男性ブランコno寄席＠∞ホール（2023/01/04）

男性ブランコno寄席＠∞ホール（2023/01/04）

出演者発表前からチケットは完売の男性ブランコno寄席。昨年はどうだったっけ。

OPトークで、ごはんを食べる時間も取れない新春スケジュールにジタバタする男性ブランコ。誰も欠けることなく集まってくれた点についてはにこにこ。お席完売につき、立ち見ならぬ丸椅子席も用意されていて、浦井さんの「柵越しからありがとうございます」が良かった（∞ホールの最後方には柵がある）

1. 男性ブランコ（漫才）シンデレラ

2. カーステレオミュージック（コント）お見合い写真

3. フランツ（漫才）パン屋さん

4. ケビンス（漫才）定食屋+おんぷ運び

5. ストレッチーズ（漫才）物の数え方+漢字の運び方

6. ママタルト（漫才）初詣+運び

7. トニーフランク（漫談）勝手に新曲+男性ブランコのいいところ

8. コマンダンテ（漫才）転校生ともめる

※トニーさんとママタルトは順番逆だったかも。。

男性ブランコのネタは水陸両用ライブでやっていたやつだ！
男性ブランコ以外の出演者が発表になる前にチケットが完売したということは、ここに集まった人達はまず何よりも男性ブランコが見たいという志を同じくする人達だと思うのだけど、それでもこんなにシーンとすることあるんだなというくらい途中シーンとなって、外で車の警報音が鳴っているのがはっきりと聞こえた。それを浦井さんが拾ってネタの中に。
平井「車上荒しンデレラ」
浦井「指紋がぴったり」
→二人でお縄頂戴されたポーズ、が楽しかった。息ピッタリだった。

カーステレオミュージックは初めて見たけど面白かった～。小道具の仕掛けもいろいろあって、何より設定について何の前置きもなく進んでいくのに違和感がなくて、しっかり恋模様でくすぐってくれる。EDで出演者が集まった時、思ったより小柄でびっくりした。ネタ中とても大きく見えたから。

フランツはピザ屋さんのネタが面白いけどパン屋さんも楽しい。次になんてツッコんでくれるんだろうってワクワクする。男ブラがかつて二人で夜道を散歩中に「男性ブランコさんですよね？」と声をかけたきたウーバーイーツ配達員の青年がいた話は何かで聞いたことがあったけど、その青年がまさかフランツ（土岐さん）だったとは！しかしフランツを神保町所属だと思っていた男ブラ二人。マセキ贔屓としては、マセキだよー！と声を大にして言いたい。

トニーさんは男性ブランコ二人のいいところを歌いあげてくれるのだけど、大の仲良しな平井さんはさすが仲良し的な扱いだった。いつ聞いても歌が上手い。。

ケビンスからは男性ブランコのおんぷ運搬の完コピ+2次創作漫才が繰り出されて楽しい楽しい。コンボイさんが♪を運ぶとパワフルだし、運べちゃう展開がまた楽しい。ffを飛ばして、コンボイさんがつかみそこね、仁木さんがつかみそこねると、舞台袖から「お前･･････っ」と言いながら浦井さんが倒れ出てきて拍手喝采。
ママタルトは金魚すくいですくった金魚が危険で命が危うくなったり、絵馬を投げて「ｴﾏｴﾏｴﾏｴﾏ･･････」と戻ってくる絵馬をつかみそこねるとまた浦井さんが「お前･･････っ」と倒れ出てくれたり。結構端の席で見ていたけど、倒れ出てくるまで姿をちらりとも覗かせないのがとても良い。
ストレッチーズは漢字の運び方で、高木さんが何度も浦井さんのツッコみフレーズを真似るタイプのオマージュ。コマンダンテのネタ中にも浦井さんが登場し、安田さんと共にスライリィー。この時点で19時（終演時間）だったからだろうか、コマンダンテのネタがとっても短く終わった。

EDでは、前回に引き続き、お年玉争奪シンプルたけのこニョッキ。
負けた人からみんな死んでいくスタイルで、様々な死に様（コンビ死・ママタルト）（老衰・安田）（チョキピース開脚・コンボイ）（倒れる時は前のめり・石井）（嬉し死・福島）（人を巻き込む・土岐）（ステージ外へ滑り落ちていく・馬場）（手にしたポチ袋の一辺に毒・高木）
勢い余って落ちていってしまう馬場さんにびっくりしたけど、「体張りすぎや」と言いつつ、助け起こすではなくマイクを直す浦井さんもなかなかだった。ケガがなくてよかった。。

男性ブランコのコントが見たいなと期待して行ったのだけど、漫才でよかった。みんなが盛り上げるお祭りワイワイな男性ブランコno寄席、ならぬ、おんぷ運び寄席。すごく楽しかった！