アートが希望に
生活が華やぐ絵を描くにはどんな素材でもキラキラと光を受けたような表現が必要だと思っています。無意識的に、見るだけで目から栄養を得られたら、
短時間で感覚的に心も体も健康になれるのではないかと考えています。
目からの情報は幸せホルモンを分泌させるそうです。
絵が出来上がっていく過程を擬似体験することで伝えたいのは愛着です。
例えばかわいい犬を見て「キュンッ」とする。そんな瞬間を表現し温かい気持ちになってもらえる絵が描きたいです。
私自身の作品の可能性を見出すために、また今後の私自身の教科書になるようにとnoteに学んだことや今後への想いを記していきたいと思います。
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生成AIの発展で既存の職が変化する不安、
コロナ禍で再認識されたコミュニティの重要性、
SDGsで明記された世界課題など
変化することが多く、ニュースを見ていても明日は我が身だな…と感じることが増えました。
情報共有が容易になり他人事から自分事と捉える課題が多く、
こんな時にアートセラピーが役立ちそう‼︎と思うことも多々あります。
地域や経済活性化のためにアートとの関わりも重要視され、経済産業省「アートと経済社会について考える研究会」でもこれからの経済発展のためのアートの必要性などが報告されています。
描くことしかできない私ですが、デッサン力とデジタル映えする色味の使い方、言語化しやすいプロセスを武器に、描くことで社会に貢献できることを模索しています。
また、少子高齢化がこのまま続くと
2060年には高齢者1人に対して
労働者人口が約1人で支えることになるそうです。
そこで、欧米ではすでに
多く取り入れられているアートセラピー
アートは脳を活性化させると共に
健康寿命を延ばすことができる!!
と言われています。
私たちに今求められているのは何か?
アートで養えることの例としては
思考力と観察力の向上
自己分析し独自性をみつけること
などだと思います。
見えない部分まで構造を意識しながら表現する想像力や、
俯瞰する冷静さなど、クリエイティブ脳を養う近道としてもアートが活かせるのではないかと思います。
私が表現する絵の過程は
視覚から潜在的に色味の栄養を感じ
表現の過程から思考を整理できるよう心がけて描いています。
アートが心と体の健康に貢献できる可能性として…
◎表現のプロセスを見るだけで
個々の思考力と表現力を高め
ビジネスパーソンの
自己実現をサポートできる
◎発色の良い色味をリアルな表現のなかに使うことで
右脳と左脳のバランスが整い
アクティブシニアが増える
◎クリエイティブな思考を視覚から得て
子どもの感性を育み観察・分析・考えることが好きな子を増やす
など…
見て楽しむだけではない効果が自然と得られる
最強ツールなのではないか!?と
思います。
身近に感じるリアルさ
自然光を意識した発色
脳が認識しやすいプロセス
この3つを守ることで上記の
可能性を維持できると考えています。
また、アートのセラピー効果を
言葉や時間が解決できないことに
役立てられないか?と考えています。
自然災害や事件事故などからPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされる人も多くいます。
東日本大震災の被災三県の住民へのアンケートでは、2人に1人PTSDの症状がみられました。
直接的な被災経験が無くてもニュースや報道を受け、PTSDを発症するケースもあるそうです。
被災から数年経ってから、長い仮設住宅での生活や周りの環境の変化などの様々な要因から日常生活に支障をきたすこともあります。
自死遺族を支えることも重要視されています。
PTSDやうつ病につながる事例は、他人事ではなく誰にでも起こりうることだと再認識する人がほとんどかと思います。
不眠やうつ病などの治療に、
アートセラピーや
TMS療法(反復経頭蓋磁気刺激療法)などの非薬物療法でのアプローチが日本でも増えています。
米国では戦場の爆風によりTBI(外傷性脳損傷)と診断された軍人へアートセラピーを取り入れ、良い影響が見受けられているそうです。
副作用が無く、効果があるという点でアートセラピーは医療界でも注目されているそうで、色彩感覚とデッサン力を活かして人を元気にする制作をしていきたいと思っています。
何かを創造する過程とできた時の達成感、他者の作品を通して自分とは違った個性に触れること、アートは心を元気にするツールだと思います。
勉学やスポーツなど、どんなことにも基礎がありますが、
美術表現でも基礎の先に独自性のある個々の哲学が生まれていくものだと思います。
芸術家岡本太郎の言葉に「芸術は爆発だ」という表現がありますが、岡本太郎の作品は爆発する迫力ある作品でも耐えうる、揺るぎない基礎の上で成り立っているからこそ強くインパクトを残すのではないでしょうか。
自身の思考を整理し
予測をたてながら組み立て
独自性を追求し発散することができる
アートは、自分とその周りの人たちの幸せホルモンを分泌させます。
絵の過程を見える化することで
効率良く、潜在的に
自己分析・他者理解・思考の整理・精神安定また表現力豊かな社会につながるお手伝いができたら嬉しいです。アートの力で、個々人それぞれの自己実現への備えができるのではないかと希望をもっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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