ALSの困難から発明を。BORDERLESS EXPEROENCEを全ての人に。【#cxdive 】
登壇者
武藤 将胤
1986年ロサンゼルス生まれ
博報堂で働いていた
2013年にALSが発症
ALS
体を動かす運動神経が徐々に壊れていく難病。
意識や五感、知能はそのまま。
WITH ALSが取り組む課題/解決手法
・ALSが治る未来の実現
・ハンディキャップを抱えたかたのQOL
・ハンディキャップ者と健常者の垣根、バリアのない世界へ
ALSになって
手の自由が奪われることから始まった
・PC作業ができない
・頭がかゆくてもかけない
・写真のシャッターをきることもできない
・DJもできなくなる
次に、足が動けなくなった
・転びやすくなる
・40歳以下なので、介護保険適用外
好きな洋服を着る自由が奪われた
・ボタンを留められなくなった
・ジーンズのジッパーをあげられない
・でも介護服を着ることが正しいの?
WITH ALSの代表的なWORK
①ALS患者は発症後も比較的、眼球の動きは正常に機能することができる。
「全ての人に表現の自由を」届けるために、眼鏡型デバイス「JINS MEME」を使った機能を開発。
・テレビやエアコンの操作ができる
・DJもできる
・写真を撮ることもできる
すべての人に拡張された体験を
最低限の補完ではなく、自分らしく拡張された体験を作る。
②クラウドファンディングで資金調達し、介護保険が適用されない40歳ッ三万のals患者に向けて、4代のパーソナルモビリティWHILLLを導入。
すべての人に体験を届ける仕組みを
プロダクトを作らなくても、ユーザーによって最も幸せな体験は作ることができる。
③ALSの進行につれて、手足の自由が奪われ、服を好きに着られなくなった実体験を元に、障害と闘う方も健常者も垣根を越えて、すべての人が快適にかっこよく着られる服をコンセプトに作られた。
プロダクトデザインで、すべての人がバリューを感じる新しい体験を
健常者・障がい者双方の視点から、BORDERLESSバリューを探求。
WITH ALSが創り出す顧客体験は…
BORDERLESS EXPEROENCE。
次のチャレンジは…?
2020年のオリンピック・パラリンピック開会式の舞台でパフォーマンスすることを目指す。
「障がい紗エンターテイメント」という概念を越える、健常者と障がい者の垣根を越えて心を動かすパフォーマンスで日本から世界に「BORDERLESS エンターテイメント」を届けたい。