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【アメリカ生活】留妻になって2ヶ月、最近感じる「焦り」について

こんにちは、claraです。

今日は留妻になって感じる「焦り」のお話。

そろそろ心に閉まっておけなくなってきた「焦り」の話、せっかくなので備忘も兼ねて、noteに書こうと思います。

留妻になって急に感じる「焦り」

私はアメリカ西海岸で2年半駐妻として生活をして、そのままアメリカ東海岸に引越しして、現在は留妻として生活をしています。

「駐妻」も「留妻」のどちらも海外生活において「家族を支える」という役割は変わらないのですが、留妻として2ヶ月経ったくらいから、生活が落ち着きはじめ、ものすごい「焦り」を感じている私がいます。

この「焦り」、夫が学生になったことが大きく関係していると思います。

駐在員時代は朝早く車で出かけて、夜に帰宅。たまに在宅で仕事をしていたこともありました。現在は朝早く出かけて、お昼に一旦帰宅して一緒にお昼を食べてから、また午後の授業に出かけ、夜に帰宅。たまに同級生の方と課題のグループワークがあるからと夜が遅い日もあります。

夫は「今日は授業でこんなことを学んだ」「今日はこんなことがあった」と話してくれる方なのですが、妻の私から見て毎日賢くなって帰ってきているようにも見えます。世界75ヶ国から集まってきているエリートのcohort(同級生)たちと毎日肩を並べ、議論をしたり、グループワークをしたり、世界でトップクラスの教授陣の授業を毎日聴講したり…。

この1年の生活が終わったら、彼は大学院修士課程の学位を取得します。
そんな中、私には何が残るのか…。

駐妻時代こんなことを考えたこともなかったので、今のこの「焦り」に自分でも驚いています。

夫の同級生のパートナーたちと交流する機会もありました。
パートナーたちのことをSignificant Others(SOs)と呼ぶのですが、このSOたちだけを集めた交流会に参加した際に、私は今まで何をしていたのだろう…と思ってしまう場面もありました。

それが顕著に表れたのはSOの交流会で「あなたは何の仕事をしているの」と聞かれたとき。夫の海外赴任の帯同を機に仕事を辞めた私は「アメリカ西海岸で駐妻をしていました」としか言えず、他の方の「〇〇で働いていて、留学に帯同するために転籍したの」「1年の休職をしてきている」「フルリモートで〇〇として働いている」と聞き、思わず自分に自信を失いました。

夫を支えるために、家族3人で一緒に暮らすために、仕事を辞めようと自分で決めたはずなのにな…。

休職をして3人のお子さんを連れて留学に帯同しているマレーシア人の友人は「claraは本当にすごいよ、この生活ここに来る前もやってたんでしょ⁈私ここに来てまだ数ヶ月だけど、絶対専業主婦の方が大変だから!仕事をしていた頃と比べたら今までで一番チャレンジングだし、大変よ!」と励ましてくれて嬉しかった反面、私の中で「焦り」が沸々と湧いてきているのを感じました。

Yume Wo Katare(夢を語れ)

私が住むボストンに「Yume Wo Katare (夢を語れ)」という有名なラーメン屋さんがあります。日本人が経営するいわゆる二郎系のラーメン屋さん。

先日そちらに家族で行ってきたのですが、このラーメン屋さんでは名物と言われる面白い企画を行っています。

ラーメンを食べ終わって、店員さんに知らせると、コールがかかります。
正確に何と言っていたかは忘れてしまいましたが、簡単にまとまめると「夢を語りたいお客さんがいます、ラーメンを食べているお客さんは手を止めずにそのままラーメンをお楽しみください、では奥の方からどうぞ」。

その企画、来たからには参加するしかないと夫と参加しました。
「簡単な自己紹介をしてから夢を語ってください」そんな指示をいただき、私は夫の後に「夢を語り」ました。

「My name is clara, I am a Full Time Mum.
 My dream is to one day, write my own book.」と。

(「私の名前はclaraです、Full Time Mumをやっています、
 私の夢はいつか本を書くことです」 )

店員さんから一言「また一つ素敵な夢を聞くことができました!」のあとに、聞いていたお客さんから拍手。夢を語った「Dreamer」たちはそのまま颯爽と帰って行きます。

お客さんがたくさんいる中で夢を語るのはものすごく恥ずかしかったですが、勇気を出してやってみてよかったです。

今後について

正直、「焦り」は今でも感じています。
どうすれば「焦り」を解消できるか、それは今も解明できていません…。

ですが、今思うとnoteで少しずつブログを書きはじめたのもこの「焦り」のおかげかもしれないです。

時系列でいうとnoteをはじめる方が早かったのですが、恥ずかしくて誰にも言えなかった夢を宣言してきたからには、ひとまず夢に向かって少しずつ歩んでいければ、今はそんな思いでいます。


いかがでしたでしょうか。

みなさまにこちらの記事を少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます♡



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