満身創痍
東京出張最終日。これから3セッション。
昨夜はいたみ気味な右腕にクローブとウィンターグリーンを原液塗布して酒を飲んでいたら(良い子はまねしない)一緒に酒を飲んでいたひろこさんが私もください、と仰るので2種類選んでさし上げた。なつかしーい、とプルースト効果だったらしい精油何を選んだかもう覚えていません。昨日は朝、早稲田の建築の社会人大学院生さん2人が、水聴庵ときどころの件でまた打ち合わせによってくださった。本当に美しい兄妹で、一緒にいるだけでほぐされる。8月初に古民家や、集落に興味を持つ彼らのお仲間たちと東京で非公開のワークショップを開催することになっており、そのお題を洗い出してみた。
古材
これも伝統工法で作られた小屋の解体
集落に合った半パブリックなトイレ
この3題かな。
土を扱った1ヶ月のあとなんとなく心も身体も創痍。特に女が普請をすすめるとき月経とのスケジューリングも大切です。溜まっていく血の滞りを感じながら湿気た古材を磨き続けたり、血を流しながら重いものを移動すること男に想像してほしいとは思わないが、独特の世界がある。男の体で語られがちな分野だけれど私はそこ、中間辺りで語っていたい。
いくら自然と調和した暮らしとか言ったって温泉も女には入ることのできない期間があって、回復\(^o^)/酒が美味い!とか言ってられなかったりするのだよ。
体脂肪も落ち筋肉もついて鍛えられていくのだけれどそれなりの深い疲労も課される。課題としてあたえられるという感じ。
人の真善美を見ていたいけれどいつもその裏を見せられる。そういう状況に自分をぶち込んでしまう。コロナ期のドラッグストアとか…最近は投げ銭制での施術。
後者に関しては、昨日常連さんから、最低料金も刺激として提示したほうがいいとアドヴァイスいただいた。投げ銭制は施術者も被施術者もガチンコのちょっときつい制度だと思う。でももう少し続けてみたいと思う。なぜ続けたいと思うのだろう。
そして、施術の料金設定についてもブツとコトでの考え方の違いや、コトをブツに寄せて考えてみることや、委託とか手数料ということの内情と自分の価値の見せ方との兼ね合いとか、最近どろり突きつけられていてなんという季節かと思う。