Pastel*Palletsバンドストーリー3章イベント「TITLE IDOL」イベラン雑感と考察
12月13日の午後3時から20日午後9時の間に、ゲーム「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」(以下「ガルパ」とする)内で開催されたPastel*Palletsバンドストーリー3章イベント「TITLE IDOL」。
筆者は、このイベントで2163位という、自身初の4桁順位を獲得した。当記事ではなぜリズムゲームが下手な筆者がイベランをするようになったのか、そしてガルパでエキスパートがクリアできない人間(音ゲー初心者)がイベントで2000位以内に入るにはどういった準備や戦略をたてたらいいのかを記す。
イベランに至ったいきさつ
私はガルパなどのリズムゲームが大の苦手であり、25以上の楽曲がクリアできないという、イベランにとっては致命的な問題を抱えていた。実際、高難度の楽曲ほど、クリアしたときにもらえるイベントPが大きいのも事実であり、イベランの効率が上がる。そのため、筆者は最初から、一般的にバンドリのイベントをガチでやる人(ここからはこのことを「イベラン」と呼ぶ)が目標とする2000位台を狙ってたわけではなかった。実際、13日はアルバイト、14日は大学の対面授業があったおかげで、なかなかガルパをプレイする時間がなかった。そのためか、16日まで「10万位以内でイベント終わらせられればいいかな」と思っていた。むしろ、その時の筆者の関心は星4の丸山彩に向いており、彼女をガチャで引くためにライブで星を稼ぐことに躍起になっていた。(1万スターを使ったのにもかかわらず、お目当ての星4の丸山彩は出なかったのは悲しかった。)
そのせいか、16日(4日目)の時点で普段(10万位前後)よりいい位置(4万位台)にいた。
そして迎えた17日。この日は午前にオンライン授業が90分だけある日だったので、絶好のイベラン日和だと判断した筆者は、普段よりいい位置にいる勢いのまま、ライブブーストを全部使ってイベランしようと判断した。この時、ガチャに使われるスターなどの報酬が大きく増える(例:もらえるスターが250から500に倍増する)2000位以内を目標に定めた。この日以降、1回のプレイ当たり1時間~2時間ガルパに使うことになる。
イベランして感じた2000称号の難しさ
17日は1日3回プレイした。とりあえずはその日のうちに1万位台には入りたいなと思って、ひたすらそこに照準を合わせてやっていった。実際、順位を上げていく感覚は気持ちよく、どんどんのめりこんでいった。この時が一番楽しかったのかもしれない。結果、1万位台に突入することができた。
18日、昨日の順位上げが楽しかったので5000位以内を目標にプレイした。最初のうちは楽しかったがだんだん順位が上がりにくくなってきた。ただ、推しバンドのイベントだったので、自分の今の実力ならどこまで行けるかを腕試しするために、ブーストドリンク全使用を視野に入れながらイベランした。実際この日は4898位となった。
19日、正直ここからの2日間は地獄であった。なかなか順位が上がらないのだ。この日だけで3~4割のストックされてるブーストドリンクを使った。その結果、その日の目標だった3000位以内を達成でき、2934位となった。
20日はイベラン最終日。2000位を目標にプレイした。この日は、ブーストドリンクの残量との戦いだった。しかも、ライブブースト回復まで待って放置した後に、ブーストを全消費しても、順位が下がってるというのだ。この事実に筆者は絶望すると同時に、バンドリーマーの本気を感じた。先述した報酬の倍増もボーダーアップの一因だったのかもしれない。結局ブーストを全消費し、スターを100使用したものの、2163位でイベントを終えた。2000位との差は23万ポイント。近くて遠い2000位だった。あと20回ライブできてれば…と悔やむ気持ちでいっぱいだった。
19日終了時の順位
悲しき現実
イベント終了時の順位
イベランのスペック
今回のイベントの対象キャラは、Pastel*Pallets全員(丸山彩、白鷺千聖、氷川日菜、大和麻弥、若宮イヴ)、対象タイプはパワフルタイプだった。筆者のバンド編成は、麻弥が星4であること以外は全て星3(ただし全員特訓済みで、キャラのストーリーも全部開放済)で、タイプもキャラもイベントボーナスキャラ、タイプに一致していた。また、楽器やポスター、フライヤーは全てレベル5以上であった。(パワフルタイプのパラメーターを上げるヤシの木やミートソースパスタのレベルは4だったが)
その結果、バンド自体の総合力は約15万2000、ライブ時の総合力は約24万7000であった。
結果として、1回の協力ライブ当たりにもらえるイベントPは11000~15000程度となった。やや少なめだったのかもしれない。
バンド編成
イベント時のエリアアイテム
イベランに必要な条件と今回のイベランを比較
今回のイベントのボーダーはおよそ340万ポイント。すなわち、2000位以内に入るためには、筆者の場合少なくとも240~260回ライブをプレイしないといけないことがわかる。(この時のライブブースト消費は3なので720~780のライブブーストが必要)仮に、1日3回遊んだ場合、イベント期間は7日と5時間なので、22,3回遊ぶことができる。となると、自然回復して使えるライブブーストは230である。となると、ライブブースト500近くをブーストドリンクで補給する必要がある。ただ、今回のイベントは、人気バンドPastel*Palletsのバンドストーリーイベントだったので、実際はもう少しブーストドリンクが少なくても2000位以内に入れるかもしれない。(筆者が2000位以内に入れなかった一因は恐らくそれである)
ちなみに筆者はブーストドリンクによって、ライブブーストを400弱補給した。バンドリが上手い人はもう少しブーストドリンクが少なくても2000位以内に行けるかもしれない。
ここからは個人的な話だが、2000称号を狙うためにスターを使うのはあまりおススメはできない。無課金プレイヤーなら尚更だ。
ちなみに、イベントでもらえるスコアは、ライブでもらえるスコアに比例している。そのため、効率よくイベント上位を狙うならスコアアップのスキルを重視して、できそうな曲を狙っていくのが定石だろう。無理してレベルの高い楽曲をイベラン中にやるのはおススメできない。また、これは筆者の体験談だが、いくらフルコンしても、greatが多ければ、仮にフルコンできなかったとしてもperfectが多いときの方がもらえるスコアが大きいのも事実である。これを念頭においてプレイするのもありかもしれない。
結論
今回のイベントから、音ゲーが下手で無課金で遊んでいる人がバンドリのイベントで2000位称号を狙うのに必要な条件が以下の3つであることがわかる。
①ブーストドリンクを全部使えば500以上ライブブーストを回復できること
②タイプ・キャラ一致の星3以上がそろっていること(星4があれば一気に楽になる)
③1日3回、1時間ガルパをプレイできる時間があること
この3条件を満たしたうえで、好きなキャラがメインのイベントなら、2000位称号を狙う価値はあると私は考える。
この記事がバンドリーマーの今後のイベランに活きてくれれば幸いである。