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国際カップル🇯🇵🇺🇸|電話を切るのが早すぎる件

新入社員研修の時にきっとみんながならったはずだ。「お客様が電話を切るまで待つ」または、「3秒まって切る」、そして「切る時は音をあまり立てないようにそっと」と。

私は、日本人だから自分がガチャンって切ったことはないし、自分がお客さんだとしてもゆっくり電話を切るようにしている(怒っている時はべつだが)。

日本の当たり前が世界の当たり前じゃないということはよくあることだが、電話でもこんなに違いがあるんだなあと感じずにはいられなかった。

夫の実家では、かなり頻繁に外食に行くようで、それも家族で行くことが多いため、予約できるか席が空いているかあらかじめ聞いてから行くことが多い。

よく車のスピーカーで電話をかけるので私も聞いているんだが、やりとりからめっちゃ早い。(英語だから余計そう思うのかもしれないが。)さささっと要件を聞いたら、ガチャっと店員さんが電話を切る音が聞こえる。

「Bye」からガチャまでの時間が異常に短いのだ。
思わず、はやってぼやいてしまったわ。

その一方で、私がかかってきた電話に対応するときにペコペコしているのを夫はバカにしてくる。この日本人の電話口でも「ありがとう」や「すみません」をいう時にまで無意識に頭を下げてしまうのはどうしてなんだろうか。

それに私は、電話が苦手だ。今すぐ対応しなくちゃいけないところとか、言葉に詰まったら変な間ができてしまうところとか、今すぐに判断しなくちゃいけないところとかが苦手だ。

そんな私にあんなパフォーマンス(夫の電話での高速やり取り)を見せつけられると、完敗としかいえない。

いや、私にはあのコールセンターのお姉さんに辛抱強く待っていただける環境の方が合っているのだということにしよう。

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