いざ出産当日!開始時間二転三転に翻弄され。@大阪日赤病院 予定帝王切開

前夜は割と遅くまで、Amazonの読み放題Kindle Unlimited(前置胎盤と言われた際、安静になった時用にと登録していた)を読むなどしており、就寝は少し遅くなりました。
赤ちゃんの夜泣きも聞こえてきました。産科だなぁ。明日からは我が身か。わくわく。

朝、7時過ぎに夜勤の助産師さんが来られ、出生届の受け取りについてお話しし、日勤の方に引き継いでおきますねと言われ、その後給茶の方が来られ、水筒にお茶だけ頂きました。
絶食のため朝食は無く、ゆったりとした朝になりました。
(浣腸して貰えないので、自力で出せるだけ出そうと頑張る…)

夫に、上の子のお世話についてあれこれ指示したり、スーパー玉出のエコバックがイケてるとか連絡したり、出生届どうしようかと相談したり、これ忘れてたから持ってきてとお願いしたり。

長引く梅雨で、お天気!とはいきませんでしたが、雨は降っておらず、明るい朝でした。前日は午後暴風雨だったのですが、この日はやんでいました。

さて、助産師さんの交代があり、出産時の担当になっていたお気に入りの方が来られ、説明を受けました。

確か、執刀頂く主治医の先生も朝のうちに来られたかと思います。

それからは、お産に呼び出されるまでは時間があり、産後部屋に戻ってきた時、ベッドに持ってきて貰うものを分かりやすくまとめて隣のソファーに置くなどし、前夜だけ持ち込みのパジャマを着ていたので、脱いで入院着に着替えました。
水分もごくごく。

が、ここで予定外の状況に!
10時半頃来られた助産師さんから、お産が予定より早まる可能性が高いので、当初予定より1時間ほど早くに、立ち会いの家族に来て貰えないかと言われました。
私のオペは14時にオペ室に移動予定で、立ち会いの夫は13時半頃に病院に来る事にしていましたが、12時半前には来て欲しいとのことでした。

すごいな、オペの時間って早まるんだな。
海外の航空会社だと、整備が終わったから定刻より先に離陸する事あるから要注意って聞くけど、日本の医療現場でもそんなこと有るんだな。

当初の予定なら、夫は普段と変わらないタイミングで昼ご飯食べてから出発の予定だったのですが、早めに食べて貰わなければ。
幸い夫は丸一日休みを取っており、自宅に待機していたので、自由がききました。

夫は、執刀が早まるなら、その分出生届を当日中に貰えんかななどと言っていました(こだわるねぇ)

午前中に予定帝王切開だった人のお産が順調だったのかな?良かったねなどと思っていたら、産科部長の先生が、助産師長さんを携えてお部屋に来られました。
その当時、オペ日だった曜日の午前中が部長の総回診だったそうで、私はたまたまオペ日と被ったのでした。
先生から「予定より早くからのオペになりそうですね。」と言われ、さすが部長、入院している人の事情を把握されておられる!と感心したのですが、後からおそらく違う理由だったのではと気づく事になります。

ですが、昼前になり、やっぱり少しオペ開始遅くなるかも、と助産師さんから連絡がありました。
が、夫はそのまま病院へ。2階のタリーズがコロナで席を間引いており、座れず、産科前の待機用ソファーにやってきたそうです。時間に余裕があるからと、階段で上がったら息が切れたそうな。これからまた一段と育児大変になるのに、大丈夫なんかな…

前後して正午になり、私は飲み物も飲めなくなりました。
そして助産師さんが来られて、左腕の肘の内側に点滴のルートを取られ、点滴が始まりました。その為、あまり自由に動けなくなり…

助産師さんから、出発の際は、眼鏡と貴重品だけ持って出掛けること、夫がいるソファーの前を通るので、その時貴重品を預ける様にと言われました。貴重品は携帯と財布だけだったので、ポーチにスタンバイ。

そして夫が追加で持ってきてくれた物が部屋に届けられました。実は前日、髪をまとめるクリップを床に落としたら飾りのパーツが取れてしまったので、瞬間接着剤をお願いしており、すぐに接着。間に合った!明日には固まってるかな。

さぁお産。どんとこい!

…まだかな。

…まだかな、

…。

なかなか呼ばれないのでどうしたんかなと思っていたら、夫から連絡が。
夫が待機のソファーに来た際、既に座られていた女性がおられ、どうも娘さんが自然分娩でこちらはお母さんが立ち会われており、お腹の赤ちゃんの心拍が低下したか何かで緊急帝王切開になったそう。
おそらく、この緊急オペが割り込んで来たため、私のオペが少し遅くなった様でした。

そして午後1時頃、産まれた赤ちゃんが産科に運ばれて来たらしく、どの様に戻ってくるかが分かったわ、いいリハーサルになったと夫。おめでとうございます!

では、引き続きお母さんが戻ってきて、そしたらいよいよ私も出発かな…と思っていたのですが、なかなか産後のお母さんが戻って来ない。長引いている様です。

はっ!その時夫に伝え忘れていた事を思い出しました。
わたしに万が一の事が有った時に連絡して欲しい方の連絡先です。
出産準備の回で触れましたが、私はエンディングノートを書いていました。しかし、何だか恥ずかしくて夫には伝えておらず。
そこで、信頼出来る知人に事情を話し、万が一の場合夫から連絡が行くようにさせて欲しい、その時にエンディングノートの存在について教えてあげて欲しいとお願いして、連絡先を夫に教える事も含め、ご快諾頂いていました。
まだこの方について夫に話せていなかったので、お名前と連絡先(電話番号)を伝えました。
間に合った~。やばいやばい。でも、電話行きません様に、と。

そうこうするうち、時刻は2時になり、次第に廊下が賑やかになってきて、お隣のお部屋に誰か運ばれて来た様子。
そして夫から、緊急帝王切開だったお母さんが戻って来られたと連絡が。やはりお隣に入られた様です。
こちらも夫が、帝王切開した母親がどの様に戻ってくるかを知る事が出来ました。

すると間も無く、助産師さんがお部屋に来られました。

「さぁ、では行きますよ~」

呼ばれました!
いよいよ!時は来たれり!

結局、予定通りの時刻に出発となりました。

貴重品が入ったショルダーバッグを肩にかけ、眼鏡ケースを持ち、点滴を押しながら部屋を出ました。

産科病棟入り口を越えると、夫の姿が。
貴重品を渡し、頑張れよ~と声をかけて貰いました。

※服装ですが、オペに向かう時は、裸の上に入院着を羽織り、膝下丈の弾性ソックスのみはいて行きます。
この弾性ソックスは当日の午前中に渡されたのですが、足の裏の爪先側に穴が空いています。本来、足の様子を観察出来るようにするための穴らしいのですが、私の場合はこの穴を利用して、固くてはきづらいソックスをするっとはきました。
付属品として、つるつるの布地で出来た袋状の物があり、こちらをあらかじめ足先に被せておきます。そうすると、つるつるなので、あら不思議、この上からはけば、そのままでは固くてなかなかはけない弾性ソックスも、簡単にはけてしまうのです。そうやってはき終えたら、今度はつるつるの袋を足の裏の穴から引き出せば、靴下をはいているだけの状態に。
(袋の先には平べったい紐が付いていて、これを穴から外に引っ張ります)
この袋、便利なので頂いて帰りました。実は弾性ソックスの着圧はそこまで凄くはなくて、メディキュットなどの市販の弾性ストッキングの方がきついくらいなんですが、それらをはく時も、この袋を使えばかなり楽にはくことが出来ます。特に産後は一時的にかなり足がむくみ、弾性ストッキングが欠かせなかったので、重宝しました。

写真は貴重品を渡す前に夫が撮ってくれた一枚。
妊娠ラストの1枚です。
ショルダーバッグに付けていたエコバックがほどけてる…

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