【超初心者向け】楽器吹きの楽譜よみ方ガイド(繰り返し記号編)
こんにちは、にしじまです。
今回は小節の読み進めていく順番について解説します。
関連ワードはリピート記号!
D.S.とかD.C.とかCodaとか…表記としてはこの辺りです◎
ざっくりいうとこれは瞬間移動の呪文なので1つずつ見ていきましょう
■繰り返し記号は主に2種類のタイプ
繰り返し記号には
短い距離を誘導してくれるタイプと
長距離を一瞬でワープさせるタイプがあります。
効力は特に指示がなければ1回です。
■短距離誘導系①|リピート記号
お互い向かい合っているみたいなこのマークは
基本ペアで登場します。
このマークに囲われた小節を繰り返します。
たまーに
後ろのマークしかない時があります。
この時は楽譜の1番最初に戻ってください。
■短距離誘導系②|カッコ
こちらは通れる時が限定されてるゲートです。
書いてある数字の回のみ通ることができます。
■長距離瞬間移動系①|D.S.(ダル・セーニョ)
D.S.という文字を見つけたら
Sみたいなマーク(セーニョマーク)のところまで瞬間移動で戻ります。
J-POPなど最後のサビに戻るときの楽譜でよく使われていますよ~(当社比)
■長距離瞬間移動系②|D.C.(ダ・カーポ)
上のとちょっと似ていますが
これは楽譜の一番最初に戻ります。ペアになる相棒はいません。
「カーポ」というのが「最初」という意味の単語なので
これも覚えておくとダルセーニョとごちゃまぜになりにくいかもです
■長距離瞬間移動系③|Coda(コーダ)
to Coda(上の挿絵のようなマーク)と見つけたら
ちょうちんみたいなマーク(コーダマーク)まで瞬間移動します。
余談ですが
コーダというのは曲の終わりの部分のことを言います。
つまり、曲の終わりに行け!ってことですね。
■終わりを表すFine
こちらは繰り返しのお知らせというよりは
繰り返した後に出てくる記号で楽譜の途中に書いてあります。
繰り返して来たらここで曲が終わります
ということをお知らせしています。
映画とかアニメとかで最後にFinって出るあれと同じです。
■まとめ
歌の1番2番ってほぼメロディ一緒ですよね?
これを全部書いていたら楽譜は恐ろしく長くなることになっちゃって
読みにくいから工夫したのが繰り返し記号です。
読むときにはあっちゃこっちゃして面倒ですが
楽譜をもらったら印をつけておくと
飛ぶときに見つけやすくなってお勧めです
次回(8月3日更新予定)は
楽譜に書かれている横文字の表情記号を
なんで調べておかないといけないのか
ということについてお話しようとおもいます。
イベント全滅中なので純粋に生活の糧になります… いつまで続くんでしょうかね… さすがにだいぶダメージが大きくて泣きそうです(苦笑)