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【海外生活】イギリス英語 vs. アメリカ英語、どんな違いがあるの?①

こんにちは、claraです。

今日は「イギリス英語」と「アメリカ英語」に関するお話。

幼少期をイギリスで過ごした私の英語はいわゆる「イギリス英語」。
「British English」や「Queen's English」と呼ばれることもあります。

私は日本に本帰国してはじめて自分が話す英語は日本で俗にいう「英語」、「アメリカ英語」ではないことを知りました。

教科書のリスニングで出てくるひとが話すのはいつも決まって「アメリカ英語」。日本で出会った帰国子女が話すのも基本的に「アメリカ英語」。英語という切り口で見ても自分はMinority(マイノリティ)なのか…とちょっぴり落ち込むこともありました笑

アメリカに住むようになってから、私は日々現地語である「アメリカ英語」に流されずに「イギリス英語」を維持することに必死です。共通言語の英語で話していても「Huh?」と聞き返されたり、英語で注文したのに違うものが出てきたりすることもありますが、「あなたの英語もしかして…」とイギリスにルーツがあることに気がついてくれる方もいます。何より「イギリス英語を話すclara」として覚えていただけることが嬉しい自分がいることに気がつきました。「イギリス英語」は今では自分の大事なアイデンティティの一部であると思っています。

今日はそんなイギリス英語とアメリカ英語の違いについて少し語らせてください。

「Water」の発音

「イギリス英語 vs. アメリカ英語」論争で必ずというほど出てくるこちら。
もしかしたら両者を比較する上での一番の鉄板ネタです。

イギリス英語で「Water」は綴りの通り、「うぉーたー」と発音します。
アメリカ英語で「Water」は「わーらー」となります。

(※私は発音のスペシャリストではないので、ここでは聞いた通りの音を日本語表記することにします)

アメリカ人はよくジョークとしてイギリス人に「Can you say 'bottle of water'?」('bottle of water'って言ってみて!)と言います。アメリカ帰りの友達(夫)と私の間でも数えきれないほど何回もあった(ある)やり取りです。

こちらの「Bottle of Water」、アメリカ英語で発音すると「ばろ・お・わーらー」。イギリス英語では綴りの通り、「ぼとる・おぶ・うぉーたー」と発音し、アメリカ英語話者側で「わー、本当にそう言うんだ!」とドッと笑いが起こります。

「Tomato」「Potato」の発音

「イギリス英語 vs. アメリカ英語」論争で次に大体あげられるのはこちら。

イギリス英語で「Water」と同じく、綴り通り「Tomato」は「とまーとう」、「Potato」は「ぽていとう」。

アメリカ英語で「Tomato」は「とめいろ」、「Potato」は「ぽれいろ」。

こちらも自分が発音し終わると、アメリカ英語側で笑いが起こるというお決まりパターン。

私がアメリカではじめてハンバーガー屋さんでハンバーガーの注文をしたときに「Tomatoを入れてください」とラテン系のお兄ちゃん店員さんに言って注文をしたら「Tomato」なしで出てきました。「Tomatoを入れてくださいと言ったのですが…」と再度お店に戻って言っても「Huh?」と返され、何回言っても伝わらず、「とめいろ」と言ったら一発で伝わりました笑

これに懲りて私はアメリカで「Tomato」を注文するときは1語目に「とまーとう」、2語目には「とめいろ」と言うようにしています笑


いかがでしたでしょうか。

こちらの記事を読んだだけでは、アメリカ英語話者がイギリス英語話者を一方的にバカにするみたいな感じになってしまっていますが、鉄板ネタのようにお互いにお互いの英語をジョークにし合っているのでご安心してください笑

こちらの記事が日本ではきっとまだまだあまり知られていない「イギリス英語」を少しでも知っていただくきっかけになったら嬉しいです。

違いは他にもたくさんあるのでまたそのうち書きます。

みなさまにこちらの記事を少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます♡





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