お産から一夜開けて @大阪日赤病院 予定帝王切開
1つ前の投稿にて、硬膜外麻酔に関してつらつら語りましたが、お産の次の日の午前中に何が有ったかについて綴りたいと思います。
次の日というより部屋に戻ってきてからずっとですが、定期的に術部の様子のチェックと、子宮の戻りのチェックを受けました。
子宮の戻りのチェックは、分娩方法に限らず、腹部を助産師さんが手で押すものです。
これは後に産後ケアセンターを利用した際も受けました。
術部は、助産師さん曰くきれいだねとの事。まだこの段階では私は見ていなかったのですが、まぁそう言われたら悪い気はしません。
助産師さんがお二人いらした際にチェックされた時は、「縫ったりホチキスで留めてないね、接着剤で留めたのかな?きれいに留めてくれてるね」とお話されていたのが聞こえてきました。
てっきり、ホチキスで留めると思っていたのですが、接着剤でくっつけられた様です。
なお術部は退院するまでは大きなガーゼを当てられていました。
(退院直前に、ホームケアを教えられます)
血圧も時々測られましたし、その他、日に2・3回検温もありました
↑ベッド側面の柵に、キルト地の細長くて小さい袋が備え付けられており、これなんだろ?と思っていたのですが、実はその中に体温計がしまってありました。
そして確か早朝に、助産師さんからおならが出たかの確認がありました。
これは、帝王切開の次の日の昼から食事が開始になるためで、胃腸がちゃんと動いているかの確認の為です。事前に、聞かれることと、出ていたら昼食が出ることを教えられていました。
盲腸の術後に聞かれるイメージだったのですが、開腹だと等しく聞かれるのでしょうかね。
その他、午前中に尿道カテーテルの抜去がありました。
かなり忘れてしまったのですが、先にカテーテルを抜去されてから、病室内のトイレまで行って排尿し、無事ベッドに戻ってこれるかを確認したような気がするのですが、これだとミッションクリア出来なかった場合に、また尿カテを入れる事になってしまうので、カテーテルは抜去せずに入れたままトイレにだけ移動し、戻ってこれたら抜去だったかもしれません。
ただ、どうしても助産師さんが在室されていた時に、トイレで排尿した記憶があるので、2往復したか、抜去後、トイレに行くときに再度呼んだのかもしれません。
というのも、お産、特に帝王切開の後は、排尿したくても手術の影響で上手く出来ない事があるので、ちゃんと出来るか確認の為に、トイレの側で立ち会われた様な気がするのです。
(思い込みかな…)
トイレまで行けるかの確認時は、助産師さんお二人がいらっしゃいました。
この時が、オペ後初めて自分の足で立つ瞬間になりました。
人によってはまだ足腰が立たず、ふらついて倒れると危険なため、助産師さんが立ち会われます。
私はいきなりしゃきんと1人で立って歩けました。
トイレとの往復もすんなりクリア。
合格を頂けました。
なお、尿道カテーテルの抜去は痛いかも?と思っていたのですが、特に痛みはありませんでした。
硬膜外麻酔のお陰かなと思います。
また、帝王切開では排尿に関係する臓器やその周辺をいじるため、一時的に尿意を感じなくなる事が多いから、定期的にトイレに行くように心がけて下さいとも指導されました。
実際私はオペから3日後くらいまで尿意を感じず、そろそろトイレ行かなきゃと思ってトイレに行ったら、予想以上の尿の量で、膀胱に沢山尿が溜まっていても感じないんだ!と衝撃を受けました。
加えて、筋肉や神経が麻痺していた為か、排尿途中で止める事も出来ず、そもそも排尿しているという感覚もしばらく有りませんでした。
ちなみに私は上の子の自然分娩の時は、お産の直後から尿意を感じましたが、人によっては経腟分娩でも、一時的に排尿関係に障害が起こるケースもあるとか(?)
トイレ関係は、上記の通り不都合も有ったのですが、帝王切開ならではの「会陰切開してない」だったので、排尿後にトイレットペーパーで拭く際の恐怖がゼロだったのは、とても嬉しかったです。
上の子の時は会陰切開をしており、3日間ほど(といってもこれはかなり短いのですが)痛みが有り、そもそもバチンと切って縫った所に触れるのが本当に怖くて怖くて、トイレやシャワーの度に緊張していました。
これも、私が自分自身には、経腟分娩より帝王切開の方が合っていたなと思うポイントです。