【Day.24】『NARUTO』が教えてくれた行動の軸
前回の振り返り
Day.24 自分の魅力を最大化するマインドセット
みなさんが憧れる人って、どんな人ですか?
私の場合、好きな活動をしながらキラキラ輝いて見える人や、楽しそうに創作活動をしている人を見ると、「憧れるなあ」と感じてしまいます。
そして同時に、そういう方たちに共通して「活動の軸」がしっかりしているなと感じるのです。
私が漫画の世界にのめり込んだ作品があって、それが週刊少年ジャンプで連載されていた『NARUTO』です。
いたずらっ子でいつも一人ぼっちの主人公・ナルトは、忍者の里長=火影になることを目標に、忍びの道を究めていきます。しかし残念なことにナルトは術を出すのがお世辞にも上手とは言えません。それは特別な理由があるからなのですが、それでもナルトは諦めず努力を重ねます。すると、その努力に心を打たれた人たちがだんだんと仲間になり、ライバルであるサスケにも認められるようになっていきます。
主人公・ナルトの目標は『火影になる』こと。それは里で一番力を持った人間になれば、みんなに認められるという幼い心から出た願いですが、彼はその目標へ近づくため努力を重ねる。そんな姿が、当時中学生だった私の心をズバーン!と打ち抜いたのです。
好きな作品のネタバレをしたくないので詳細を書くのは控えますが、ナルトの前には数多くの困難が立ちふさがり、時にはひどく落ち込むこともあります。しかし「自分を認めてもらうため火影になる」という目標は、いつしか「仲間のため」に代わり、自分で気持ちの折り合いをつけながら前へ前へと進んでいきます。その姿はまさに「軸がしっかりしている」と言えるのではないでしょうか。だから仲間がだんだんと増え、助けてくれる人や応援してくれる人も増えた。
今の私は、あの時憧れたナルトのように「活動の軸」が通っている自分になれているだろうか?