何者でもない私を愛せるように【#企画メシ 】
いよいよ明日から企画メシが始まる。
100人を超える応募があったみたいだね。幸いにも30人に入ることができて、幸いにも #企画生 になることができた。
でも、戦い(自分との)は、これからだ。
隔週で行われる講義、隔週で提出する課題。そのひとつひとつと丁寧に向き合いながら、自分に反映させていく。
本当は阿部さんが月1で開催する「言葉の企画」も行きたかったんだけどね。どっちも中途半端になってしまうのは嫌だから、通うのはやめたんだ。だから、この半年は企画メシにかける。注力する。
そして、何者でもない私を愛せるようになる。
2016年3月、私は「3年間でライターとして食べていけるようになる」を目標にしていた。結果的に、どうにかこうにか食べられるようになったのだけど、達成した私は空っぽだった。
なんのために、音楽ライターになったんだっけ?
本質が抜け落ちた状態で、贅沢な仕事をたくさん任せていただいてる自分がそこにいて。知名度でくくるのはナンセンスだと思うけど、Nissyや[Alexandros]、東京スカパラダイスオーケストラと3年の間に仕事するようになるなんて思わなかったもん(笑)。 3年前の自分がきいたら、超びっくり。
でも、そういうお仕事をさせていただくなかで「あの人だったら…」って思う場面もいろいろあったんだよね。任せていただく以上、私が書く意味ってやっぱり必要なわけで。
アーティストさんや事務所・レーベルのかた、ファンのかたに「坂井さんでよかった」って思ってもらえるものを、まだまだ届けられてなかったなって思ったの。
まだまだやれるよなって。
別にそれは”○○といえば坂井さん”みたいな著名人になる、ってことじゃなくてね。もっと最善をつくせるはずだ、って感じ。誰かと比べて優れているとか劣っているとか。特別とか凡人だっていう話じゃなくて。
自分が納得できる自分にまだまだなれる、って。
あと、”当たり前のことを当たり前にする”っていうのが実は超苦手なんです。すごい仕事をすることに躍起になってしまって、そういう”当たり前のこと”がおろそかになっていたんだよね。
これじゃいかん、と。
だから、自分をたてなおすためにも企画メシに通おうと思ったんだ。誰よりも当たり前のことを当たり前にできて、周りを大切にできる阿部さんと共に学べば、もっと自分も変われるかもしれないって思えたから。
自分の中身をもっと濃くして、愛せる私になる。
それを成し遂げるために、企画メシではまっすぐに闘っていきたいと思います。
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P.S
企画メシに通えることになってから、本を読む習慣が復活しました!
読んでる人に比べたらまだまだだけど、少しずつでも自分に積み上げてくぞ!!
チップ気分で投げ銭いただけると嬉しいです◎ もっと素敵な言葉を届けられるように頑張ります。