![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8370304/rectangle_large_type_2_583cc3ac177328c9bb07772f1fded582.jpg?width=1200)
ほぼ日手帳は私のTwitterの裏垢、そして…?
はじめに
こんにちは。ほぼ日の塾第3期生のあやのです。
あれから2年経ちました。早い。あのときは大学1年生で文章とかコンテンツ力が未熟だったけど、ほぼ日の塾をキッカケに書く楽しさを知った私は、今はサークルやインターンで毎週のように記事を書くようになりました。
2年前と比べて、人の心に届く文章が書けたらいいな。と想いをこめて。
ずっと、ずっと書きたかったこと、書きます。
**********************************
(ほぼ日手帳3代目。今年から外の透明カバーを柄ものに)
「株式会社ほぼ日」の人気商品であるほぼ日手帳。
ほぼ日の塾生の方もそうでない方も使っている人は多いはず。
私も現在3冊目に突入。このほぼ日手帳のおかげで充実した大学生活が送れているといっても過言ではない。
ほぼ日手帳の存在を知ったのは小学生のとき。母が愛用していたのがキッカケである。幼い私から見て、1日1ページ、五ミリ包含のまっさらなページに絵を描いて、その日のページを作り上げている母が楽しそうに見えた。
よく私も、母のほぼ日手帳の真っ白なページに絵を描かせてもらっていた。二人で雑貨屋に行ってかわいいシールやペンを買って二人で母のほぼ日に絵を描いていく。母親との幼いころの大事な思い出だ。
そして、大学進学。私は母にお祝いとしてほぼ日手帳を買ってもらった。私の4年間の大学生活をほぼ日手帳にとどめておきたいと思ったのだ。
**********************************
(行った美術展のチケットを貼っているページ)
もともと書くことが好きな私は、絵をつけながらその日にあったことをダラダラと書き連ねた。作文とかレポートなど文章を書くときは起承転結をちゃんとつけなければならない。ただその日にあったことを書き連ねるだけの文章は評価されない。頭に思いついたことをただ書き出していけばいい。
「まるでTwitterの裏アカウントみたいだな。」とふと思う。ただ、ただ呟きを書いていくだけ。
ほぼ日手帳が私の「Twitterの裏アカウント」になった。
(観た映画の感想記録)
*********************************
あるとき、私は恋をした。その男の子のことが好きで好きでたまらなくなった。
想いが募りに募ってパンクしそうだ。
この想いを吐き出したい。そう思ってTwitterを開きそうになる。
「Twitterに書いちゃだめ。あの人が見るかもしれない。」
そこで私はほぼ日に想いを全部書き出した。書き終えるとスッキリした。
その日から、好きな人との間にあったことをこっそりと書き綴る。
「今日、こんな話をした」「今日、目があって嬉しかった」
そんな小さな私の幸せを丁寧に白いページに書き出していく。
読み返してみると、自分がどんなにその人のことが好きか再確認できる。
まるで誰かと恋バナをしているみたい。
そんなことを繰り返すうちに、何かいいことがあった日は、早く手帳に書きたくなる衝動に駆られるようになってきた。
それは、嬉しかったことを大好きな友だちにすぐに話したくなるときの気持ちに似ている。
いつの間にか、1日の終わりに手帳に書きこむ時間が自分と向き合う時間へと変わっていることに気付く。
ほぼ日手帳を書く時間は1番好きな友人とのおしゃべりみたいだと思った。
ほぼ日手帳が私の「友だち」になった瞬間だった。
**********************************
私は「友だち」のほぼ日手帳を手放せなくなってしまった。
出かけた先で思いついたらメモをし、好きな俳優の写真を張り付けたり…。
この1冊には私の「好き」がつまっている。
厚さも既存のものに比べたら明らかに分厚い。この分厚さが私の大学1年間を物語っている。
現在3年生で、私は就活生である。就活をしていて思うのだが、やはり大学の経験を経て何を学んだのか問われる世界だと実感している。
エントリーシートで定番の質問に次のようなものがある。
「あなたが今まで力にいれてきたことは何ですか」
この質問に、どう答えようか迷ったとき、私は3冊のほぼ日手帳をめくってみる。開けば一瞬であの日の自分のもとへ連れていってくれる。そうして、あの頃の自分と向き合ってみるのだ。
そこには私の「本音」が記されている。
何を楽しいと思い、辛いと感じ、感動したのか。細かい記録をたどりながら自分の真意に気付かされる。
これから、人生の選択を決めていく私にとって、ほぼ日手帳は最大の「武器」になるに違いない。
**********************************
ほぼ日は、私の溢れる想いを全て受け止めてくれる大きな器。
毎日の想いを私は書いて書いて書きまくる。私の「今」を綴るのだ。
そして、楽しいことがあったら、話を聞いてくれ、辛いことがあったら頑張っていたときのことを思い出させてくれる大事な大事な友だち。
ほぼ日手帳に出会えてよかった。もし、出会えてなかったら、私はいろんな想いをため込みすぎてパンクしていたかもしれない。
これからも大切にしていきたいと思う。
おわり
**********************************
最後に
ほぼ日手帳についてずっと言葉にしたかったので、この機会に書いてしまいました…。ほぼ日の塾の方に感謝します。
「ここ、こうした方がいいよ!」という意見があればコメントしてくださるとありがたいです。note、これからもいろいろ書いていこうかな。
あと、手帳に困っているのならほぼ日手帳を使ってほしいと思います。1日に1行だけでも、絵だけでも、何か書いていけば次第に仲良くなれるはず。
以前、私が別の媒体でほぼ日手帳の魅力について書きました。
このとき糸井さんにリツイートされてびっくりしたなあ。懐かしい。
それでは。
こちらの方もぜひ→http://gaku-yomu.com/2016/11/28/6181