朝日を見に行こう
満月だから何か書きたくなった。果たして関係あるのか。関係ないのか。きっと関係あるよ。断言するよ。満月の夜、人は書きたくなります。よろしくお願いします。内側から何かが溢れてくるんだね。きっとね。
真っ暗な夜には、あかりが必要だ。
夢破れ、恋に敗れて泣き明かした幾つもの夜。
月のあかりだけがやさしかった。
月あかりだけが手がかりでした。
月に救われてきた人生でした。
本当はね、青空の下で暢気にクリームパンを頬張りながらスキップしながら歌ったり裸足で砂浜を無邪気に駆けたいような人生だったけど、
今年から私は、私が私であることを、もう悩まないことにしました。私は私なんだ。と、やっと受け入れることが出来そうなところまで来ました。気が済むまで悩んだ甲斐がありました。よかった。疲れたよ。もう、いいよね。
どうか君だけは、そこで笑っていてね??約束だよ??
たまたま運命の車輪が一番近くに来て少しかすめていったような音がした。
それを強引にギュッとたぐり寄せたり体張って止めたりすることはないんだね。
そんなことしても無駄なんだと気づいた。
下敷きになるだけだから。車輪は止まることが出来ないんだ。
リアル車輪の下を味わった気分はどうだい?
最低さ!
だけど運命なら、きっとまた廻ってくるから。
もう焦らずに、私のままで。
誰よりも食べるの遅くて誰よりも忘れ物が多くて誰よりも勉強が好きで誰よりもお調子者だった子供の頃のように、のんびりと自由に。
やっとそんな生き方が出来そうなところまでやって来ました。長かった。
随分と待たせてごめんね。
今までの一切のこと、後悔じゃなく、ただの過ぎ去った暗い夜だったってことにしておきたい。
必ず、夜は明けるよね。
今夜も月が見てくれているはずなんだ。
君にも暗い夜がありますか??
それなら私が、あかりになるよ。
何を言ってんだ
ラブミーテンダー
君の笑顔が見たいんです
一緒に朝日を見に行こうね。
約束だよ??
またね。
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