『人生を変える80対20の法則』リチャード・コッチ 阪急コミュニケーションズ
経営者の心を楽にし、無意識の思い込みを破壊し、感情の整理をして、やるべきことの優先順位を確認し、仕事の効率化を助ける感情整理セラピストの植草あやこです。
成功している起業家は、最小限の努力で最大限の効果が生まれることがあるという法則を活用しています。
こんなに努力して頑張っているのだからいつか必ず、報われて結果がでるにちがいない!そう思い続けていませんか?
もしかしたら、近道があるかもしれないのに、今の歩いているのが遠まわりだとわかっているのに、道を変えられない人が沢山いるのです。
◆まず、タイトルにもある「80対20の法則」とは何か?
投入、原因、努力のわずかな部分が、産出、結果、報酬の大きな部分をもたらすという法則です。
具体例を5つあげてみます。
1 会社の売り上げの8割は、2割の優秀な社員が生み出している
2 会社の売り上げの8割は、2割の商品によるものである
3 会社の売り上げの8割は、2割の顧客によって占められている
4 webサイトでは、サイト全体の2割のページに、8割のアクセスがある
5 仕事に費やした時間の2割が、全体の8割の成果を生み出している。
ある化粧品販売をしている社長は、売上をあげるための会議を月に一度行っていました。会社全員で一丸となって目的や目標を決めるために会社の8割の社員を集めて会議で話し合いを続けていました。
しかし、意見はバラバラ。売上目標を決めても達成することがなかなかできませんでした。
ある時、社長はこの80対20の法則を知り、会議に呼ぶ人を2割の優秀な社員のみにしてみました。そして、今まで大量な商品の数を売れている2割の商品に絞りました。すると、3カ月位してから、売上が少しづつ上がり始めたのです。
会議は、優秀な社員のみで行うと短い時間でサクサクとやるべきことが決まり、無駄な時間もかなり省くことができました。
売れている商品を2割に絞ると、売れない商品に手間と時間をかけていたことをまず実感しました。商品が少なくなった分、広告費にあてたり、SNSの投稿やメルマガなどのお客様への情報発信する時もお客様にも、シンプルでわかりやすい媒体を創れるようになっていきました。
全員に知ってもらうより、本当に商品のファンになってくれている2割のお客様がリピートして購入してくださり、長期で利用していただけることが売上にもつながります。
80対20の法則を意識してみましょう!
経営者の皆さま
既にこの法則を知っているかたもいらっしゃると思います。しかし、なかなかすぐにそれを実践している人は大変少ないです。いいな、と思ったことをすぐに行動できる人は、自信も余裕もあります。失敗を恐れていません。あなたが行動する時に自分にストップをかけてしまう思考のクセを一緒に見つけていきます。私にあなたの話を聴かせてください。心を楽にして、前向きに行動できるように感情を整理するお手伝いをいたします。
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