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料理教室は誰のためにやるの?

料理が苦手な方に寄り添う料理教室を開きたい――そう思ったのは、発酵の素晴らしさを実感し、それが子どものアトピーや自分の心身の改善につながったからです。料理の苦手意識を持つ方が安心して学べる場をつくるための想いをお伝えします。


こんにちは。
発酵美人協会みわあやこ(三和文子)です。

イベントで登壇する機会があり
原稿をまとめながら
料理教室の在り方について
今一度考えました。

いろんな料理教室がありながら
自分は
どんな料理教室をやりたいのかと思った時
料理が苦手な方に寄り添う
料理教室を開きたいと
思っていました。

わたしが料理教室を始めたきっかけは、
発酵の素晴らしさを実感したこと、
そしてそれが子どものアトピーや
自分自身の心身の改善に
つながったことでした。

でも、料理教室を開催する中で、
気づいたことがあり、
それは
料理が苦手な人に料理教室に来てほしいけど
実際にはなかなか足を運べない
という現実です。

それはなぜかというと、、

料理に慣れていない自分が参加することで
まわりに迷惑をかけるのではないか

とか、

自分の段取りが悪いせいで
手間取らせてしまうのではないか、、

と不安を感じていらっしゃって

料理教室に興味があっても
参加できずにいたそうです。


これは、
わたし自身も
料理が苦手だった頃に感じていたので
実際にいくつかの料理教室に参加したものの、
料理上手な方々の中にいると
迷惑をかけちゃうのではと思い
お皿洗いに徹することも😅

こうした経験から、
わたしがやるなら
「料理が苦手な人のための料理教室」 を
開こうと決意しました。

そのためには、  
まず自分が料理が苦手だったこと、
それがコンプレックスだったことを
素直に伝える必要があります。

「料理教室の先生が実は料理が苦手だった」と
打ち明けることは
恥ずかしいことではありますが
それよりも
「料理が苦手でも、気軽に学べる場を作りたい」 という想いを優先。

実際にその想いを前面に出してみると、
「料理が苦手だけど学びたい」という方々が
たくさん来てくれました♡

そして、
なぜか料理が得意な方々も
続々と参加するようになったのです✨

料理上手な方が来たときには、
その方々にもぜひお手伝いを♡

例えば、
4人MAXで生徒さんがいる場合、
わたし一人であたふたしているとき
料理が得意な方にサポートをお願いしました!
すると、
とても親切にサポートしてくださるのです✨

さらには
わたし自身が
料理が苦手だったと話しているので、
料理が得意な方にも
「この教室では、
苦手な人をサポートすることが大切なんだ」と
自然に理解していただけている✨

その結果、
料理が苦手な方も安心して
学べる環境が生まれたのです。

また、わたしの料理教室では
「すべての工程を自分でやる」 ことを
大切にしています。

料理が苦手な方でも、 
1から10までの工程を
すべて自分の手で経験することで、  
家でも再現できるようになるのです。

これほんと!

そうすることで、
「料理が楽しくなった」
「自分でも作れるようになった」と
喜びの声をたくさんいただくようになりました。

料理教室に必要なのは、
技術や知識はそうですが、
なによりも、感動と共感

料理教室の在り方は、
どんな想いで、 
誰のために開催するのか
によって変わります。

そして、
技術や知識以上に大切なのは 「感動」 です。

お客様が料理を続けられるようにするためには、 共感と感動を生み出すことが
何より重要だと考えています。

ただ、自分の想いを料理教室に反映させ、  
料理を通じて感動を届けることを
大切にしてきました。  

その結果、
同じ想いを持つ
仲間やインストラクターが増え、
受け継いで実践してくれる人が
たくさん生まれています。

今日のイベント登壇でも、
思いが溢れてつい涙してしまいました。
でも、
少しでもこの想いが
皆さんに伝わっていたら嬉しいです。


毎日ブログ54日目✨
最後までお読みいただきありがとうございます。



「食べることを大切にする事は、
自分自身を大切にすること」

一般社団法人発酵美人協会は
食卓から愛と幸せを生み出し
人生が変わる発酵美人食をお伝えしています。
そして、
日本の伝統食における文化継承
日本古来から存在する糀の素晴らしさを
未来に受け継ぎ
地域、社会、地球が
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活動してまいります。
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