ピンチはチャンスを繰り返してきた私の体験談
「働く、生きるを、HAPPYに」をミッションに100%個人起点の転職エージェントをしている株式会社ミライフでキャリアデザイナーをしております、あやぱんこと中川綾子です!
自己紹介はこちらのnoteやこちらのnoteでしています。よろしければご覧ください。
今回のnoteでは、「ピンチはチャンスって思って前向きに生きてきたら、できることや好きなことが増えてきた!」という私の話を書こうと思います。
「しんど・・・」って思うピンチの時が訪れた時に、ぐっとこらえて前を向いた経験を振り返ってみると、「つらかったな~」というよりは、「あの時ピンチくれた神様マジでありがとう!」って思うことが多いのが私です。
実際に、「キャリアというものは偶然の要素によって8割が左右される。偶然に対してポジティブなスタンスでいる方がキャリアアップにつながる」というキャリアコンサルティング理論「プランドハプンスタンス理論」が大好きで、そう思って生きていると、本当に人生が前に進むなって思うんです。
今がしんどいなーって思う方の勇気に少しでもなればと思って書いてみますね。
■ピンチ:毎日終電の仕事をしながら不妊治療が必要に!
■チャンス:仕事の生産性を上げるチャンス!
30代前半の頃。今とは違う、企画やディレクションを行う仕事をしていました。納期までに正しく、しかも周辺部署や外注も巻き込んで完結をさせないといけない仕事だったので、周りに合わせるからこそ、時間をコントロールするのが難しい仕事でした。
そんな中、子供をなかなか授かることができず、病院へ通っていくうちに不妊治療が必要なことが判明。不妊治療は突然通院を求められたり、精神的にもしんどかったり、ということがあるため仕事を変えることも検討しました。
でも、自分が積み上げたキャリア。チーム内でも任せてもらえることが増えてきた。そんな時に、仕事をあきらめてもし子供ができたとしたら、いつか子供のせいにしてしまうことがあるのではないか。
キャリアも子供もあきらめない自分になれたら、それにより勇気をもらう後輩の女性社員がいるのではないか。同じく、不妊治療をしながら仕事をする女性に、言ってあげられることが増えるのではないか。
更には、めでたく子供を授かることができたら、子育てしながら限られた時間で仕事をしなければいけない時の練習になるのでは・・・?
そんな思いから、チームに不妊治療をすることをオープンにし、決まった時間に出社できないことはあるかもしれないが、なるべくチームの業績を落とさないようにやってみるから、協力してくれないか?と相談しました。
すると、思った以上に周りが協力をしてくれて、一緒に頑張ろうとチームメンバーが言ってくれたんです。
結果、限られた時間の中でパフォーマンスを出すことに意識が集中し、前よりも短い時間で成果も出せるようになりましたし、それがワーママになってからも活きています。
何より、その後入社した女性のキャリア支援の会社で、同じ悩みを持った方々に当事者として語ってあげられることが増えました。
あの時、あきらめなくてよかったな~って今でも思っています。
■ピンチ:ワーママなのに初めてのスタートアップ!正解がない中で自分で本当に作り出せるの?!
■チャンス:前例のないことでもやってみてPDCAを回す力が付くチャンス!
不妊治療を終えて、無事妊娠が判明すると同時に、夫の転職と九州への転勤が決まりました。当時はリモートワークというものが普及していないこともあり、転勤帯同を余儀なくされ、退職をせざるを得なくなりました。
その後は、専業主婦として、子育てを中心に過ごしていたのですが、子供が1歳になるときに、夫の転勤が関東に決まり、再度仕事に就くチャンスを得ました。
その際に入社したのが、女性のキャリア支援を行っているスタートアップでした。事業やビジョンミッションに強い共感を持って入社したものの、スタートアップは初めて、かつワーママとして働くのも初めてでした。
その中で、ぶち当たった壁は「頼まれる仕事のボールの大きさ」にどう向き合うのか、でした。
かつ、基本的にはスタートアップのため、前例がないものを「作ってみてください。」「やってみてください。」というスタンス。
いかにこれまで先輩方が作ってくれた土台の中で、できた気になっていたかを痛感しました。
更に、仕事から一度離れて、少し自信を無くしていた私には、「うまくできなかったらどうしよう・・・。」という不安が一番最初に訪れました。
でも、その時に同時に思ったんです。
ワーママとしてこれから働いていく中で、自分で答えを作れる力を身に付けることができたら、子育てもキャリアもあきらめずにいろんなことに挑戦できる自分になれるんじゃないか。
実際、そこからは必死でしたし、わからないことは周りに聞いて助けてもらいながらも、何とかゴールに向かって最適なプロセスが何かを考え、PDCAを回し、得たいゴールを得ることができました。
その結果が、更に社内異動のチャンスに繋がり、やりたいことに挑戦できる打席に立つことに繋がりました。
その経験から、「何かを始めるときに感じた不安は、むしろ可能性のチャンス!不安どんとこい!」と思えるようになり、様々なチャレンジを尻込みせずにできるようになった気がします。
■ピンチ:これまでのやり方では急に成果が上がらなくなったぞ!
■チャンス:やり方を変えることで、長年続けてきたこの仕事を新しい角度から楽しめるチャンス!
時は経ち、今年の春の事です。
おかげさまで、ミライフ入社以来、たくさんの方の転職成功に立ち会うことができていました。
がしかし!
今年の春頃、なかなかご支援に至らない時期(成果が出ない時期)がやってきます。これまでやってきたこと・成功体験をもとに、変わらずやっているはずなのに・・・歳を取って能力が衰えたのか・・・どうしよう・・・と焦っていました。
でも、焦ってもしょうがないと思い、原因を探っていくことから始めました。すると、今までのスタイルに少し変化と、知識を加える必要があるなということが見えてきました。
齢42。これまでやってきたことを変えることに一瞬の戸惑いはありつつも、思ったんです。
「長年やってきた転職支援のお仕事。やり方の変化と知識を加えることで新しい面白さや価値貢献ができるようになるのでは?!」
そこからは、周りのメンバーに助けてもらいながら、知識を蓄え、やり方に変化を起こすことに挑戦をしました。
結果、これまでにはない価値を提供できる場面、それによって感謝される場面も増え、たくさんの転職成功に立ち会うことができました。
それと同時に、この仕事ってこういう面白さもあるんだ!という新しい気づきと刺激にもなったんです。
この経験から、いくつになっても変化することをいとわなければ、まだまだ新しい世界に出会えるんだな~と思った私です。
■終わりに
何か壁にぶち当たったときの不安や焦りって必ずあるものですよね。ない人なんていないと思います。
不安や焦りという感情は、なるべく消し去りたくなるけど、消し去るのではなく、チャンスだと思って掴んでしまえば、すこーし気が楽になったり、楽しくなったりするのかなって思います。
皆さんもぜひ「ピンチはチャンス!」精神持ってみてください~。
そして、よかったら壁にぶつかったら、一緒にチャンスをつかみに行く方法を考えましょう!
キャリア相談はこちらから受け付けています。
ご興味ある方は、ぜひお話しましょう!