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英語で「煮物」と言うのが案外難しかった件

英語レッスンでは最初に雑談というか、その人の日常にあったことなどを英語で話してもらったりしています。自分の日常というのは、その人が話したいと思う事柄のひとつではあるかなと思ってそうしています。

昨夜のレッスンでは、生徒さんはテレワークで家に居たので料理をしたとのこと。何を作ったのか聞いたら、「煮物」だそう。

煮物、だけだと辞書を引いてもcooked dishとかsimmered foodとなっていて、それじゃあんまりピンとこないよねという話になり、

何の煮物か聞いたら、里芋、椎茸、高野豆腐を出汁で煮たとのこと。
里芋というのも辞書を引くとtaroとなっている場合もあるし、satoimoとそのまま使う場合もありそうです。
椎茸はmushroomでいいかなとも思うけど、辞書を引くとshiitakeとした方がいいのか?迷うところ。
最後に高野豆腐はfreeze-dried soy curdでこれはまあ、伝わるかはともかくとして、そして説明っぽいけど、英訳としてはそうなのねという感じ。

さて「煮物」。
この文脈で、テレワークで家にいたので煮物作った、と言いたいときだったら、
I cooked shimmered vegetables and freeze-dried soy curd because I was working from home today.
くらいですかね。

里芋、椎茸は立ち入ると一つ一つ説明が必要になりそうです。
まあ、高野豆腐も分かる外国人は少ないかもしれませんが、豆腐のフリーズドライバージョン、といった説明で伝わりそうです。
出汁のbrothも多分英語圏の人とかだとチキンブロスとか想像しそうだから、いやいやdried bonito flake(かつお節)の出汁だとか、色々説明が必要になりそう。

食文化は深いよねと生徒さんと話しました。
海外旅行行ってレストランのメニュー読むのとかも難しいですよね。


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