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秋味待ち(あきみまち)

秋味待ち(あきみまち)

意味
秋に訪れる自然の恵み(果実や木の実)が熟して甘くなるのを心待ちにする所作。実が収穫できるまでの時間を楽しみに過ごす様子を表した言葉。

使用例
今年もシイの実が熟すのを秋味待ちしながら楽しんでいる。
・栗や柿が甘くなるのを家族で秋味待ちしている。

類義語
・実り待ち(みのりまち)
・味覚待ち(みかくまち)

エピソード
香川県のある地域では、シイの実が秋になると熟して甘くなり、それをおやつにするのが楽しみだったという。青い実が少しずつ赤く変わり、秋が深まるとともに食べ頃になる。子どもたちはシイの実が実る池の近くに集まり、秋の味覚を待ちわびていた。

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