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アメリカで「Friendsgiving」にはじめて参加した話
こんにちは、claraです。
今週のアメリカはThanksgivingを控えた「Thanksgiving Week」。
今日は先週末、家族で参加した「Friendsgiving」について。
「Friendsgiving」とは
みなさんは「Friendsgiving」という言葉を聞いたことがありますか。
「Thanksgiving(感謝祭)」といえばアメリカ中の家族が大集合する1年における1大イベント、アメリカを代表するような祝日ですよね。
「Thanksgiving」といえば「家族」という印象が強い中、近年、とくに若い層の間でお祝いするようになったと聞くのがこの「Friendsgiving」。(幼少期をアメリカで過ごした夫も今回Friendsgivingには初参加だったと話していました。)
「Friendsgiving」とは、「Friends」と「Thanksgiving」を掛け合わせてできた比較的新しい言葉らしく、FriendsgivingではThanksgiving当日(毎年11月の第4木曜日)よりも前に「友達」とThanksgivingのお祝いをするそうです。
この度は夫の留学先のアメリカ人同級生たちが「Friendsgiving」を企画してくれました。当日の参加者は150人近く、そしてなんと参加者はBYOB (Bring Your Own Bottle), 飲み物のみ持参というものすごく太っ腹な会でした。
私は渡米して3年経って、4回目の「Thanksgiving」にしてはじめての「Friendsgiving」への参加でした。これまで毎年家や旅先で夫に教わったり、レシピを見たりしながらなんちゃって料理を作ってきましたが、今回はじめてアメリカ人の考える「Thanksgiving Meal」をいただきました。
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今まで味わったことのない付け合わせのCasseroleの数々をいただくことができたり、興味本位ではじめて食べてみたVegan Turkey, Vegan Gravyが印象に残っています。
「Thanksgiving」はじまりの歴史
私たちが参加したFriendsgivingではアメリカ人の同級生の方が「Thanksgiving」について簡単なプレゼンテーションをしてくれました。
「Thanksgiving」はじまりの歴史には諸説あると聞くので、私個人の言葉で歴史上の出来事に言及することは控えますが、プレゼンテーション中、こちらのビデオが流れていました:
私たちが住むマサチューセッツ州にはこのビデオで出てくるPlymouthおよびMayflower II号が車で1時間ちょっと運転したところにあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163387107/picture_pc_6acdd3495d1890a36b125d52e77d3ed3.jpg?width=1200)
私たち家族がアメリカ東海岸に引越してはじめて車で長距離運転した先の1つがPlymouthでした。当時、夫からは「ここはThanksgiving発祥の地だからね! アメリカのすべてがここからはじまったんだよ!」と聞かされていたのですが、今この時期を迎えて、改めて私はすごく貴重な体験をさせていただいているという実感が湧いてきた気がします。
「Thanksgiving」の伝統的な過ごし方
当日のプレゼンテーションの中で「Thanksgiving」の伝統的な過ごし方についても触れていました:
①家族で集まる
アメリカ中から家族が集まり、1年のうち、アメリカ国内で最も交通量が多くなる時期とも言われています。
②Traditional Thanksgiving Mealを食べる
「Thanksgiving」の主役とも言える「Thanksgiving Meal」。
Roasted Turkey, Stuffing, Mashed Potatoes, Cranberry Sauce, Pumpkin Pieあたりが定番とのこと。家族によって作る付け合わせやメニューが違うみたいです。美味しいお料理を家族みんなで食卓を囲んで食べるとより一層美味しく感じますよね。
③Thanksgiving Paradeを見る
ニューヨークのMacy'sの「Thanksgiving Day Parade」のテレビ中継を家族みんなで見るのも定番のようです。
④Football Gameを見る
アメフトの試合観戦も定番のようです。NFL(National Football League)が毎年Thanksgiving期間中に特別試合を組んでいます。
「Give Thanks」という考え方
「Thanksgiving」を語る上で忘れてはいけないのが、「Give Thanks」という考え方。
私がはじめて「Thanksgiving」を経験したのは大学生のとき。アメリカ帰りの同じゼミの帰国子女仲間10人くらいで開催した「Thanksgiving」でした。
ターキーやマッシュポテトに付け合わせをお店で注文してくれて、一人暮らししている友人のお家に集まってみんなでワイワイお祝いした「Thanksgiving」。
お料理をいただく前にみんなで手を繋いで食卓を囲み、目を閉じて順番に「I give thanks to 〇〇」と言いながら、今自分が感謝していることを発表していきました。みんなの前で発表するのは少し恥ずかしい気もしましたが、当時、日本の「いただきます」という挨拶に少し似ているかもと思ったことを思い出しました。
私たちが今回参加した「Friendsgiving」には「Gratitude Pumpkin Patch」と書かれたボードとその前にかぼちゃ型のポストイットとペンがたくさん置いてありました。「もしよかったら、みんなも今、自分が感謝していることを書いてボードいっぱいに「Gratitude Pumpkin」を貼って、Pumpkin Patchを完成させてね!」とのことでした。
すごくアメリカンで素敵な発想だなと思いながら、気がついたら私の手の中にはペンがあり、「Gratitude Pumpkin」を書いていました。
あなたは今、何に1番感謝をしていますか。
いかがでしたでしょうか。
今思えば、私が大学生時代に参加したはじめての「Thanksgiving」は「Friendsgiving」だったのかもしれないです。
まだまだライターとしては駆け出しですが、もしよければ「スキ」や「フォロー」をいただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございます♡