クリエイターと読者をつなぎ、コンテンツが流通する世界を創る【#cxdive #cxdive_x】
登壇者
加藤 貞顕
株式会社ピースオブケイク
新潟県生まれ、大阪大学出身。
アスキー、ダイヤモンド社に編集者として勤務。
出版社をやめたあとも、年に1冊は編集を担当している。
ピースオブケイクのミッション
だれもが創作をはじめ、続けられるようにする
メディアビジネスのエコシステム(これまで)
著者→出版社→取次/書店→読者(一次利用)
↓
テレビ、映画、イベント、グッズ(二次利用)
メディアビジネスのエコシステム(現在)
著者→出版社→取次/書店→読者(一次利用)
↓
テレビ、映画、イベント、グッズ(二次利用)
VS
ネット(クリエイターのエコシステムがない)
ネットにもクリエイターのファイナンス、ディストリビューションをする役割はあるがビジネスにはならない。
かつてのエコシステムは、取次により全国の書店に本を配れていた
ピースオブケイクが運営するメディア
・cakes
・note
noteについて
・C2Cのメディアプラットフォーム
・クリエイターがファンをためやすい仕組みを作っている
・ためたファンに対してビジネスができる
☆この1年のnoteのPV3倍!
noteから生まれたコンテンツの例
・うつヌケ
・やれたかも委員会 etc…
ピースオブケイクのお客さん
・クリエイター
・お客さん
クリエイターが本当にやりたいことはなんだろうか?
やりたいことは何?
表現?
→それで満足
読んでもらいたい?
→じゃあ、読んでもらって満足?
いやいや、本当は…
自分をわかってほしい
これじゃないの?
人間はわかってほしいもの。それを発信してるんだから、めっちゃわかってほしい人じゃん!
わかってほしい、クリエイターがしてほしいことって?
・表現する
・届ける
・続ける
「表現する」ために大事なこと
・使いやすさ
→表現に集中するように、必要要素を絞っている
・雰囲気がいい
→発信をしやすい温かい空気感。まちをつくるように。
「伝わる」ために必要なこと
・SEO
→SEOが過去の4倍に増加
・リコメンド
→パーソナルベースに基づき、おすすめをしている
「続ける」ために大事なこと
・反響がある
→読まれる環境づくり
公式マガジン、スキ!を伝える、PVがあげる仕組みをつくる
・金銭的、社会的に報われる
→コンテストをたくさんやっている
クリエイターので出口を提供する(21社のパブリッシングパートナー)
出版社とクリエイターの交通整理をして安心してnoteを使えるようにする
クリエイターのための街をネット上につくる
カルチャーとアーキテクチャ
インターネットのカルチャーはアーキテクチャに規定している。
アーキテクチャがコンテンツを作って、コンテンツが長期滞在することによりカルチャーになる。いままでは、このアーキテクチャが広告(PV)に起因したため悪質なコンテンツが多かった。
街の空気を整え、正しく評価されることで、未来に誇れるカルチャーが根付く環境を作る
それをしていくのが…