身近に起こったコロナデートDV
外国人の友達がデートDVに会って、今日私の家に避難してきます。
胸が痛んで仕方ない話。
忘れないように、また、こういう思いをする人が今後出ないように、
書き残しておきます。
私の友人について
ポーランドというヨーロッパの国から1年間、ワーキングホリデー制度を使って来日。
レストランでバイトをしたり、旅行をしたりして過ごしていました。
彼女自身は少し頑固で風変わりではあるものの、小柄で素直。かわいらしい感じです。
大学・大学院で生物学を勉強しながら日本語も個人的に勉強していた、いわゆる”エリート”です。
今年4月末に帰国予定でしたが飛行機が欠便になり続け、
滞在を延長中。(順調にいけば6月頭に帰国できる予定)
4月に借家の契約が切れてしまったため居場所がなくなり、
日本人の彼氏の家に住ませてもらっていました。
彼氏との関係性
彼は日本人の年上男性で、
海外経験もあり研究職についているいわゆる”エリート”です。
完全なデートDVに発展する前も、
私の友人は以下のような悩みを口にしていました。
「私のことを、えらいね~。とか、かわいいね~。など、子ども扱いした口調で言ってくる。やめてほしいと言うと余計繰り返す。」
「私が友達や家族と電話しているときに『一言挨拶して!』と頼んでも、頑なに拒む。自分のことを大切にしてくれてる感じがしない。」
「彼が帰省するのについて行きたいと頼んでも、拒否される。ひどい。」
これらはどちらかというと
日本人とポーランド人の考えや慣習の違い
という感じがしていて、特段危険視していませんでした。
(今思えばこれらも、「相手の考えを理解しようとして、折衷案を探す。」
ということが出来ていなかったという点で問題だったんだろうな、と感じています。)
それが、一緒に住み始めてから、
明らかにまずい態度に変容していったのです。
「死ね。」
「いつまでうちに居続けるつもり?」
「出て行ってほしい。」
「さっさとポーランド帰れ。」
「俺が出ていく!」
といった、明らかに彼女を傷つけることを意図した言葉の数々。
他にも、
・少しキッチンを汚してしまった瞬間に大声で罵倒される
・彼の仕事中に物音を立てるとキレらる
みたいなこともあったみたいです。
※これらはあくまで彼女側からのみ口頭で聞いた話です。
これって、完全にデートDVじゃないですか?
・相手を傷つける言葉
・思い通りにならないと、どなったり責めたりおどしたりする・される
こういう項目がまさに当てはまっているように思うんです。
さらにタチが悪いのは、
彼がデートDVに該当する行為をとった後で、とても反省した顔で謝ってくるという点。
謝られて優しくされると彼女も彼を100%悪いと言えなくなってしまい、
なかなか人に相談できなかったみたいです。
出典:https://notalone-ddv.org/more/238/
まさに、上の図の状態なんだろうな、と始めに相談を受けた時に思いました。
なんでデートDVが生じたの?
彼も彼で、狭い一人暮らし用の家に彼女とはいえ他人を泊め、
・追い出すわけにもいかない
・いつまでそれが続くかもわからない(飛行機の欠便・延便が常に行われる状態なので)
という状況になってしまったことで、本来の冷静さを失ってしまったのかもしれません。
文化の違う国で育った考え方の違う2人が四六時中一緒にいれば、
それなりのストレスもたまったことでしょう。
でも、少し冷静に、
「自分が、問題解決のためではなく相手を傷つけるための言動をしていないか。」
ということを考えて、行動する必要があったのではないでしょうか?
相手を傷つけることでは何も解決しません。
問題を解決するにはお互いの本音を話し、折衷案を導きだす必要がありますよね。
彼がそれをできない精神状態になってしまったから、
きっとデートDVに発展してしまったのではないかと想像します。
とにかく彼女がこれ以上彼と一緒にいるのは、二人にとって本当に良くないので、
今日から彼女には私の家に来てもらいます。もう大丈夫だからね。
二人がいったん物理的な距離を置くことで、
冷静に円満な解決策を見出せることを切に願って。