2022旅行記⑦ 上高地
松本編からの続き。
上高地ガイドツアー
翌朝起きたら、前日にコンビニで買っておいた朝食を食べて。
バスで松本から上高地へGO!
直行バスで1時間40分ほど揺られて、上高地に到着。
子ども達が酔ったりぐずったりすることもなく、順調に着いてほっとした。
バスから降りた瞬間、上高地の空気はひんやりと爽やかで、8月の昼間でも日陰だと長袖が欲しくなるくらい。
本当に快適で過ごしやすい!
到着後は子ども達とバス停から歩いて、河童橋すぐ近くの西糸屋山荘に早めのチェックイン。
ちょうどランチタイムだったので、荷物を預け、1階のレストランにてカレーで腹ごしらえ。
ここのカレーがまたすごい量で、私は1人前しか頼んでないのに、明らかに2人前はのってるぐらいの特盛りが出てきてびっくり!
この一皿を子供2人と私で分けて、ちょうど良いぐらいの量だった。
昼過ぎからは、ネイチャーガイドさんにツアーをお願いしていたので、その方に宿に迎えに来てもらった。
私はもともとすごい方向音痴で、上高地エリアの土地勘もない。
娘たちとふらふら山の中を歩いて迷子になったり、疲れて帰って来れなくなったら困るので、まずはガイドさんに案内してもらうのが安全かなと思って事前に手配した。
他のお客さんと一緒のツアーだと、子ども達が歩き疲れたりすると迷惑をかけてしまうので、今回はプライベートツアーでお願いすることにした。
大人1人+子供2人で大人2人分の料金となるので、1時間あたり1万円。
今回は2時間のプランでお願いしたので、2万円お支払いした。
結論からいうと、今回担当してくれたガイドさんはまだ新人さんだったようで、思ったほど上高地の動植物や歴史、地理などについて詳しい話を聞くことはできず、正直このお値段の価値があったとは言い難い。
河童橋から大正池まで歩いて、帰りは私達だけバスで帰るプランだったが、ガイドさんはバスの時間も把握しておらず、なんだかプロ意識に欠けるなと残念に思うことが多々あった。
もし次回ガイドさんお願いする時は、余裕をもって前々から予約し、てきるならベテランの方を指名するべきだなと今回学んだ。
ガイドさんと散策してたら、6〜7匹の猿の群れに遭遇して、赤ちゃんざるがお母さんにくっついてる様子がなんとも可愛らしかった。
娘たちも猿に会えたことはとても楽しかったようで、喜んでおいかけていた。
上高地から絵手紙
二日目の朝、せっかくだから上高地から絵葉書を出そう!と子供たちに提案した。
次女は仲良しのお友達に、長女はパパに書くとのこと。
上高地のバス停近くに郵便局があり、ここで投函すると特別な風景印を押してもらえるようだ。
河童橋エリアを散策
その後は、親子3人でのんびり散策。
前日は河童橋から大正池の方へ行ったので、この日は逆側に歩いて行ってみた。
そっちの方面だと本当は明神池、明神橋がスポットとなるのだが、そこまで行くと帰りが疲れそうなので、ゴールは決めずに1時間くらい歩いて適当なところで引き返してきた。
河童橋まで戻って来たら、子ども達は川遊びしたい!と。
川に向かって石を投げたり、川辺で石を積み上げてみたり。
しばらくして飽きたら、石を川にせっせと並べて小さな橋のようなものを作ろうとしたり、飽きずに2人でいろんな事をして遊んでいた。
つくづく子どもって遊びの天才だなぁと、ぼんやり私は眺めていた。
上高地西糸屋山荘
今回泊まった上高地西糸屋山荘は、受付にいたおじさんのホスピタリティの高さがとにかく光っていた。
到着して名乗る前に、○○様ですね、と声をかけてくれ、滞在中も宿に戻った時には毎回顔を見ただけで、サッと鍵を渡してくれた。
その後も夕食の特別なオーダーをしっかり覚えてくれてたり、川遊びで濡れた靴を下駄箱に置いといたら、いつの間にか新聞紙をつめてくださっていたり。
とにかくきめ細やかなサービスには感激しっ放しだった。
ご飯も毎食、運動部の男子向けかと思うくらいボリュームたっぷり、メニューも日替わりでとても美味しかった。
子供たちは好き嫌いが多いのだが、苦手なフルーツを好物のスイカに変更してもらったり、もともとオムレツがでるのを他の卵料理に変更してもらったり、色々融通をきかせてもらえて大変助かった。
1階の団らん室には本が置いてあり、絵本や児童書もそこそこあったので、子供達の良い暇つぶしになって良かった。
長女はここにあった「時間割男子」というファンタジー小説にすっかりハマってしまい、帰宅後はシリーズ全巻を購入させられた。
(人気のため、図書館で予約してもなかなか順番がこないのだ)
そういえば、本当は上高地宿泊の1日目の夜に、ナイトツアーも申し込んでいたのだが。
(ネイチャーガイドさんを依頼した会社で)
結局、1日目も2日目も、昼は天気が良かったのに夜は雨が降って決行できなかった。(キャンセル料は徴収されなかった)
やはり山の天気は変わりやすいようだ。
帰路につく
上高地での三日目の朝には、またバスに乗って松本に戻る。
(ただし帰りは直行便がなくて、新島々で電車に乗り換えが必要)
行きは何の問題もなかったのに、帰りのバスで長女が酔ってしまったり(もともと車酔いしやすい)、電車の中で子ども達が寝てしまい乗り換えが大変だったり、まぁ想定内レベルの小さなトラブルはあったが、概ねスムーズに家に帰ることができた。
帰ってきた後も、娘たちはまた行きたいというくらい今回の旅は楽しかったとのこと。
次女は松本のレトロな銭湯が気に入り、長女は西糸屋山荘と、サルに会えたことが思い出に残ったよう。
松本&上高地、合わせて3泊4日の電車&バスの母子旅行。
想像以上に順調だったので、これならもう少し遠くもいけるかなと自信がついた。
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