産後ケアとドゥーラの利用予定が変更?@大阪日赤病院 予定帝王切開

お昼ご飯を食べてから赤ちゃんが部屋に来るまでの間に、あるところに電話をかけました。
区役所です。
理由は、産後ケアセンターの本予約を取るため。

うちの自治体では、助成を受けられる産後ケアセンターの利用は、出産予定日の2か月前から利用したい旨の申し込みを,、住んでいる地域の区役所に対して行うことが出来るのですが、本予約は、出産してからでなければできません。
その為、産後出来るだけ早くに連絡しよう、でも出産当日はしんどいだろうから、次の日のお昼くらいにしようと、携帯にアラームが鳴るように仕込んでおり、昼過ぎに電話を掛けました。
電話に出て下さったのは、自宅のある地区を担当下さっており、マタニティ教室でもMCをして下さっていた助産師さんで、出産を喜んでくれた一方で、私がまだ帝王切開の次の日なのに元気に電話をかけてきたことに驚かれていました(そりゃそうだ)

そこで、利用を希望したケアセンターさんに空きがあるか確認してから、再度かけなおしますねとお答えいただき、待つこと10分ほど。

電話の内容は意外なものでした。
当初、出産した次の週末に一泊二日、土日を挟んで三泊四日利用予定で申請をしていたのですが、一泊二日の方に先約が入ってしまい、一日前倒しするのであれば可能だがどうしますか?というお返事でした。
どうして意外だったかというと、事前に個人的に利用希望施設に連絡をしており、仮予約の形で抑えておくと言われたためです。
実は、お産当日の午前中にもこちらの施設に電話をしており、その段階ではまだ空いていて、利用できますよと言われため、余計にびっくりしたのでした。

これは困ったぞと。というのも、一日前倒しすると、既に予約を入れている産後ドゥーラさんの利用にかぶってしまうためです。
夫に連絡し、ドゥーラさんのこの日の利用はあきらめようかなどと話もしたのですが、決めきれず。
私の住んでいる地域にはドゥーラさんがほとんどおられないため、お忙しく、他の日に振り替えできなかったのも、渋った理由です。折角サービスを受けられるなら受けたかったのです。

また、ケアセンターは隣の市で遠く、移動する時間帯に夫に有休を取って貰い、カーシェアで往復して貰ったり、タクシーに同伴してもらって、夫はそのまま電車で移動して出社する予定でした。
新生児連れで、宿泊に必要な量の荷物と一緒に異動するのは大変なので、夫がいれば、自宅マンションの入り口と自宅までや、ケアセンターとの荷物の運搬をお願い出来るメリットもありました。
その為、夫の有休のやりくりという問題が出てきました。退院後の平日で、私と子供が産後ケアや産後ドゥーラを利用しない時は、夫が有休を取ってサポートする事にしており、夫の有休の残り日数が少なくなっていたのです。
有休を残そうと、ドゥーラさんが来る産後ケア利用予定の前日は、夫は出勤するつもりにしていました。また、帰ってくる予定だった日に合わせて夫が病院の予約を入れており、そこの有休はずらせませんでした。
このままでは、ケアセンターへの出発・センターからの帰宅・夫の通院で、3日連続で休みを取ってもらう事になり、夫の仕事との兼ね合いや、有休の残数もあり、悩みました。

ただ、産後ケアの利用は早い者勝ちという事実に直面しており、一旦区役所には、前半の利用は一日前倒しの一泊二日で予約の連絡を施設に入れてくださいとお願いしました。
既に利用予定のケアセンターの窓口が開いているぎりぎりのタイミングだったので、お返事は次の日かと思っていたら、すぐに折り返して下さり、予約が取れました。
後は出発・帰宅時に夫が家にいられるかどうかで、それ次第でドゥーラさんをキャンセルしようと話し、その日のケアセンターに関する話は終わりとなりました。

結局、ドゥーラさんの利用終了時刻を元々の予定より短くし、ケアセンターへの出発を後らせ、同じ日に利用する、タクシーに乗る手伝いもドゥーラさんにして頂くという案を取ることになりました。
それであれば、夫は出社でき、有休を確保できるためです。


が、産後ケアについては、退院後、さらに予想外の状況になり、結局ドゥーラさんには、当初予定していた時間一杯利用させて頂くける事になりました。

詳しくはまた書けたらと思うのですが、退院後、実は自宅から徒歩圏内で、日赤病院とは目と鼻の先(バルナバ病院を挟んだ向こう)にある、府の助産師会館でも宿泊の産後ケアをしている事が分かり、問い合わせたところ、当初予定していた日程での一泊二日の枠の空きが有ったのでした。
私の自治体では、産後ケアの本予約は、一回だけであれば変更が出来たため、区役所に予約の変更をお願いし、利用する事となりました。

さらに、日帰りの産後ケアも1週間、こちらで利用させてもらいました。日帰りであれば荷物も少なく、ベビーカーに子どもを乗せ、私が押していくことも可能でしたし、雨などでタクシーを使うとしても安く済みます。
うちの自治体は、助成が下りる産後ケアは、泊りがけはトータルで6泊7日まで、それとは別で日帰りはトータル7日間まで利用可能だったのですが、徒歩や安く行ける範囲内に産後ケア施設があると分かっておらず、泊りの産後ケアは、交通費がかかっても、トータルで2往復だから、ここはお金をかけようと考えていました。ですが、毎日これはきさすがにきつく、日帰りでの利用予定は有りませんでした。
(自治体によっては、助成が下りる期間が長くても、泊りと日帰り合わせて7日間までのように、ルールが異なります)

と、ここまで書いて、あれ?と思ったことがあります。
仮予約をしに行った際、区役所の担当者さんは、市内に沢山ある助成を受けることの出来るケア施設一覧を私に渡して、説明下さっていました。
それを見れば、助産師協会に泊まれる産後ケア施設があることも分かったはずですし、バルナバ病院にも有ると分かったはずなんです。
が、産前の私は、出産予定だった産院のケア施設を使う事しか頭になく、他の施設も使うという考えに至る事が出来ませんでした。
妊娠中で、思考力が低下していたのかな…とも思うのですが。

実際に生まれてからでなければ予約できないというのは、計画出産ではないお産が主ですから、やむを得ないとも思います。
仮に出産前に本予約出来るなら、出産が遅れると、予約ドタキャンとなり、施設が無駄に空く可能性がありますし、計画出産予定だった場合も含め、早めに生まれた場合に、予約していた日程が、利用できる期日内に入らなくなるかもしれません
(私の自治体は、産後1ヶ月までしか助成が下りないため、あまり後半ギリギリで予約すると、産後1ヶ月以内に入らない恐れがあります)

産後ケア利用を考えている方の参考にどこまでなるかは分かりませんが、私のドタバタ体験記でした。

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