5歳の息子に「ぼくが生まれなきゃよかった」って言われてこれ以上無いぐらい凹んだ
先日5歳息子が小学生男子と喧嘩になった。内容としてはただの場所の取り合いで、些細なことなのだけど、初めて見る小学生くんの怒りの顔。
お風呂場に逃げた息子に、
「ママも見てないからわかんないけど、何回もやめてって言われたこと、し続けるのはちょっと違うんじゃない?自分が悪いと思うなら謝っておいでよ。」
と言った。
そしたらその後に
部屋で大声で泣き続け
もう1階(みんなで遊ぶスペースのこと)では遊ばないだの、もうこの家出ていくだの、ママがこの家を選んだから悪いんだの言われた。
こちらもめちゃくちゃ腹が立ってきて
「ママはこのシェアハウスがいいから住んだんよ。他の人のせいにして、自分のトラブルを謝らへんのは、人としておかしいやろ。」
と言い返した。苛立ち100%、ワナワナ。
そしたら
「僕なんか生まれなきゃよかった。」
としくしく泣くのである。
(受け手として、色んな言葉をストレートに受け取る、心優しい息子である。が、今回はかなりのストレートジャブだ。)
9割は殴られたみたいなショックでいっぱい。
ここまで親を全否定できる言葉ってすごいなーと思いながら聞く。今までの愛情だとかかけてきた時間だとかが吹っ飛ぶ。遠くに行っちゃったみたい。
残り1割はもはや人として尊敬モード。
どこでこんな言葉を知ったんやろう。すごいな、5才の語彙力。
と感心してしまった。
まぁ、そんな思考回路はおいておいて、最終的には心の奥底から、こんな喧嘩ぐらいでそんな言葉使うなや!反則やわ!と思った。大人げない。
今までに
・なんで仕事に行くの?
・なんで保育園に行かないといけないの?
・なんで僕と一緒にいないの?
みたいなことにも胸を痛めてきたけど、この言葉のパンチ力の大きさよ。
子育て&親育ちは、知らない気づきがいっぱい。
自分自身が子どもの時に親に放った言葉で、同じようなことを言った記憶がある。その当時も親がショックを受けていただろうなぁという記憶が、かなり鮮明に蘇った。
何事も学びで経験だなぁ。
続き。
次の日もその次の日も、ごめんねが言えなかった息子。
3日後ぐらいにようやく、ちいさーーーーくゴメンネを言って、何もなかったかのように戻った。
謝るのを、伝えるのって、難しいなぁと改めて。おとなでも難しいもんね。
色々がみがみ言いたくなるけど、失敗から学ぶべし。見守る。
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