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【Day.28】ホークス・甲斐選手のファンになったきっかけ
前回の振り返り
Day.28 自分の小説を書くときの1ページを積み上げていく毎日を送ろう
昨夜は、プロ野球日本シリーズに沸いた夜となりました。ホークスファンとしては悔しい戦いの末の結果ですが、DeNAファンとしては26年ぶりの日本一に喜びも一入でしょう。
私がホークスファンへとなった経緯についてはDay.25でも少し記載したのですが、一番のきっかけが捕手・甲斐卓拓也選手です。
この動画の0:46頃、ホームベースになにかを書く甲斐選手が移ります。甲斐選手は、試合ごとに丁寧にホームベースの土を払い、そこに『心』と一文字書くと、その字に手を重ねます。
今でこそ一軍で大活躍する甲斐選手ですが、2020年に「19」という背番号になるまで厳しい日々が続いていました。育成から1軍に上がり、それでも試合に出れない日が続くなか「捕手は勝たせるという強い気持ちが大切」と学び、そんな中思い出すのが高校の野球部マネージャ―のこと。
このマネージャーは18歳という若さにも関わらず、病でその生涯に幕を下ろしました。マネージャーは亡くなる直前、力を振り絞り甲斐選手に「心」という言葉を色紙に書き贈ってくれたそう。
一軍で活躍する中でも、大切にしている「チームを勝たせる」という熱い気持ち。その気持ちが、ホームベースに書く「心」に表れています。
そんな甲斐選手の熱い気持ちは、投手たちにも伝わっています。パ・リーグを優勝した9月23日、球場内には選手たちが集まり記念撮影が行われました。そんな中、甲斐選手の周りには投手たちが写真を撮りたいと集まっていました。きっと甲斐選手の「心」が、投手たちの心に届いた結果だと思います。
そんなエピソードを知り、甲斐選手のファンにならないわけがありません。このエピソードを知らなければ、甲斐選手のことを一選手として応援していただけでしょうし、ホークスのファンにもなっていなかったと思います。
エピソードって、こんなにも人の心を動かしてくれます。
私もこんな風に、誰かの心を動かせる人生を送れているのか?残りの人生は、自分の小説を書く気持ちで、全力で当たりたいと思った本日の振り返りでした。