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私と料理と子育てと。

4月。1年8ヶ月の育休から職場復帰した。
一般的な育休よりは長くお休みをいただき、ゆっくり子育てに集中させてもらえたことは本当に感謝である。保活は第一希望の認定子ども園に入ることができたし、希望通り、産前と同じ部署に復帰することもできた。夫も子育てを自分事として捉えている。

"とても恵まれている"

自分でもそう思うが、しかし、それでも!!
やはり仕事と子育てと家事を両立させるのは容易ではない。特に、平日帰宅後のドタバタは凄まじい。帰ってすぐお風呂に入って、食事の支度をし、夕食を食べさせて、歯磨きをして寝かしつけ…息つく暇もない。

そんな日々の中で私を救ってくれるのは、料理家SHIORIさんのオンラインレッスンで身につけたレシピの数々である。


夏に息子が産まれ、冬を越し、春になろうとする頃、世界は未曾有の事態に陥った。気分転換=外出 だった私は毎日を鬱々と過ごしていた。まさか初めての育休がこんなことになるなんて。長い休みのうちに行きたいところが山ほどあったのに。わたし、なんか悪いことした?そんな気分だった。
家にいる時間が増えるとインスタを覗く時間も増える。
そんな時、目に止まったのは SHIORIさんのインスタライブだった。

SHIORIさんの料理本は元々愛用していた。初めて彼氏に作ったお弁当は「LOVE弁当」を見ながら作ったし(そして彼は現夫である)、主婦になりたての頃は「彼ごはんDAYS」を毎日捲った。
妊娠した時期も近く、働く妊婦として親近感もあった。(大きなお腹で出演されていたあさイチはよく覚えている)

「好きな料理家さん」である SHIORIさんが、我が家とほぼ同じ月齢の赤ちゃんを育てながら、毎日インスタライブをしている!
それだけで嬉しかったのだが、紹介されるレシピがどれも再現しやすく、またかなり美味しい。どんどん " SHIORI沼"にはまった。ずぶずぶと。

そうこうしているうちに、オレくんの難聴のこと、アトリエを手離されること、Instagramを使ったオンライン料理教室を立ち上げることが発表された。
自分の息子とオレくんを重ねて胸が苦しくなったりもしたが、しっかり前を見据えて動かれていることに同じ母親として尊敬の念を抱いた。
いつか東京のアトリエでレッスンを受ける!という野望は叶わなかったけれど、 SHIORIさんの料理教室にこれまでよりずっと気軽に参加できるのは本当に嬉しかった。直感的に習いたい!と感じた。
しかし…大人になってから月額制の習い事なんてしたことなかったし、育休中で収入が減っている今、私の習い事のために支出を増やしていいものだろうか…なんて悩んだりもした。

決め手は、夫の一言だった。
「やりたいんやったら、やったらいいやん。こんなに美味しいねんから、毎月習ったらもっと美味しいの作れるようになるやん?めっちゃいいやん!」

それから、我が家の食卓はSHIORIレシピ一色である。いつもの日もハレの日も。
美味しいのはもちろんのこと、近所のスーパーやKALDIで揃う食材に、家庭のキッチンでできる無理のない工程。SHIORIレシピには何回も作りたくなる工夫がたくさん散りばめられている。

えいや!と申し込んで本当によかった。

レッスンに参加してから起こった小さな変化はまた次に。

#shioriレシピ
#ateliershiorionline
#shiorinote部



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