【1日3回で大丈夫?】愛犬の健康を守る!ライフステージに合わせた食事回数のベストプラン
※この記事はポートフォリオ用のサンプル記事です。
このようなお悩みから、愛犬の食事回数や量の調節に頭を悩ませる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
健康に成長して欲しいという願いから、食事に関して様々な疑問や不安を感じることは自然なことです。
しかし、年齢や体調によって、最適な食事の頻度や内容は異なるため、ライフステージやその子の運動量などにあわせて回数や量を決めてあげる必要があるのです。
とはいっても食事回数の目安は抑えておく必要があります。
上記を基準とし、体調や運動量にあわせてうまく調節していくようにしましょう。
動物看護師の資格を持つ私が、犬のライフステージに応じた食事管理の方法や、フードを切り替えるときの注意点などについて解説していきます。
本記事では、愛犬のライフステージに合わせた最適な食事回数や切り替えの注意点、さらに質の高いフード選びについて解説していきます。安心して食事管理を行えるよう、不安や疑問を解決していきましょう。
犬の最適な食事回数はライフステージにより異なります
犬にとって適切な食事回数は、生涯を通じて変化していきます。
最適な食事方法は、子犬期・成犬期・シニア期といったライフステージによって異なるためです。
1日あたりに必要な食事の量は、
消化機能の発達
活動量
胃の大きさ
などによって異なります。
それぞれのライフステージに合わせた食事管理が、健康維持の基本です。
子犬期は少量に分けて1日3回以上
子犬には一度に多く与えるのではなく、少量にわけて1日3回以上あげましょう。
子犬の頃は、体が小さく消化機能も未発達のため、一度に多くの量を食べることができないからです。
子犬はどんどん成長していきます。週に1回は体重を測定し、適切なフード量を確認しましょう。
成犬期は1日2回が基本
成犬の場合は1日2回の食事回数が基本です。
成犬は、消化機能が十分に成熟し、活動量も高くなることが理由です。
突然1日2回へ変更するのではなく、少しずつ様子を見ながら切り替えていきましょう。
成犬の場合は活動量によっても、必要とするエネルギー量が異なります。フードのあげすぎによる肥満にも気をつけ、体重を見ながら量を調節します。
シニア犬は少量にわけて1日3~4回
シニア犬の場合は、体調を見ながら少量を1日3~4回与えます。
消化機能が低下し始め、活動量もだんだんと少なくなっていくためです。
シニア犬の場合も個々の状態によってフードの種類や回数を切り替えましょう。
成犬期に1日2回食べていた犬でも、体力低下により1回量が食べきれなくなることがあります。そのときは1日3~4回といった食事回数への切り替えのタイミングです。
健康で十分な食欲があるようであれば、1日2回でも構いません。
年齢で区切るのではなく、健康状態や食欲、日中活動量によって柔軟に対応していけるといいですね。
フードの種類もシニア用フードへの切り替えを検討します。悩まれる場合はかかりつけの獣医師へ相談してみましょう。
食事の回数や種類を切り替えるときの3つの注意点
ライフステージや健康状態の変化によって、食事回数や種類を切り替えるときには、3つのポイントに注意をします。
1.目安量に縛られず、一匹一匹の様子で決める
フードのパッケージに記載されている、年齢や体重ごとの目安量だけでなく愛犬の様子から、食事量を決めることが大切です。
記載量よりも食べすぎてしまう、残してしまうといった不安もあることでしょう。
食べられるフードの量や活動量は一匹一匹で異なります。まずはフードの目安量に従って食事をあげることが大切ですが、重要なのはその犬にあった食事量・回数であるかということです。
体重や健康状態を見ながら量を調節していきましょう。
2.新しいフードにするときは1~2週間かけてゆっくりと
フードを新しい種類に変えるときは、1~2週間かけてゆっくりと切り替えていきます。
食べ慣れていないフードに突然切り替えると、食べなくなったり、嘔吐や下痢といった状態になったりすることがあるからです。
フードへの食いつき、食べている量、日中の様子を確認しながら、1~2週かけて切り替えるようにしましょう。
3.切り替え時には嘔吐や下痢に細心の注意を
健康な犬でも、フードの種類を突然変えることで下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。
これはフードによって含まれている栄養素や成分、水分量が異なるため、消化不良を起こしてしまうからです。
ゆっくりと切り替えを行い、切り替え期間中は便の状態を確認するようにします。
もし嘔吐や下痢が見られ、1~2日経っても改善されないようであれば動物病院を受診しましょう。
食事回数だけじゃない!フードの質も健康に影響します
健康に影響するのは食事回数だけでなく、フードの成分や質、フードへの食いつきの良さなどがあります。
愛犬にいつまでも健康でいてほしいとの思いから、食事回数を気にされる方が多いのではないでしょうか。
食いつきのよいフードは、しっかりと食事を摂ってくれるので、飼い主さんから見ても安心できますよね。しかし、食いつきのよいフードは脂質が多く含まれていることがあります。犬が脂肪分の多い食事を好むため食いつきがよくなるためです。
愛犬の健康のためにも、食いつきのよさと栄養とのバランスがとれているフードを選ぶと良いでしょう。
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