それは真夏の氷のよう
今日でnoteを書き始めて6日目。
「まずは1日」
「とりあえず3日坊主は避けたい」
「次は1週……いや5日間続けよう」
となんとも後ろ向きな小さなゴールを設定しながら、とりあえず自分との約束を3回は守ることに成功した。
書き続けて気づいたのは、わたしの頭は休みなしのフル稼働で考えを生み出しているってこと。
そして、考えは生ものだということ。
どうりで瞑想とかマインドフルネスにいつも挫折するわけだ、と妙に納得した。
雑念をひとつ追い払っている間に、新しい考えがふたつもみっつも浮かんでくるのだから。
でも、不思議なことに、それは生まれたそばから少しずつ消えていく。
ちょうど今みたいな暑い日の、氷のように。
ダイヤモンドかもしれないしガラクタかもしれないけど、とりあえず書くことで風化をしのいでいる。そんな感じだ。
実は今日のネタも、昔のノートから解凍して引っ張り出してきたものである。
思いついたフレーズや文章を、ただ時系列に書いているだけのメモ書きだけど、たまにこうやって掘り出し物があったりするから面白い。
それでも大半は、もう意図や背景を思い出せないものばかり。
書き留めていても、溶けていくのを止めることはできない。
でも、考えたり感じたりしていた自分がいたことを証明してくれる、数少ない手がかりだ。
そう思うと、たとえただの文字の羅列になってしまっても、書き遺しておく意味はあるんじゃないかなぁとぼんやり感じるのである。