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「自分に自信をもてる子どもに育てるには?」【ママ】『自信をもてない人のための心理学』

仕事をしながら子育てをしている女性が
増えてきています。

「私が仕事をしているせいで、子供の可能性を
伸ばしてあげれていないのでは?」

「一人だと、忘れ物ばかりするので、
前日に用意を手伝っていたら、何でも
私を頼るようになり、先が不安になっている」

「学校に行きたがらなくなり、いじめられて
いるのかもしれないが何も言わないんです」

お母さんの悩みは、つきることが
ありません。

本日は、
「自分に自信をもてる子供の育てるために必要なのは?」
についてお伝えします。

最も必要な事は、子供を信じることです。
手助けを一切しないことです。

そして、子供を信じるためには、
あなたが、自立をして自信を持って生きることが
とても重要だと思いませんか?

この本にも、
インターネットの記事や情報にも、
「子供が自立するため」の
ノウハウが数多く掲載されています。

*叱るより褒めよう
*子供と居る時間を増やそう
*子供達のやりたいことをやらせてあげよう

他にも数えきれない方法がいくつも載っています。
そして、何冊も何冊も
子育て本が毎月のように出版されています。

なぜだと思いますか?

それは、どんなにノウハウが
わかっていても実践できる人が少ないからです。
うまくいかなくて、子育てに悩んでいる人が
どんどん増えているのです。
自分に自信の無い親御さんが多いから、
悩みがなくならないのです。

ある親子の話しをしますね。

朝、起きれない小学校2年の
男の子を持つお母さんがいます。

一学期は毎朝、息子のT君を叩き起こして
無理やり朝食を食べさせ、
手を引っ張って学校へ連れて行きました。

夏休みの間になんとか
自分で起きて学校へ行けるように
訓練しようと試みました。

しかし、2学期になっても
息子は起きれません。
早く寝ているし、
学校を嫌がっているわけでも
ありません。

そのお母さんは、
パートタイムで仕事をしていて、
来年からは、朝早い時間に
出勤することが決まっていました。

T君が起きてくれないと、
自分も仕事に行けなくなってしまうので
気持ちが焦るし、イライラが増えて
いきました。

お母さんは、ママ友達に
紹介してもらった
精神科の先生に
二人で相談に行くことに
しました。

すると、その先生は、
「お母さん、息子さんが
一人で起きるまで
何も言わず、何もしないで
自分の事をやってください」

とお母さんに伝えました。
お母さんもそこに
一緒にいた息子さんも
「え??」と驚いて
先生をみたそうです。

「先生、それでは息子は
毎日遅刻してしまいます。
勉強も遅れてしまうし、
クラスの皆に迷惑をかけて
しまいます」

とお母さんが言うと、
その先生は、
「それでいいです。
皆に迷惑をかけて、
勉強が遅れるのは、
息子さんの責任です」

するとお母さんは、
「息子はまだ小学2年なんです。
責任なんかとれません!!」

先生は冷静に、
「じゃあ、お母さんが病気になったら
どうするんですか?」
「大きくなっても起きれなかたら
一生、お母さんがやってあげるのですか?」

「お母さん、自分で自分の責任を
とれなければ、ずっとそのままですよ。
そして、息子さんを起きれなくしている原因は、
お母さん、あなたですよ」

そのお母さんは、頭では理解しているのですが、
その先生の言ったことは納得できないまま
家に帰りました。

「もし、このまま就職しても
一人起きれない子になったらどうしよう?」
という不安も襲ってきました。

そのお母さんは、まず一週間
黙って起こさないでいてみようと
決めました。


息子さんにも
「お母さんは、明日からあなたを
起こすのをやめたからね。
自分で起きてね」
と伝えました。

息子さんは、
「じゃあ、僕起きれないから
学校に行けないかも?」
と不安そうにお母さんに言いました。

お母さんは胸が苦しくなりました。
翌朝、息子さんを起こしませんでした。

T君は、学校の一時間目の授業が
始まる頃に起きて、
用意をして遅刻をして学校へ行きました。

T君は泣いて暴れたそうです。
お母さんは、「起きなさい!」と声を
かけれないことが、こんなに辛い事なのだと
ビックリしたそうです。

歯を食いしばり、
T君を起こさずに,
見守りながら一週間が過ぎました。

最初の3日間は、暴言を吐きながら
遅刻していました。

4日目は、使っていなかった
目覚まし時計を2つ枕元に
置いていました。
それでも遅刻しました。

5日目は授業の始まるちょっと
前に学校へ着くことができました。

お母さんは、毎日ドキドキしながら
T君が学校に行くのを
笑顔で見送ることを心がけました。

少し早く起きれると
「やったね!!」と声をかけました。

1ヶ月たった頃、T君は、
自分で起きて遅刻しないで
学校へいけるようになっていました。

お母さんが喜んでいるのは
もちろんですが、
一番喜んでいたのは、
息子さん、本人です。

「自分は自分の力で起きることができた!!」
という自信がついたのです。

お母さんは、息子さんの頑張りを
一カ月観察をしていて気が付いたそうです。

「息子は自分に自信がなかったのかも?」と。
また、
「私が仕事が朝からになるから不安になっていたのかも?」
とT君の気持ちに寄り添う余裕もできてきました。

朝起きれない期間のT君には、
かける言葉も
「起きなさい!!」
「早くしなさい!!」
「なんで皆ができることができないの!!」
と否定する言葉しかかけていませんでした。

しかし、
一人で起きて頑張っている息子さんを
みていて、愛おしくて、
学校へ行く時に、自然にハグをして
「いってらっしゃい」と言うようになっていたのです。

私達は、普段の生活の中で
「この子にはできない」と
決めつけてしまっていることが
沢山あります。

それは、大抵、お母さんや
お父さん自身が自信が無くて
勝手に決めつけてしまうことが
多いのです。

「子供の可能性」を信じるためには、
親の訓練や、忍耐が時に必要であり、
自分自身が自立していないと、
子供の背中を押すことができません。

そうは言っても一人だと
なかなか、自分を大切にすることも
忘れてしまうし、後回しにしてしまいますよね。

もし、イライラしてしまい、子供の大らかな
気持ちで接する事が出来ない時は、
私にご相談ください。

あなたの話しを徹底的にお伺いし、
感情整理をして、前進できる
お手伝いをさせていただきます。

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ご記入いただき、送信してくださいませ。

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