タイム感を制するものはコミュニケーションを制す

ある日家でご飯を一人で食べていた時

あ、
食べるペースが早い、
だめだ、だめだ

と気づいて

今の噛んでいたタイムが気になって
その場でメトロノームアプリで確認したら
四分音符143で8ビートだった。笑


それは私、食べるの早すぎるわけだよ、と突っ込みながら
最近、生活のタイム感も、早すぎるのかも
って感じた。

***
人にはそれぞれ、

生活とか環境
キャラクターや
バイオリズムによって
タイム感が生まれてて

それが状況により、前後しながら生きている。
心拍数、なんてのは一つ、人のタイム感を数値化する目安になるんだろう。

例えば家事をこなしてる時のタイム感もある。
アップテンポの曲かけながら家事するの捗るのも頷ける。
日曜日の午後に本でも読みながらボサノバかけたくなる心理もタイム感だし。(久しくやってないなぁ。)

もちろん、仕事でもある。

それは事務仕事でも生まれるし
対、人への接客でも生まれる。

***
私のお仕事は歌の個人レッスン。
対、人である。

1時間、密室で1人の人とじっくり関わることとなるため、お相手の持っているタイム感をダイレクトにキャッチすることとなる。

喋るスピード、から始まり

考えるスピード
感じるスピード
理解するスピード
表現するスピード

みんなそれぞれに、タイム感を持ち合わせてるなぁと、レッスンのたびにひしひしと感じる。


勝手だから、やっぱり同じくらいのタイム感の人のほうが楽だ。

でも仕事だし、時に自分のその時のタイムと、ずれている人とも寄り添って合わせなくてはならない。


早すぎる人を落ち着かせることもあるし
自分よりゆっくりな人に、ゆっくりと寄り添うことも必要だ。
もちろん、ゆっくりすぎる人を、ちょっとビルドアップさせることも大事。

あとはリズムの癖?
この人は、
三連で話すこと多いなぁとか
シンコペーション多いなぁとか
16の裏から攻めてくるスリリングな感じがお好きね、とか
あらワルツだわ、とか
あまりに16ビートすぎるから倍の8ビートで話してみたらサウンドするな、とか笑

もちろん、細かくこのように、毎回考えて接してるわけじゃないんだけど
恐らく私は、ミュージシャン的にそれを感じながら接してるし
タイム感にフォーカスして空気を作るようになったら、接客はよりスムーズになった。


接客や対人関係、コミュニケーションで悩んでいる人は
リズム練習すると、ある程度お話が上手になるだろう。

コミュ力高いな、と思う人は、やっぱり
リズムの引き出しが多いし、リズムの伸び縮みに瞬時に対応できている。

8ビート、16ビート、三連符、swingを
テンポ60〜240で話す練習とか
裏拍でお話するルール作るとか
3.5.7の奇数拍でお話する練習とか?
敢えて倍速で話したり、ポリリズム(リズムがお互いに異なる状態でシンクロさせる高技術)で話すってのもいいね。笑

今時の音楽で欠かせない、ラップの概念にも近い。

(コミュニケーションのためのお話リズムトレ!ってYouTubeにあげようかしら。笑)

会話は言葉のキャッチボール。

もともと持ってるリズムをコントロールする術を得たら、

お話はよりスムーズになって、より楽しくお話ができるはず。


(もちろん、ここには滑舌の問題も含まれますね)

***
私の場合は、テンポの速い人と話しているほうが
スムーズなことが多い。

自分ではのんびりしているほうだ、と思っていたけれど、どうやら。
思ってた以上にせっかちで短気なのかも、と
最近になってようやく自覚した。。

(今の私が、若干生き急いでるからかも、しれないけど。笑)

でも、このままでいると
得意のスローのバラードを歌い上げたいときに
全部くい気味で、せっかちになっちゃって
リラックスした歌が、リラックスした雰囲気が、作れないのは困るし。

ゆっくり、噛み締めて理解したい生徒さんに寄り添えないのも、困るしな。


***
とりあえず、毎日出来ることからスタートを。
ダイエットと胃腸への負担の軽減にもなるし、咀嚼のタイム感から強制。

テンポ4分音符80、8ビートで
噛んで食べるのが目標。



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