『私の編集力』を問う
9月6日、note placeにて開催された『決して“AIに代替されない人”に聞く「編集力の拡張」 - SNS発→広告企画＆文芸の世界へ。師弟コンビが語らう「稼げる！」に飛びつかない“稼ぎ方”』に参加してきました。
登壇者は、サカイエヒタさんとカツセマサヒコさん。これは、面白くないわけがない…
なおかつ、その頃の私は「自分でなんでライターになったんだっけ？」と悩んでいたのです。稼いでる先輩ライター、やりたいことをやっている友人、全部が全部羨ましく思える一方で、彼らのようになりたいわけでもないこともわかっていたのよね。
――じゃあ、自分はどうしたいのか。
尊敬しているカツセさんにお会いすれば、イベントでいろんな出会いがあれば、何か変わるかもしれない。
「っくぅ～！ 5000円あれば、アフヌンいける～！」なんて考えも過りながら、『サマーウォーズ』のごとくめっちゃ想いをこめて、申しこみボタンを押しました。
イベントのレポートを期待して、読み進めてくれていた人には申しわけないのだけど、そういった内容は出てきません。なぜなら、あの場で話されていたあんなことやこんなことは門外不出だから。
ここからは、イベントでの課題に対する私のアンサーが続いていくよ！
私の5つの人格
SNS上での私の人格はというと…
①音楽のひと
②ライターのひと
③ボーイズグループのひと
④夜にポエムを呟くひと
⑤社会問題にもそれなりに興味があるひと
といったところなのではないかしら。
音楽を主にしたライターであり、最近はボーイズグループの分野が頻出。とはいえ、古のツイッタラーの血が騒ぐので、夜にポエポエするのは減ったものの続いてる。
少し前は妄想ツイートを垂れ流していたけど、ボーイズグループの仕事が増えてきたから、あらぬ疑いが生まれやすくなりそうだと思いやめました。平和に仕事をしていきたいものね。
とはいえ、現在の5つの人格が自分の理想像にフィットしているかと言われれば、改善の余地はありそうな感じだし、なおかつ各分野の切り出しももうちょっと濃くしても良さそう…。
①音楽のひと
日本の音楽シーンを広域に
②言葉のひと
ライターだけでなくコピーライティングなども
③映像作品のひと
実は映画やドラマもそれなりに観ているので
④社会問題に興味があるひと
SDGsやフェミニズムなど自分の周りのことは気にしていきたい
⑤？
現時点で⑤はパッと浮かばなかったのだけど、発信の軸を少しずつ調整して今より「坂井彩花とは」を浮き彫りにしていきたいものですね。
SDGsやフェミニズム、映像作品に興味があるのが意外と思う人もいるかもしれないけど、私には「音楽だけを知っていても何も音楽のことを語れない」という信条がありまして。同じ視野を持っていないと、同じ言葉で会話できないと思っているので、クリエイティブの発端になりそうな事象は、ちゃんと知っていたいのです。近しい深さでインタビュイーやクリエイターの思考に迫れる自分でいるために。
私の編集力
これは、きっと私が掲げている”Music Worder”になると思うのです。
そもそも私が音楽ライターを志したのは、ライブハウスで働いているとき「こんなに素敵な曲やアーティストなのに、なんで世の中に知られていないんだ！」と悔しくなったことがきっかけでした。
そして「だったら自分が広める人になって、世の中の人に伝えていこう」と思ったわけですね。ライターという言葉を紡ぐ道に進んだのは、小さい頃から書くことが好きで、人生のなかで作文や小論文を褒められてきたから。多くの音楽ライターの方々のように「○○をずっと読んできていて！」みたいなバックグラウンドは皆無です。
それもあってか、私は”記事を書く”だけにこだわるつもりはありません。音楽周りの言葉のスーパーマン、音楽のことばの人になるっていうのが私の理想です。
取材でライブレポートでコラムで伝えていきたいし、音声コンテンツを通して耳からも届けていきたいし、作詞やコピーライティングでアーティストを支えられるようになりたい。
言葉を駆使して、素敵なアーティストや音楽の力になりたいんですよね。願わくば、届くべき人や場所に、音楽や歌声や才能が届いてほしい。
言葉のパワーを信じるのが、言葉を磨いていく。そして、音楽や音楽に関わる人たちに還元していく。それが、私の編集力なんじゃないかなと思います。
今は記事を書く、音声コンテンツで話す、プレイリストの選曲をするというのが私の主な仕事なのだけど、これからはコピーライティングと作詞もやっていきたいです。
これを読んでいて「へ～。興味あるんだ。やる気あるなら、やらせてみようかな」と思う方がいましたら、ぜひやらせてください（迫真）
さてさてさて。最後にポートフォリオを貼って終わりにしたいと思います。音楽のことばの人としての想いを綴ってまいりましたが、ライター仕事はそこに絞ってやっているわけではありません。基本的に人が好きなので、人軸の取材も好きだったりします。
何かビビッと来るものがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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