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(東京セッション会員制度廃止のささやかなお知らせ)

「東京セッション会員」というのを実はちょっと始めて、数日間で廃止してしまいました。
十音の東京でのセッションを半年額制で応援してただく、いわゆるサブスクリプション的なものでした。
今はしれっと、ウェブサイトから消えています。

とにかく「わかりにくかった」のであまり気にしていない方も多いかと思い、また大変お恥ずかしい話だったので、タイトルも(ささやく程度)で失礼します。

お申し込みを頂いた3名の方へお詫びをして、今は、方々に貼ってしまったリンクの火消。

でも上の皆さんすでに、移住前の6月のセッションをご予約頂いていたりと、この制度を利用しなくても長く十音を支えてくださっている方たちでした。

本当にありがたかったのですが、みなさんが損をしない方法で、制度を「なかったこと」に葬り去りました。

一旦更地に戻した十音の東京での施術は、開室日程を公開して先着順に予約をお取りし、一回分ずつお支払いいただく単純な商行為に戻っています。
7月からのご予約が、入り始めたんでした。
以下のページのグーグルカレンダーからご確認ください。
また、こちらnoteにも順次ご案内していきます。


廃止の理由をいくつか、
…というか分けないで塊で差し出しますと、


「お互いしっくり来なかったって感じ」に尽きます。

コンサートにおけるサブスクリプション制度のキメ言葉
「あなただけのリザーヴシートはコチラです」は、
施術だと「何曜日の何時はいつもアナタ」(女郎)ってなことかと思います。実際、十音が東京で施術をするのは約ひと月に3日間で月火水と曜日が決まっていたのでそれも可能でした。

しかし、
「んな先の予定まで決められんわ、
平日だし、
残業あるかもしれないし、
有給取れないと思うし、
ウチも予約はいるかもしれんし」

というクライアントさんたちの念が、お知らせをしてからというものばしばし飛んできました。
…いや、クライアントさんのせいにしてはならぬ。
自分で上記のツッコミを入れていました。もうダメですね、その時点で。

「…練りが足りなかったかな~」という冷や汗と、「新しいことやろうとするときの神からの挑戦状かもしれん!」という思いが交互に浮かんで、しばし硬直。

でもね、後者のように
挑戦状差出人を「勝手に神にしている」ときは、
わたし、準備不足なんです。
神への根回しが足りない。
袖の下も足りてないんです。
神と袖って似ているな…まあそれはいいとして。

会員権、金額的にかなりお得な権利でしたが、
この、「何円オトク」っていう言葉ほど、
誰の支援にも励みにもなってないことはないのだった。
特に我のような弱小商行為においては。

「何円オトク」。
サブスクにおいては、売りポイントを分かり易く説明するのによい言葉だと思います、が
リラクゼーション稼業でその釣り針に引っ掛けようとしているのは「なるべく安くサービスを受けたいという思い」

だとするとそれは十音の活動全体を支え応援してくださいという(特に金銭的に)お願いとはすでに食い違っていました。

(1つ添えておきたいのは、先のお申込くださった3名は、兎に角、旧知で、ヤマザキの混乱性質も、意図も推察した上で、純粋に支援として、お申し込みくださる方たちでした。「予約は苦手だけれど先に払えば必ず施術に行くでしょう」という宣言の方も)

この思いつき、
十音の活動を支えてくださいという「お願い」と、
何円お得に優先的に施術をご予約いただけますという「特典内容」と、
提供し予約いただける日程時間といった「条件」と、
何もかも噛み合っていませんでした。

「読んでも分からなくて。」

とお客様から声をかけられた時、

十音のわかりにくさは、
施術の質とか哲学ではなくて、
この「お誘いのねじれ」のことだと、解りました。


応援したいのに、
どうするのが十音に1番ためになるのか文章からはわからないし、
そもそも何千円も「オトクな」この会員制度が十音の首を絞めていないかわからないし、
当の十音自身も何を言っているのかわかってないのではないか…?

お客様の声

上記であってますでしょうか。みんなさま。

「これ要る?要らないわよね」と言いながら物を差し出すダブルバインドが癖になっている知人がいます。
今はそれがその方の癖だとわかっているので、私は本当に欲しい物だけ遠慮なく頂くようになりましたが、
忙しいアタマには大変に苦しい問でした。

クライアントさん本当に申し訳ない。固まらせてしまって。

施術の対価を超えた十音へのご支援ですが、システムで釣ろうというのは今の私には扱えない技なので、
商行為を増やしそれを買っていただくわかりやすくシンプルな方へ、シフトしたいと思います。

もうひとつ。
十音の旧知のお客様あての、
7月以降のセッションでのご支援のお願いを、
このあといたします。
神への袖の下を充分にしてから…

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