場面緘黙症と発達障害について考える
こんにちは、あやはるです。
久しぶりに緘黙のことについて書きたいと思います。
今回は場面緘黙症と一緒に取り上げられる発達障害についてです。
どちらかというと発達障害の方がポピュラーな感じでありますし、実際場面緘黙症を抱えている人は発達障害も合わせて持っている人も多いです。(全員が全員ではないけど…)
そして最近は別のことで発達障害と場面緘黙症について話題になることが出てきました。
改めて場面緘黙症と発達障害について解説
何回も説明していますが改めて説明したいと思います。
場面緘黙症は
・特定の場所で話すことができない症状
詳しくはこちらで解説しています。
発達障害は
・生まれつき脳のはたらきかたの違いにより行動面や情緒面に特徴がある症状
具体的には…
・人との距離感がわからない、コミュニケーションが苦手、こだわりを持っている、感覚過敏(自閉スペクトラム症、昔でいうアスペルガー症候群)
・落ち着きがない、注意力散漫、作業ミスが多い(ADHD)
・読み書きや計算が苦手(LD 学習障害)
参考-厚生労働省のサイトより
で、二つの障害に共通していることはというとやはり生きづらさではないかなと個人的には考えています。
特に場面緘黙症においては恐らくですが自閉スペクトラムを抱えている人が多いのかなと感じます。
場面緘黙症は発達障害の支援法に入っていた
そんな中、とあるツイートが話題になっていました。
要は場面緘黙症は発達障害関連の支援に入っているけど国際的な基準が改正されると場面緘黙症は支援されなくなるということです。
これは恐らく専門家さんは知っていたと思いますが、私みたく専門家じゃない人間は初めて知ったことだと思います。
こんなこともっと早く知っていたら、支援に結びつけることができたんじゃないかと思った人も多いと思います。
もしかしたら無くなるかもしれないと言うときに発信するよりも、実は場面緘黙症は発達障害の支援法に入っているんだよということを専門家や有名な人が発信していたら場面緘黙症で悩んでいる子供達を救うことができたんじゃないかなと思います。
※あくまで私個人の意見です。もしかしたら誰かがツイートなり発信していたかもしれませんが私自身が確認できていなかった部分があるかもしれません。それでしたらごめんなさい。
場面緘黙症は早期発見が大事!
私らみたく大人になって場面緘黙症を知った人間は支援というのはとても難しいというか他の病気の治療が優先的になると思いますが、子供の場面緘黙症においては早く見つけてあげた方が将来的にも生きやすくなるんじゃないかなと思います。
その為には、子供が苦しんでいるSOSを親が見つけてあげることが一番大事です。
子供が学校行きたくないと言う雰囲気を出していたり、担任の先生から場面緘黙に対する指摘(場面緘黙という言葉が出なくても人とコミュニケーションが取れていないとか辛そうということ)があれば小児精神科やスクールカウンセラーに相談することをおすすめします。
ちなみに先日Twitterでアンケートを取りました。
結果、場面緘黙症を持っている人で発達障害を持っているもしくは疑いがある人は半数以上でした。
みんな生きづらい人多いなと感じました。
場面緘黙症に関するTwitterをやっています。
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