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手書きでサラっと楽譜を書くコツ
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他の楽器の代わりにメロディを吹くためや
耳コピで楽譜を書いたけどなんだか読みにくい…!
そんな人はちょっとしたポイントを抑えると
読みやすくササっと書けるようになるかもです◎
今回は
サラっと書けると意外と重宝する楽譜の書き方のコツをご紹介します!
■ 読みやすくなるポイント
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世に流通している普段見慣れた楽譜と手書きの楽譜の違いは
「曖昧さ」ではないかと感じます。
この曖昧さを出来るだけ軽減することで
「読みやすい」楽譜に近づくことができます◎
■ 音符の配置位置を考える
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意外と大事なのは音符と音符の距離感です
たとえば
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この2つの楽譜の違いは何だと思いますか?
この差は音符の拍のタイミングと長さをなんとなく予測できるかどうか
のちがいです。
書くときのポイントは
小節の中を拍子の数で均等に分割して音符を置いていくことです
たとえば4拍子の曲ならば
1つの小節を四等分に区切って配置していきます
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■ 縦の線は出来るだけ定規を使う
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特に小節を区切っている線(小節線)は
定規でまっすぐ引いておくことを推奨します(経験談)
小節の区切りがうねっていたりしっかり区切られていないと
「これは…ヘタクソな4分休符か?」と混乱したり(経験談)
小節を数えるときに非常に数えにくいです(経験談)
音符の縦線(ぼう)も定規でひいたほうが見やすいですが
…まぁハンドフリーでも…許容範囲かな?とは思います。
>玉と棒はくっつけていた方が読みやすい
音符の丸い部分(玉)を
斜め線でシャっと書くと何だかそれっぽく見えるのですが…
意外とこれが何の音符かわからなくなる元凶です
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さささっと斜め線で下書きしてから
ぐりぐりっと肉付けをするとよいです◎
■ 一段の小節数は揃えておくと読みやすい
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1段に何小節はめ込むか
これは小節の中の音符の数で大分左右されますが
大体4小節とかで書いていくと都合がいいことが多いです。
たとえば
1小節の中にめちゃくちゃ音符の数が多いときに
書けるスペースが狭いと書くのも読むのも鬼ムズになるし
だからと言って白玉しかないのに大きなスペース取るのも
なんだかんだで読みにくかったりします。
なんですが。
大まかに1段にはめ込む小節数を同じにしておいた方が
楽譜は読みやすいです。(当社比)
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■ ほかの人が読めるように気を遣うと吉
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まぁ自分で読むんだし、読めるでしょ!
っとわりと雑に書きなぐって
後日謎の象形文字と化したメモって…経験ありませんか?
音符も一緒で
「これは…ファ?ソ?♮?♭?」っとなります
人が読めるようにと心掛けておけば
自分が読解不可能になる状態は結構回避できます◎
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■まとめ
今回は
サラっと書けると意外と重宝する楽譜の書き方のコツをご紹介しました
✔ 配分を考える
✔ 縦線は定規を使う
✔ ほかの人が読めるように気を遣う
耳コピとか代わりに吹くときに結構役立つワザなので
慣れておくと良いかもです◎
次回(8/23配信予定)は
埋もれやすい音を調整すると上手に聴こえる
というお話をしようと思います
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