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「最短で離婚するためにやるべきこと『離婚の準備と手続きがわかる本』

「離婚て両者が同意していれば簡単にできますよね?」
「自分の希望通りに離婚成立はできるものなの?」
「離婚はこじれると家庭裁判所とかにいくのかな?」


離婚のご相談にいらっしゃる方は、
ご自分で詳しく離婚の事を調べていない方
が大変多いです。

また、調べていたとしても、
ご自身の都合のよい捉え方や
調べ方をしていないので、
大事な事を見逃している事があります。



本日は、基本に戻り、
「最短で離婚するためにやるべきこと」
について解説していこうと思います。

最短で離婚するためには、
離婚についての知識をできるだけ増やすことです。

まず離婚の理由を明確にすることの大切さを
以前、記事にしました。


そして、理由が明確になったら、
どういう方法で離婚を成立させ、
これからどうやって生活するのかを
シュミレーションして整理してみます。

そして、最も皆さんが忘れがちなのが、
ご自分の未来の事に目を向けることです。
離婚した後に自分がどうしたいか?
を明確にしてそれを目標にすることです。

そうでないと、
お互いに相手の嫌な所を探しているだけで、
話合いが進まずに泥ぬまにはまります。


離婚の種類は4つあります。

⑴ 協議離婚**********夫婦が話合いにより合意して離婚する方法

⑵ 調停離婚**********夫婦の一方は申立人となって行われる、家庭裁判所の調停によって離婚する方法

⑶ 審判離婚**********調停が不調に終わったあと、家庭裁判所が離婚が望ましいと認めた場合に限り、職権で下す
  審判により離婚する方法

⑷ 裁判離婚**********裁判によって離婚する方法。協議、調停、審判でも離婚できなかった場合に行われる
 ・和解離婚****離婚裁判の途中で、裁判所から和解をすすめられ、双方が歩み寄って合意に達し離婚する方法
 ・認諾離婚****離婚裁判の途中で、訴訟を起こされた側(被告)が訴訟を起こした側(原告)の請求を全面的に認めて離婚する方法

この説明をみているだけで、
離婚するのが面倒になってしまう人も
いるのではないでしょうか?

自分は、どの種類で離婚するのか?
いつまでに、いくらの予算で結果を出すのか?
決めてください。

それには、相手の性質や、思考なども
ふまえてよく観察しておくことも必要です。
感情的にぶつけても、相手は話を聴いてくれません。

思い通りにいかないケースの方が多いです。
相手がどんな性格でどんなタイプかにより、
離婚の方法を変えることも可能です。

◆ケース1
ある女性は離婚したいと旦那様に伝えました。
旦那様は、
「1年時間を欲しい。自分が治せる所は
努力するのでチャンスが欲しい。そして、月に1度
話し合いの時間を創りたい」と言いました。

1年間二人は、毎月2時間づつ時間をとりました。
お互いの想いを伝えあって一年話合いをしたのです。

結果的に、二人は1年後に離婚しました。
「協議離婚」です。
お子様もいなかった事もありますが、
旦那様の家に二人で住んでいたので、
女性が家をでていきました。

財産分与などのやりとりも
一切なく、離婚する事になりました。
スムーズに離婚できたケースです。

◆ケース2
二人の娘さんのいる専業主婦の
Sさんは、旦那様の言葉のパワハラが
原因で離婚を考えていました。

一緒にいるのが嫌なので、
同じ家の中でもできるだけ
旦那様と顔を合わせないように
避けて生活をしていました。

そんな生活が半年以上続くと
旦那様もイライラが酷くなり、
喧嘩をすることが多くなりました。

喧嘩の時に、
「もう耐えられない!!離婚して!!」
とSさんは、旦那様に大声で怒鳴りました。

それから何度も離婚の話を
しましたが、無視し続けられました。
このままでは、話合いもできないので、
弁護士さんをお願いすることしました。

弁護士さんから連絡がきた後、
旦那様は更に暴言を吐くように
なりました。
「勝手なことをしてふざけるな!!」
「オレは応じないぞ」

その後、数か月してから、
やっと旦那様側に弁護士が付き、
お互いの離婚の条件を出しあいました。
すると、、、、
殆ど、育児にかかわらなかった旦那様が
親権を要求してきのです。

希望では、
弁護士さんを通じて、
協議離婚をしようと思っていた
Sさんです。

協議離婚は難しいことが
判明して、調停の申し立てを
することになりました。
彼すます憎むようになります。

もちろん、旦那様はすぐに
申し立てを受け入れるわけがありません。
数か月してやっと調停にて
話合うことを承諾してくれたのです。


まだまだ離婚までの経緯は
続きます。
え?こんなに時間がかかるの?
と驚いたかたもいるでしょう。

双方が良い関係性を築いている場合は、
協議離婚ができます。
こじれません。

しかし、相手を避けて
お互いの希望だけを
押し付けあうような関係のご夫婦は、
どんどんこじれます。
時間がかかります。

時間とお金をかけずに
離婚するには、
明確な目標、予算、
期限を決めてそのために
どんな方法で話合いをするか?
ありとあらゆるケースを想定しながら
準備する必要があるのです。

もし、最短で離婚を希望するなら、
まず、離婚の勉強をすることです。

相手を悪く言うことばかりに時間をそそぐより、
相手がどうしたら心が動くか?
相手が納得して承諾してくれるには
どのような条件を提示した方が良いのか?
整理をしてみてください。

感情的に苛立ち、
お金、健康、未来の不安を
いだきながらの離婚は
ネガティブになりがちです。

独りで混乱してしまう時は、
私にご相談ください。
あなたの想いをうけとり、
どのように明るい未来へ向かって
前進していけるか?を
一緒に考えましょう。


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