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ゴスペラーズ30周年記念祭@大阪城ホール(2025/01/13)

※以下ネタバレバレの下記ご注意ください。
※記憶がいつも以上に曖昧なのでノンというよりフィクションです。


ゴスペラーズ30周年記念祭@大阪城ホール(2025/01/13月祝)


行ってきました。ゴスペラーズ30周年記念祭Day3。
東京公演はありがたい巡り合わせで行くことが叶ったのですが、もともと周年ライブ映像を見た影響で握りしめたのはこの大阪開催のチケットで、この日を楽しみにしておりました!


快晴の大阪。初めての大阪城ホール。
大阪城公園は敷地が広くて、方向音痴な自分はちょっと足を伸ばしたが最後戻ってこれなくなりそうで、ビビって大阪城ホール付近から離れられず。


グッズ購入がスムーズ。あまり並ばずにいける。とはいえ欲しいものは東京で購入できていたので、ガチャガチャをちょっとだけ。ハニーキャンディーのトレカの納入が遅れて発売が16:30から(開場がまさにその時間)になるとのアナウンスがあり、こちらだけ長蛇の列だった。



開場。大阪では会場内に祝い花。ハービスで行われていたメッセージボードが6枚ほど?ずらりと飾られていた。メンバーが見るのではなくお客さんが見るのか。


ステージのセットは武道館と大体同じ感じに見えた。武道館とはステージのサイズ違いそうなのにすごいなあ。左右はでっぱりというより横に長くなったよって感じ。
席が武道館とほぼ同じ角度で最上段。すごく見やすい。多少前のめりになっても後ろの方の視界とか気にしなくてよいし、メインモニターも両端にある小さめモニターもよく見えるし、どうやって臨もうかとワクワク。そして大阪でもアリーナに舞台が作られていて(武道館の時より後方気味にあった)あそこの通路が広めにとってあるということはあそこからですかね、とか考えちゃう。客入れでクラシック曲がかかっていて、武道館の時は興奮しすぎて客入れで曲がかかっていたかも覚えていないことに気づく。


開演時間に照明が落ちて、バンドメンバーが登場。そして5人が登場。

01.ひとり


武道館の時とは違って周りの方々は着席して聴くスタイルだったのでそれに倣ってみる。
武道館の時以上に村上さんの歌声が素晴らしかった気がする!


曲が終わって、拍手を受けながら一礼の5人。


02.靴は履いたまま


村上「声を枯らして叫んだ……」(曲がやんで)
5人「君が!好きだー!!!!!」
村上「よと~」
(ここ、君が好きだ、だったか、君が好きだよ、だったか記憶があやふや……)
5人が叫ぶところでやっぱり大きな歓声が上がる。
途中、ギターソロを称える5人。
バンド紹介の時にベースの荻野さんが本日お誕生日と紹介されていた。めでたい!!


03.一筋の軌跡


歌い出しはみんなで上手側、二番では下手側へ。
黒沢さんと村上さんが間奏でホゥホゥ言うところが大阪ver.にアレンジされてた!酒井さんから「みんなも歌おう!」の声かけ。


04.F.R.I.


これも武道館と同じくイントロで客席が\おおぉ~/と沸く。
武道館の時はサイドにある小さいモニターは全然見えなかったのだけど、今回の席だとそれもよく見えて、♪チケット握りしめて、のところはバッチリ安岡さんが抜かれていたんですね。素晴らしきカメラワーク!
揃いの振り付けがある曲ではないから、後半はそれぞれが思い思いのステップを踏んでいて、村上さんがとにかく楽しそうでこっちも顔がほころんじゃう。曲の終わりで観客の手拍子だけになるところも痺れる。


05.24/7


かわいい!明るい!♪とぅえんてぃーふぉーせぶんならー、のところの手の振り付け、やってみたいなあ。


MC


ここでご挨拶。満員御礼ありがとうございます!と村上さん。今年初のライブということであけましておめでとうございますも。
「10才で大阪を離れ」という村上さんの切り口上から始まった個人紹介は、
村上「兵庫県○○市生まれ(忘れちゃった。加古川??)大阪府吹田市育ち、村上てつやです」
黒沢「東京都江東区生まれ、八王子育ち」
安岡「今日も(今年も、だったかな?)いっぱい汗かいていきます!」
酒井「愛知県で(?)新喜劇みてました」
北山「今年の目標は断捨離を続けることです」

06.ミモザ


黒沢さんのリードがカッコいいし、村上さんの「触れた場所にメロディライン」のところもカッコいい。


07.街角-on the corner-


村上さんがゆっくり歩きながら歌う「名前のない明日……」のところ、やっぱり好きだ。

08.言葉にすれば


今回のライブで一番好きになった曲。やっぱり安岡さんがとても素敵。中盤の黒沢さんパートも好き。


MC


安岡さんがミモザ、街角、言葉にすればのタイアップを説明し、「テレビで見聞きして知ってくれた方もいるのでは」と。
安岡「さて酒井さん」
酒井「はいはい」
シングル曲は52曲、じゃあカップリング曲は何曲?との問いに
酒井「……57曲!昨年ビューティフルハーモニー2(ここでブイ)……G30って言わなきゃだった」ともう一度言い直し。
「もーーないよ?ぜ~~~んぶ入れたから!買って!買って!!」と酒井さん。4人が「しっかり言ったよ」と笑ってた。


続いてはカップリング特集。


09.砂時計


大阪でもイントロが鳴った瞬間、客席から歓声が。多くのファンから待望された曲なんだなあ。イントロからしてまずカッコいいもんなあ。
思えば【うたなび】とかハービスでの公開録音でとか、いろんなプロモーションで安岡さんが『砂時計』の話をしていたのって今度のライブでやるよって少し匂わせてくれてたのかなあ。さすがに考えすぎか。


10.冬物語


聞き入っちゃう。。


11.東京スヰート


これもまた聞き入っちゃう。
村上さんが「眠れないのは……」で下手の方へ行くのだけど、近くの方々はとろりんってなっちゃうだろうなあ。

MC


「珠玉のカップリングメドレー」って自分で言うんだね、北山さん。事実だもんね。
「昨年公開されたMV、あの堺雅人(くん?さん?どっちで呼んでたかな)が出ている、もう……拭くものなしでは見れない」と北山さん。座って泣くだけであんなにも見せられるんだなと。「無料で見れますんで」見てくださいねと言う北山さんの横から「俺の演技も見れるしね」と村上さん。客席から拍手がおこるも、酒井さん(?)が「それ言わなきゃよかったのに」と。村上さんが振り返って酒井さんをじっと見やり、それを酒井さんが愛想笑いで跳ね返すの攻防、秒では終わらなかった。


ここからはさらに盛り上がっていきましょう!と、20世紀のゴスペラーズ。


12.Tonight


大阪でもやはり歓声!!

13.それでも恋はやってくる


安岡さんの歌い終わりの投げキッスで歓声!!


14.t.4.2.


メインモニターに映る酒井さんを見たら、すごく優しい顔で歌っていた。
武道館の時は、初めてだし、なるべく肉眼で見て全体を広く聴いて楽しむぞと思って臨んだのであまりそれぞれの表情とか見えてなかったんだけど、こんな顔して歌っていたんだなあ。

15.BOO~おなかが空くほど笑ってみたい~


テケテケ行進しだすのがかわいい。
♪おなかがーすくほーどほーんきでー、と歌いながら手をふりふりしてくれる黒沢さん。みんなで上手へ来たかと思ったら今度は走りながら逆サイドへ。パワフル!


16.まちがいさがし


酒井さんの「おれたちに秘密あんだろ?(要約)」に「あるよ」な北山さん。多分初期の方の曲なんだろうな。フルで聴いてみたい曲だなあ。

17.Slow Luv


イントロで歓声!わかる!!
馳せる馳せる馳せる、のところの体遣いが武道館の時より低かった。それがカッコいい。黒沢村上酒井で歌い上げた後の酒井さんの「Slow Luv……」で村上さんが吐息な合いの手入れるのがまたカッコいい。欲を言えばフルで聴きたかったなあ。


曲終わりで下がっていく5人。そうかこの曲終わりで休憩だったか。全然覚えてなかった。。



休憩時間にトイレへ。混んでいたけど、すごくサクサク進む。スタッフの方がなかで「こちら空いてますよー!」と誘導してくれるからめちゃくちゃスムーズだった。
外で並んでいる途中で「そっち入らないでください」「関係者です」「ああ、どうぞ」というやりとりが発生してて、これが大阪かあと思った(偏ったイメージ)


休憩明け。マイクロフォンNo.順に幼少~学生の頃の写真が3枚ずつ映し出される。ひとつひとつに歓声があがる。

そして白いスーツに着替えた5人が登場。


18.Promise-a cappella-


♪just my……をまとめるのは北山さん。
曲終わりで後ろからひとりやってくる人が。ここからお芝居パートが始まるけど、あれ?武道館の時とは人が違う??あれ??みたことあるぞ??ちょっとうるブギの八木さんに似ているあの人は……キングオブゴスの人だ!!!!!(※田中聡元さん)


そして始まるお芝居&歌。

19.こういう曲調好き


北山さんのぶるるるんいいなあ。
酒井さんのマイクを離した\ヘェーイ/も好き。

20.Tiger Rag


4人までだったら密入国させてやると持ちかけられ、仲間割れが始まる。兄弟じゃないやつとして外されそうになる酒井さんこと捨吉。「ヘアブローの虎と呼ばれた俺なしでやっていけるのか?ヘアウォッシュしか能のないお前らでよお!」とナイフを繰り出す捨吉。
兄弟喧嘩を止めに入った聡元さんがぶっ刺されるも、自分でパァァァと治す。魔法???


5人とも連れて行ってあげるよ。ご飯おごってあげるよと話が進み、名前を確認。
いちろうと名乗ると「鈴木?」と聞かれ、「世界的に出世しそうな名前です。毎日カレーを食べて犬を飼うといいでしょう」と予言みたいなことを言われ、じろうですと名乗れば「佐藤?」と聞かれ、「豆柴を飼うといいでしょう」と言われ、みんな笑っちゃってた。この辺、武道館の時とセリフが違っていたからそれぞれのアドリブなのかなあ。


21.Moon glows(on you)


22.I Want You


23.離れていても~wherever you are~


24.星空の5人~WE HAVE TO BE A STAR~


MC


大阪城ホールどう?と聞かれた田中聡元さんは「大阪城ホール、でけぇ!!」と一言、力強いシンプル回答。来てくれて嬉しかったなあ~と5人。ここでもゴスペラーズとどういう関係性があるのかとかの紹介はなかったように思う。聞き逃したかな。


ここから椅子が出てきて、座りながら少しおしゃべり。そしてアカペラを得意とするグループとしてこんな経験も。一節歌ってみますかと。

etc.トイレの歌※(タイトルなんて言うんだろう)いいともの※


etc.ウイスキーがお好きでしょ


タイトルを言い間違えちゃう黒沢さん。

ここからはメロウなナンバーで。

25.Deja Vu


大阪では村上さんも椅子をさわさわしていたような気がする。

26.In This Room


安岡さんのワ~オ ワ~オ ワッ かっこいいなあ。

また横からの視界だったのでついリズムの取り方を見ちゃうんだけど、安岡さんがつま先で両足交互にリズムを取っていたのが私には信じられなくて。出来ない、私にはそのリズムの取り方は出来ない!絶対ズレちゃう!安岡さんすげえ。。

27.愛のシューティング・スター


この曲もイントロで歓声!!みなさん好きなんですね!!

28.1,2,3 for 5


♪どっかしらおどけたモーション、のところ、おどけてみせるのは北山さんだけかと思ってたけど、他のみなさんもちょっとおどけてる?
くるくると高速で回る北山さん!お家芸!!(と思ってる)

29.愛の歌


酒井さんもなりきり前まではいてくれてた。去る時も慌てず走らず、さすが3回目。
なりきりゴスペラーズは、アリーナが北山さんパート。スタンド1階は安岡さん。会場の表記としてはスタンド2階って無い気がするけど、きっとこの辺は2階だなと思い、メインを歌っちゃう。楽しい。
そういえば、『愛の歌』とかメンバーと一緒に観客も手を左右に振る曲があるけど、この時の左右の動きが逆なような気がしてしまって、あれ?ってなる。鏡のように動くのが正解なのかな。こういう手を振るライブにほとんど参加したことがないのでしきたりがまだわからず。

30.LOVE MACHINE


不穏な音がして、メインモニターに映るは頭を包帯で巻かれた病院着の酒井さん。これが最後だという通告には大阪でも客席から「えーーーー!!」の声。気持ち追いつかなくても始まる歌。ぷしゅーぷしゅーはやはり音楽の邪魔にならないタイミングで放つラブマシーン。よき場面で炎まで上がる!!武道館でも炎あったっけ??後半には黒沢さんが下手で、村上さん安岡さんが中央で(2人で1つのを持っていた気がする)、北山さんが上手でぷしゅーぷしゅー。武道館の時はもっと恐々と放っていた気がするけど、もはや慣れたもの?東の方へ歩いてくるラブマシーンに正面から遠慮もなくぷしゅーを浴びせかける北山さん。それをもろともせずに歩を進めるラブマシーン。大丈夫なのか。よく歌えるな。最後指でLの字を作りながら去っていくラブマシーンを見ながら、かつてBerryz工房の嗣永桃子ことももちが自身最後のライブでトレードマークの小指を立てて沈んでいったのを思い出した。
映像中、「今回ですべてが報われる気がするんだ」と言っていたラブマシーン。最後のセッションですべてが報われたと思ってくれてるといいな。

31.Mi Amorcito


それはそれとして次の曲が始まる。酒井さんの歌割り部分を他の人は歌っていないように見えるんだけど声はする。裏で歌っているの??
やはりサビで酒井さん登場。走らず悠然としてて、さすが3回目。

MC


ラブマシーンについて「これで最後です、で、ええ~~~!ってすごかったなあ」と村上さんが振っても「え?なんのこと?それおいしいの?」と終始すっとぼけな酒井さん。往年のファンの方々にとってはラブマシーンに会えなくなるの寂しいだろうな。私ももうこれで『LOVE MACHINE』が聴けなくなるのかと思うとちょっぴり残念。北山さんのゥヴヴヴィエエエエの唸りもなかなか他の曲では聴けなくて好きだから(それとも私が知らないだけでそういう歌い方する曲あるんだろうか)。

32.永遠に


やっぱり黒沢さんにピンスポットが当たる瞬間、ドキッとする。私が歌うわけじゃないのに。
今回黒沢さんがすごく体でリズムを取ってて、とっても情熱的だった。だからか(?)隣りの酒井さんはそこまで体動かしてないようだった。

33.約束の季節


最後の方たっぷり客席に託してくれる。酒井さんのマイクオフの\君と~/も聴こえてくる。またも力一杯歌ってしまう。



手を振りながら去っていく5人。バンドメンバーも去って、拍手だけが会場になり響く。
ここで席を立つ方々がちょこっと見られ、帰りの時間の都合とかで席を離れる人はさぞ残念だろうな……最後まで聴きたかったろうな……。


アンコール


5人がアリーナに登場すると会場が沸く!

34.星屑の街


アリーナの舞台で歌う5人。北山さんが大きな身振り手振りでリズムを取ってみんなを誘導していて、ゴスペラーズのコンダクターは北山さんなんだなあと思うとともに、メインステージではあそこまで大きくやっていなかったことを思うと、あの場所で歌を合わせるのって難しいことなんだろうな。

こっから素人がナマを言います。友達がいればオフラインで話してなーに言ってんのーとかたしなめてもらえたりするんだろうけど、友達がいないばっかりにオンラインでやあやあ言っちゃってねえ、まったくねえ、という感じでひとつ……。

ライブ全体を通して武道館の時以上に歌声が素晴らしいなと思いながら聴いていたのだけど、ハーモニーのところで時折村上さんが低めにいってるような気がして、それでもそれが嫌なわけじゃなく、不調にも聴こえず。他のメンバーもガッと引っ張りあげて元の位置に戻すというよりはそこで合わせるような感じ……とにかくそんな風に感じて。
『星屑の街』でも酒井さんの「大丈夫 ずっとこの歌と」のあとに入るハーモニーがやっぱり若干低く入った気がして、それを次のサビ前の酒井さんが「ここまできたよ」を少し下げて歌ったように感じて、おい!!マジかよ!!生!!!プロ!!!!!と超絶ドキーッとなった。。いやいやそんなこたぁしてないよ、いつも通りの歌唱ですよ、かもしれないけど、すごく合って聴こえた。あそこもう一回聴きたいなあ。大阪公演って収録されてないのかなあ。。


35.Love me! Love me!


そんな風に一人身悶えていたら、次は『Love me! Love me!』。歌いながら行進してステージを回る5人。手を振る黒沢さん。この曲の酒井さんの「しん゛じたーいよ」の「ん゛」が好きなんだけど、武道館でも大阪でもそんな風に歌ってなかった。そっか、あれは音源でだけなのか。


歌い終え、アリーナのステージを降りてメインステージに向かう5人。客席の通路を歩いていくのだけど、武道館の時よりストロークが長かった。


36.侍ゴスペラーズ


それぞれのパートでは照明もメンバーカラーになっていた。武道館では気づかなかった!
歌が終わって村上さんの口上→4人「オーイエー!」
ここの4人のタイミングとか音の高低とかの合図を出すのは北山さんのようだった。


37.SING!!!!!


よく見ていると場位置に戻るのにくるくる回りながらであるとか、移動が激しくて、よく出来るなあ。最後の♪あ~あ~あ~、で一度終わったかと思ったら盛り返すの楽しい!!


MC


ここで最後のMC。それぞれの挨拶。
村上さんから「スタッフにも拍手を」と。スケジュールの都合でどうしても前日深夜からの建て込みになってしまって、そんな中で作ってくれたと。サウンドクリエイターにも、昔一緒に仕事をしてまた一緒にやれるような仕事を続けていこうとゴスペラーズとして心掛けてきた、というような話をされていた。また一緒に仕事がしたいと思い思われ実現させるって素晴らしいよなあ。歌がうまいだけじゃなく働く大人としてもかっこいいなあ。

北山さんのところで\ようちゃーん/と声が飛ぶと、「そう……ようちゃん……いつからようちゃんなのかわかりませんが、嫌ではないので、これからもようちゃんで」と北山さん。
僕とあなたの間にあって僕たちだと思っているので、と話していた。


次は酒井さん。酒井さんってファンからも酒井さんって呼ばれているんだなあ。愛称は特にないんだろうか。
「今日は成人の日で、お子さんがとか、本人が式に出てダブルヘッダーで今ここにいるよとかね」と。
自分は歌っていたんで成人式に出られなかったんで。だから逃した~と思ってるんですけど、30周年でこういう式典があってよかったです、というような話をされていた。


黒沢さんは客席からの\くろぽーん/を目をつぶってうんうん頷きながら聞いていた。「ハタチくらいからくろぽんです」と。○○くんが(お名前聞き取れなかった)くろぽんだ!って言い始めて、学生の頃のあだ名をずっと呼んでくれてありがとうと。
最近涙もろくて30周年で泣いちゃうかと思ってたんだけど、歌ってみるとワクワクしちゃって。これはもっとやれるぞ!みんな(ファン)ももっとやれるぞ!と、武道館の時のようにまだまだいくぞという挨拶だった。


次の安岡さんは、さっと挨拶に入って名前を呼ばせてくれない。なるほど北山黒沢村上は名前を呼ばせてくれて、酒井安岡は呼ばせてくれないっぽいな?という印象になった。酒井さんはなんとなくこざっぱりとした対応を心掛けているように見えるから納得もあるんだけど、安岡さんは終始甘やかなのに、ちょっと意外。←挨拶の内容わい


村上さんは武道館の時のように、あの曲が聴きたかったってあると思うけど、欲張ってください。それがいろんな街へ歌を届ける僕らの力になりますって言ってくれて、やっぱり素敵だった。
話し始めようとしたら\てっちゃーん/って呼ばれて、にやっとしてた。


最後にもう一曲と始まり。


38.パール


大阪でも、メインモニターにメンバーの背中越しの客席が映る。ああ、本当にこれで終わっちゃうんだあ。。


曲が終わり、ゴスペラーズとバンドメンバーで万歳。
5人で上手下手へ挨拶。挨拶で周りながら北山さんが客席とエアハイタッチを何度もしてくれる。その後ろで酒井さんがなにやらエア撒き(?)をしている。ステージ中央に戻ると撒いていたものの入っていたであろう入れ物を置くマイムまでぬかりなしだった。何を撒いていたんだろう。縁起担いだら餅かなあ。塩なら溶けなきゃだったし灰なら咲かなきゃだったなあ。土地柄にちなんで飴ちゃんだったのかもしれない、とは帰る道すがら思った。新喜劇お好きのようだし。

最後に村上さんが音頭をとって


村上\きたやまー!/ 客席\よーいちー!/
村上\さかいー!/  客席\ゆうじー!/
村上\くろさわー!/ 客席\かおるー!/
村上\やすおかー!/ 客席\ゆたかー!/
村上\むらかみー!/ 客席\てつやー!/


と名前呼ばせてくれた。なんだか嬉しかったな。ゆうじ、ゆたかはもとより、くろぽんとは呼べても、かおるー!とはなかなか呼べない気がする。


ライブが終わり、客出しでかかっていた曲がPerlの特典DVD(ルイードでのライブ)で歌っていたゴスペラーズの曲で、これもすごくかっちょよかった。

武道館からセットリストは変わらず、そうかー『新大阪』やらないのかーと思ったけど、それはG30ツアーの方でやるのかもしれないなあ、とか、酒井さんは何を撒いてたんだろうなあ、なんてことをぼんやりと考えながら帰っていると、途中にあった居酒屋さんでガンガンにゴスペラーズの曲がかかっていて、聴こえてくる音に心ほころんじゃった。

大阪城ホールではゆったり見聞きできて楽しかった。でもちょっと離れたところで曲にノリノリなおねえさんがいるのが見えるとそちらに混ざりたくもあり、体がひとつでは足りない!目も耳も足りない!という状態だった。
自分には音楽の素養があまりないから(その割に低いだなんだ言ってますが……)ハーモニーをちゃんと聴けなくて、もっと耳をすませられるようになったらきっといま以上に楽しいんだろうな。

ゴスペラーズは遠くにありて思うものだったし、いまだって近くはないけど、昨年ライブ映像を見たところからゴーッと燃えてここまできてしまった。きっと楽しいんだろうなと夢見たライブは本当に楽しかった!!歌はもちろんお芝居もダンスもあって、盛り沢山だし、茶目っ気もあって、グッズもかわいかった。
グッズをちょっとだけ買ったけど、カードとかガチャガチャとか射幸心をあおられて楽しい。しかしこれが引けども回せども出てくるのは……安岡さん!ハニーキャンディのカードなんて安岡さんが四枚!SNSで見かけた感じだとみなさんそんなにかぶってなかったようなのに。買い方のせいかしら……。観賞用、保存用、持ち歩く用としてもさらに予備まで出来てしまった。お気遣いが過ぎるよ安岡さん(安岡さんは何もしていない)。カレンダーも買ったのだけど、自分の誕生日週の写真は安岡さんだったし、私のゴスペラーズ的ラッキーパーソンは安岡さんなのかもしれない。しかしこのカレンダーはカレンダーというよりゴスペラーズの年表か写真集ですね。ライブ中の写真とか素敵だし、何より過去のその日のゴスペラーズのスケジュールが記載されていて、これがすごい情報量!文字があれば読んでしまう自分には楽しい読み物です。ラジオ出演も記載されていたけど、たまむすびは書かれていたのに星のギガボディのことが書かれていないっぽいのはちょっぴり悲しいぞ。あれ楽しかったんだから!


これにて年末年始のゴスペラーズ三昧は〆。

歌を生で聴けた感動で息をするのを忘れるくらい引き込まれて、時々「みんなも一緒に」って言ってくれて呼吸を思い出すとか、なんだこの体験……。聴きたいなと思っていた曲もたくさん聴けた!『言葉にすれば』はライブで聴いてさらに好きになったし、『Tonight』を知れて嬉しかった。

インタビューに応えているのやライブでの挨拶を聞くたび、インタビュー記事を読むたび、ゴスペラーズは歌がうまいだけじゃなく立ち振舞いがカッコよくて、自分もあんな風に仕事したいなあって憧れてしまった。私は楽しいことはただただ楽しいこととして享受しちゃって奮起の燃料に出来ない性分だけど、でもゴスペラーズに触れて少し仕事の仕方を見直せる気がする……気がする……気がする……(ことだま)

改めて30周年おめでとうございます。新米ファンにもその晴れ舞台を覗かせてくれてありがとうございました。

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