内気な性格の彼女が突然言った言葉に驚きが止まりません…!!
「私…もっとイチャイチャしたいのっ…!!」
普段おっとりとしていて読書が趣味な彼女から
突如発された言葉
あまりにも意外すぎてその単純な言葉の意味を理解するのに、とても時間がかかってしまった。
○○:え、えっと…今の言葉の意味は…
俺ともっとイチャつきたいって認識であってます…?
彼女は赤面しながらこくりと頷いた
確かに俺達は普通のカップルと比べたら
かなりイチャつき度は少ないと思う
彼女があまり自分の感情を出さないということもあり
2人で落ち着いている時間が多めで。
俺はその関係でも満足していたのだが……
さくら:私…今まで恥ずかしくて言えなかったけど…
もっと○○君とイチャイチャしたいのっ…
カップルらしい事沢山してみたい…!
せっかく彼女が自分のしたい事を表に出してくれたんだ
それに応えないやつなんて男じゃないだろう。
○○:たとえばしてみたいとかある?
自分も正直どういう事をすればカップルっぽさが出るのか
分からないため、さくらにやりたい事を聞いてみる
さくら:い、いっぱいギューしたいっ……
少し俯いてチラチラとこちらの様子を伺いながら
やりたい事を言ったさくら
……普通に可愛すぎる。
確かにハグなんてそこまで意識してやってなかったから
慣れてないことではあるのだが…
ただ抱き合うという簡単な行為を
顔を真っ赤にしながら提案してくる彼女に
俺はより一層惚れてしまったみたいだ。
○○:うん、いいよ。ギューしよっか?
俺はさくらに近づき優しくその華奢な体を抱きしめた。
さくら:えへへ…なんかすごい嬉しいかも…
○○:ギューなんてこれからいつでもしてあげるよ?
さくら: …んふふ…やったっ…
抱き合っているから顔は見えていないが
きっとバブみが強い赤ちゃんみたいな顔で
微笑んでいるのだろう。
さくら:実はずっと○○君とギューしたかったんだ…
○○君をもっと近くで感じたかったから嬉しいなっ…!
こんな事言われて落ちない男なんていないでしょ…
本当に改めて最高の彼女だなということを実感しました。
___________
ハグを初めてから30分ほどが経ち
さくらが少しもぞもぞと動き始めた。
○○:ん?どうしたの?
さくら:実は…さく他にもやりたい事があって…
言い出すタイミングが見つからないから
モジモジしてたのか…
どの場面を切り取ってもうちの彼女は可愛いです。
さくら:さく…○○君とチューしたいっ…
流石に俺もその言葉には驚き
えっ!?と少し大きな声を出してしまう。
さくら:嫌だった…かな…
やっぱりさくとチューするのなんて無理だよね…
しょんぼりした顔で俯くさくら
○○:そ、そんな事ないよ!!
予想外のセリフすぎて少しびっくりしちゃっただけ!
さくら:じゃあ…さくとチューしてくれる…?
○○:も、もちろん!
むしろこちらからお願いしたいくらいです!!
さくら:えへへ…ほんとっ!?
さくらの顔がパァっと明るくなる。
○○:ほんとほんと!
さくら:じゃあ○○君からしてもらってもいいかな…?
ずっと夢だったんだ…チューされるの…
流石にハグよりは難易度が高く
緊張で自分が唾を飲み込む音がよく聞こえる。
○○:じゃあ…するね…?
さくら:う、うんっ…!!
"チュッ"と可愛いリップ音が響く。
なんだか初々しいカップルみたいで
少し恥ずかしい気持ちになってしまう。
まぁ実際ちゃんとカップルみたいな事してこなかったから
初々しいカップルで間違いないんだけどね
さくら:○○君とチューしちゃったっ…嬉しい…えへへ…
さくらのこの可愛い笑顔が見れただけで
もうなんでもいいと思えてしまう。
この子の破壊力やっぱりすごいわ……
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○○:あれ、もうあっという間にこんな時間か…
彼女とイチャついてたら既に時計の針は頂上付近に…
さくら:あっ、最後に一つだけお願い事してもいいっ…?
可愛く上目遣いで見つめられたら…
そりゃなんでも応える気になっちゃいますよ。
○○:なに?簡単な事なら全然いいよ?
さくら: …今日一緒のお布団で寝たいっ!
可愛い彼女のお願いなので
断る事はもちろん無いんですが…
ステップアップが凄すぎません?
今日一日でもう3.4段階くらい関係値深まった気がするんですけど……
○○:も、もちろんいいよ!一緒に寝よ?
さくら:んふふ…今日最高の1日かもっ…!
今までしたかった事全部できて…さく嬉しいっ!!
今日だけでこんなに新しい一面を見せてくれた彼女
今までももちろん最高だったのだが……
今日のおかげで更に彼女への愛が深まった。
○○:じゃあ電気消すよ?おやすみー!
さくら:あっ、ちょっと待って!
○○:ん?どうした?
さくらは自ら俺の口に柔らかな唇を当てた
さくら:ふふっ…おやすみ!
また明日もいーっぱいイチャイチャしようねっ!
少し小悪魔的な1面もあった彼女
色んな彼女の姿を見れるように
これから俺も積極的に攻めていこうと思います。
さくら:○○君っ!さくはずーっと大好きだよっ!
END
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