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自分にとっての正解を納得して生きるということ

「働く、生きるを、HAPPYに」をミッションに100%個人起点の転職エージェントをしている株式会社ミライフでキャリアデザイナーをしております、あやぱんこと中川綾子です!
自己紹介はこちらのnoteこちらのnoteでしています。よろしければご覧ください。

今日は二人の息子たち(9歳の長男と6歳の次男)の生き方の哲学から学んだこと、転職活動に活かせそうなことを書いてみたいと思います。

納得しないと動けない子供たちを見て。

彼らと日々接していると、「なんでそんなことをするのだろう?」と思うことが結構あります。

でも、それを紐解いていくと、そこには必ず理由があることに驚きます。

例えば、長男の話。
毎日宿題をしっかりやっているのに提出をしていない、ということがありました。
出すのを忘れていたのかと思いきや、そうではなく、みんなが出すところを席に座って眺めていたそうです。

理由を聞いてみると、「出す理由が分からなかったから。」とのこと。
目から鱗でした。

息子に、宿題を出す理由を私なりに説明したところ、何点か深掘り質問をされたので答えていくと、納得をしたようで、翌日から出すようになりました。

また、別の時には、次男にこんなことがありました。

ラーメン屋さんに一緒に行った時。待っている間にふざけて、テーブルの上にあったお箸の入った箱を落としてしまいました。

お店にとっては、とても迷惑なこと。
すぐに謝りなさいと叱りますが、なかなか謝りません。本人が悪くないと思っているのかというとそんなことはなく、申し訳なさそうな顔で、運ばれてきたラーメンをすすっています。

すべて食べ終わって様子を見てみると、いつもと同じ表情。まあ、いいかと帰ろうとすると、「お店の人に謝りたいから、どの人に謝ればよいか教えてほしい。」と突然言い始めたのです。

後から理由を聞いてみると、自分が謝りたいと本当に思うまで、何がいけなかったのかを理解するまでは、「ごめんなさい。」が出てこないのだというのです。

「ごめんなさい。」を言う理由が自分の中で整理できるまでは、口には出さないという彼なりの納得感が必要だったわけです。

自分の納得よりも、模範解答に合わせようと頑張ってきた方々へ。


では、私が子供の頃はどうだったでしょう。
・「宿題は出すべきものである」という世の中の正解に基づいて出す!
・大人に叱られたらとりあえず謝っとく!
こんな感じで生きていました。

世の中には正解があって、そこに沿って生きることが正解であると思っていたわけです。
ある意味、外に正解があって、その通りに生きればよいので、楽だったようにさえ感じます。

一方で、それをずっと続けていると、どうしても正解になれない自分というのも出てきて、失望してしまうことも多々。

これってちょっと転職活動の面接にも似ているなと思っていて、何かしら面接通過するための正解がある気がして、それを求める。そこに合わせるために対策をする。

でも、面接で深掘りされていくと、あくまでも本心から思っていないことなので、本心が出てしまう。結果、お見送りになってしまい、正解になれない自分に失望してしまう。そんなことってありませんか?

では、このお見送り、その企業に正解になれなかったからお見送りになっているのかでいうと、意外とほとんどが「本心から言っているのかが分からない」というものなんですよね。

つまり、模範解答を答えられないことが不正解なのではなく、自分にとっての正解が何かを納得して語れるかどうかが大事なのです。
自分にとっての正解が何で、その正解が受けている企業で本当に実現できると思っているのかどうかが、大事なわけです。

でも、模範解答に答えようと頑張ってきた方ほど、真面目な方が多く(自分で言うのもなんですが、私もですw)急に自分にとってのキャリアの正解を見つけてこいって言われても難しいですよね。

だから、日々の小さいところから。私の息子たちのように毎日の行動や言動を、自分が納得してできているのかを自分に問うてみましょう。

もし少しでも、納得できてないなと思ったらチャンス!
どうすれば納得できるかに、自分にとっての生き方の正解が詰まっているかもしれません。
どんなことでもいいので、こうすればもっと納得できるかも!ということを書き出してみてください。

一緒に自分の正解、見つけましょ!

書き出してみたはいいが、じゃあこれをどう自分の生き方の哲学にし、どうキャリアビジョンに繋げていくの?って思いますよね。

こんな時こそ、私たちキャリアデザイナーの出番であり、親の出番なわけです。

一緒に言語化して、自分だけの正解をみつけてみませんか?

キャリア相談はこちらから受け付けています。
ご興味ある方は、ぜひお話しましょう!

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