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国立小の抽選で勝つ方法

こんにちは、あやです。

東京パラリンピック開催前の話です。

パラテニスの国枝選手が朝のニュース番組で「試合に勝つ極意」を
お話していたのをたまたま見ました。

国枝選手と言えば、世界歴代最多となる計45回(シングルス24回・ダブルス21回)優勝の記録保持者で、年間最終世界ランキングでは1位を8回記録しているというパラテニス界のレジェンドです。

その強さの秘密を番組内で明かしてくれたんですが、それを見ていた私……

あれ?
国枝選手の話してる「勝つ極意」って国立小受験の抽選を突破する上で超大事じゃない?

って気が付いちゃいました。

抽選なのに勝つ極意なんてあるわけないって思われるかもしれませんが、私は「ある」と信じてます。
(不正行為じゃないです・笑)

娘が今の環境にいられるのは、努力の結晶であるのと同時に抽選のくじ運が良かったからです。

で、それは物事の捉え方や発想の転換でいつでも誰でも後天的に身につけることができます。

ちょっとおおっ!?って思いません?

運は持って生まれたものなので、どうあがいても無理ゲーです。

なんて言われた日には元も子もないじゃん、ですが実際そんなことまったくないですからね。

でも核心に迫る前に都内国立小の基本情報として整理しておくと、現在都内には6つの国立小があります。

そのうち抽選のハードルが特に高いのが東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」を最寄りとする通称茗荷谷3校の

・お茶の水女子大学附属小学校
・筑波大学附属小学校
・東京学芸大学附属竹早小学校

です。

この3校は上からそれぞれ

・女子一次考査(抽選)倍率、日本一
→2021年度は12.5倍

・志願者数、日本一
→2021年度は4,159人

・受験倍率、日本一
→2021年度は男子69.8倍、女子67.5倍

とまぁ揃いも揃って
「日本一」の冠がついています。

この茗荷谷3校では、3つの考査を通して入学者の選抜が
行われます。

一次考査(抽選)
二次考査(試験)
三次考査(抽選)

3つの試験のうちなんと抽選が2回。

それぞれ、一次考査は試験が受けられる子を選ぶもの、三次考査は入学できる子を選ぶものとなっており、くじ運で明暗がくっきり分かれちゃうんです。

ぶっちゃけ、なんだかなぁ〜って思いますよね。

受験準備期間が長ければ長いほどこんなに努力してきたのに
試験すら受けられないまま終わるなんて恐怖以外の何物でもないですもん。

なので、都内在住の方は併願戦略がとっても大切!

都内にはさっき話した茗荷谷3校以外にも東京学芸大学附属小学校が大泉、小金井、世田谷と3校あります。

昨年度のパターンのままいけば

大泉は
一次考査(抽選)の通過率が90%
三次考査(抽選)はなし
※年度によって異なる

小金井、世田谷は
試験後に入学者を決める抽選が1回のみ

と茗荷谷3校とは異なり、ほとんどのお子様が試験を受けた上で合否が出ます。

試験が受けられないまま小学校受験が終わった……という無念は回避できるわけです。

ということで、併願可能な地域にお住まいの場合は必ず出願しましょう。

たまに
「娘に通わせたい国立小はお茶小のみなんで!」
とか言われますが、それって自ら抽選通過率を下げるだけですからね。

ダメ元で。
記念受験で。
落ちたら公立で。

とおっしゃっていて、ご縁がなかったご家庭、たいてい「私立も併願すべきだった…」と後悔されてます。

多少なりともお金と時間をかけて親子で挑む場合、いい結果が出る可能性を上げる選択をするに越したことないです。

そんなわけで我が家は私立小も併願しましたが、合格したことで娘自身も波に乗れたし、1つでも多くの合格をいただく重要性を感じています。

都内国立小入試についてざっくりとでも調べてもらえればわかる通り、
試験本番の考査通過倍率も難関私立小以上のところばかりです。

国立小はご近所住まいの記念受験組が多いのは確かです。

だからといって「私立小よりも簡単に合格できる」なんてことはないと思っておいた方がいいです。

と、国立小入試にはくじ運が超大事!という話をしてきました。

ここからはそれはわかったけど、どうすりゃいいのよ?

にお答えしていきますね。

私が見ていたニュースで
国枝選手はこういってました。

「いつでも自分は最強だと思ってます」

と。

ラケットのいつも見える場所にも【オレは最強だ】のシールが貼ってあり、試合に負けた時、世界一から陥落した時でも自分は最強だと疑わなかったそうです。

それまで長年守ってきた世界一の称号。

そこから引き摺り下ろされた時、普通だったらもう潮時かなってなりません?

しかしそこから這い上がりパラリンピックの舞台に立つって相当な強メンタルです。

私はこの話を聞いて、娘の学校の三次考査の抽選会場に入る前、指定された場所で待機している時の気持ちを思い出しました。

その時の私は、緊張のあまりにどうにかなりそうで

「自分が娘の努力を無駄にしてしまったら
どうしよう」

なんてことばかり考えていました。

前日に二次考査合格を伝えた幼児教室の先生と受験体操教室の先生から

「絶対に最後の抽選、絶対に外さないでくださいね」

とプレッシャーかけられていたのもあったと思います。

で、待ち時間に胃から込み上げてくるものを吐きそうになりながら思ったんです。

「ここまできたらなるようにしかならない。
すでに在校生の母になった気持ちで落ち着こう」

って。

まぁ実際のところそうは言っても心臓は破裂しそうなぐらいずっと爆鳴りしてるし全力疾走でもしてきた?ってほど脈も爆速。

いきなり落ち着くことはできませんでしたが、

この学校に入ったらどんな生活になるんだろう?
どんな先生やお友達と出会うんだろう?

娘の性格からしてこの学校は絶対に合ってるからきっと楽しく通うんだろうな。

なんて学校でのびのびと過ごす娘の姿を妄想しているうちに、なんだか楽しくなってきた自分に驚きました。

ちなみに、三次考査の現地の様子はnoteでかなり詳しく書いているので興味のある方はこちらからどうぞ。

↓  ↓  ↓

ということで、パラテニス・国枝選手が話していた「勝つ極意」と当時の私の心境の共通点がわかりましたか?

それは「絶対にそうなる」と信じている点です。

国枝選手だったら「オレは最強だ」と信じ続けていますし
私も「娘はこの学校ご縁がある」と信じていました。

信じるってとても抽象的で、いやいやそんなこと言われても!!!となる気持ちもよくわかります。

でも、気の持ちようが心理的な影響を及ぼすことは脳科学的にも証明されています。

まぁ若干スピリチュアル入っちゃうので、苦手な方はごめんなさい。

(そのあたりの話も個人的には好きなんですが笑、詳しい話はこの場ではやめておきます)

ただ、国立小の抽選に挑む際には

「受かりますように!」
「受かったらいいな〜」

とは思わないでくださいね。

世界的ベストセラー『思考は現実化する』のとおり、

「受かりますように!」と願えば
「受かりますように!」と願うような結果がやってきます。

「受かったらいいな〜」と願えば
「受かったらいいな〜」と願うような結果になります。

つまり、不合格に繋がりやすくなります。

国枝選手も「強くなりたい」とは願ってないですよね。

「俺は最強だ」と信じているから体現できてるわけです。

だから、入試の場面でも「望み通りの結果になる」と信じて挑みましょう。

目に見えないものを信じて!なんて怪しすぎるのは承知の上ですが、私自身はこの思考で救われることが多かったです。

最後に『思考は現実化する』の著者、成功哲学者のナポレオン・ヒルの言葉をお伝えしますね。

「自分に限界はない。
自分の目標・夢は実現可能であると自らが信じ切ること」

私はこの本を娘が生まれて間もない頃から読んでいたので、

娘には口癖のように
「あなたならできる。なんでもできる」
と伝えています。

結果……まぁ本当に頑張り屋で目の前にやってきたチャンスは全て掴みに行くガッツがある子に育ってます。

特に小3ぐらいまでの子どもは、メタ認知と言って自分を客観的に認識する力が弱く、親の言葉=セルフイメージになると言われています。

だからこそ普段から前向きな言葉かけをしてあげたいですね。

では、また。

都内国立小受験に興味ある方はこちらのnoteもご覧ください。

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