現状ですよね。
実際、ファッション雑誌のページ数は分かりやすく減っています。
更に、内容も半分以上は「メイクや料理の特集」や「ハイブランドの広告」で、肝心な洋服のページが本当に少ない雑誌が多い。。
数ヶ月前に、知り合いの元スタイリストさんから「色んな雑誌を見て幅を広げないとダメだよ」とアドバイスして頂いたので、ここ数か月、色んなテイストの雑誌を買い漁っていたんですけど。
見れば見るほど、その傾向が強いなぁと思いまして。
「洋服の情報が知りたい」と思って買っているのにあんまり意味ないなと思って、買うのを辞めちゃいました。
それでも、今まで何とか持ちこたえられていたのは、「ハイブランドの広告」で成り立っていたからだと思うんですけど。
いよいよ、そのハイブランドも「部数の少ない雑誌に広告を出して意味あるの?」と疑問に感じて降りてしまっているというのが現状なんじゃないかなと思います。
なので、ここからは、純粋に「雑誌の売上」で運営している雑誌が強いと思います。
コンビニ流通本の「MONOQLO」とかは、可能な限り広告を排除してコンテンツで戦っているので面白いですよね。
2020年下半期の売上トップの雑誌「リンネル」も、敢えてターゲット層を絞って「独自の価値観」を展開しているので、「買ってでも知りたい価値」がしっかり語られているので強いなと思います。
これからも、雑誌の休刊・廃刊ラッシュは止まらないと思いますが。
なんとか踏ん張って欲しいなぁ。
という、自分の見解をただつらつらと綴っただけのお話しでしたー!
たまにこういう回もあります。笑
では、またねー!
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