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話したくても話せない…場面緘黙症とは?

私、あやはるは過去にこんな事がありました。

家族や仲のいい友達に対しては普通におしゃべりできるのに、幼稚園や親戚の中だとおしゃべりできない。

理由はわかりません。

こんな感じで、話す事ができない事がきっかけとなり周囲からは変わり者扱いされてしまいいじめのターゲットにされ辛い子供時代を送ってきました。

今でもたまにあの頃のことを思い出してしまうと涙が出てしまいます。

20代の時、日記サイト(現代で言うとアメブロやSNS)をきっかけに同じような人との交流を始めていくうちに場面緘黙症という言葉に出会いました。

もしかしたら、私が今まで辛い人生だったのは場面緘黙症なのかな?

そう思うようになり色々と調べました。

改めて、場面緘黙症って何?

私が説明しても想像しづらいと思うのでかんもくネットさんの説明文より引用します。

言葉を話したり理解する能力は正常だが、幼稚園や保育園・学校などの社会的な状況で声を出したり話したりすることができない状況。
体が思うように動かないことを緘動(かんどう)といいます。
また、すべての生活場面で話すことができない状態を全緘黙(かんもく)といいます。
現在、日本では場面緘黙は心因性とされており情緒障害教育の対象となっている。
海外では恐怖症の一種ととらえ治療や支援を行うという考えが主流となっていますが、日本では認知度が低く支援や治療が遅れています。

先ほども書いた通り要はしゃべりたいのにしゃべれないという症状のことを言います。
あまり知られていない人にとっては、場面緘黙症の人は周囲から

・おとなしい
・暗い
・変な動きする
・宇宙人

と思っている人が多数だと思います。

自分も周囲からそんな感じで扱われました。

アラフォー独身OLの場面緘黙症での症状

緘黙の人全員に当てはまるかどうかはわかりませんが私の場合はこんな感じでした。

・しゃべろうとすると、声がどもるというか変な声になってしまう。
・体育の授業が苦手。自分が足手まといになる。
・周囲から個性の強い子(無口で動きが変)と思われいじめられる。
・それを見ている一部のクラスメートから笑われる。
・中学→高校に上がった時「次は気をつけよう」と思い、自分なりに改善策(自分から話しかける。明るく振舞うなど)を立てて行動しても、最後は孤立してしまう。
・電話が苦痛。かけるのも受けるのも苦手。なのでバイトもできなかった。
・それらの影響で、自信を無くし嫌われることや個性的に生きることが不安になる。

もう、とにかく人生が嫌になりそうでした。

よくこんな歳まで生きていられるなと自分でも思います。(笑)

場面緘黙症の克服、そして現在

あまりおすすめはできませんが、社会人になって無理してでも話さないといけない環境にいたことで徐々に話す事ができました。

社会人になって3年目くらいになってから、場面緘黙症の症状は改善されたと思っています。

しかしながら、自分から行動するのにとても時間がかかる自信喪失だったり子供時代のいじめによるPTSDと言ったような後遺症は若干残っています。

話すことはできたにしろ、人との距離感や接し方については改善しなければいけない事が多いです。

それから30代になり、転職などもし転職先で精神的に病んでしまった事がきっかけとなり再び場面緘黙症と向き合う日々を送る形になりました。

場面緘黙症を知った当時と違って今はSNSの普及にともない中高生も「場面緘黙症ツライ」という言葉を見るようになりました。

そう言った人たちと言いますか、私見たく子供時代に辛い思いした人を少しでも減らしたいという気持ちが出てきたことや同じような境遇を持った人たちと交流を持ちたいというのがきっかけで啓発活動をやることにしました。

自分でもできることは限られてしまいますが…

・ブログ(note)やSNSの発信活動
・イベントや交流会を開く
・場面緘黙症関係の団体への寄付

あと、条件にもよりますがマスコミの取材やポータルサイトの寄稿とかも受けようと考えています。

一応言っておきますが、私は場面緘黙症の専門家ではありません。ただの社会人です。

語れる内容は限られてしまいますが、それでも良ければ応じて行きたいと考えています。

お問い合わせはメールでお願いします。(TwitterのDMでは受付していません)
haseayako08@gmail.com

場面緘黙症のことについてという事を必ず書いてください。


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Aya /あやはる
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