いばら姫主催公演「今夜、いばらの森で」@東高円寺U.F.O.clubを終えて
いばら姫主催公演を終えて、1人だけやたら悲しんでいる赤城文です
この体制のいばら姫のお話をしたり、写真を載せる事が今後ないと思うので、存分にここに書き記しておこうと思い、久々にnoteを更新しました。
これをもちまして、ギターのマツシマライズくんが卒業いたしました。
元々、去年の赤城文生誕祭限定のバントのつもりで結成された、いばら姫ですが、ここまで続ける事ができました。
それぞれが主なホームを持ちながら、集まったバンドです。そこも好きな要因の一つです。
ビジュアル、雰囲気、サウンドなどの客観的なファン目線で見ても、かなりいばら姫のことが好きなのですが、
何よりも私はこの4人で活動する事が本当に好きだった
普段年上の方と接する機会の方が多いのと、自分のカルチャーにはないアイドルという枠で活動しているので、いばら姫でいる時は学校にいるような、等身大の自分でいれる時間が本当に楽しくて好きでした
メンバー全員が年が近かかったり、同い年だったり、当たり前のように嗜好が近くて、本当に居心地が良いです。
スタジオに入っているときも、撮影のデータを見た時も、このバンド好き過ぎると思っています。
自分にとっての都合の良い夢を見ているような、何もかもが良いバンドだと思っております。
本当に悲しい事があっても「まぁいばら姫のスタジオ行けば元気になるし」と思いながら、スタジオに向かっていた日もありました。
個人的に救われている部分がかなり大きかったので、一人でに悲しんでいるのは重々承知ですが、客観的に見ても本当に素敵なメンバーとサウンドだと思います。
忙しい中、新曲を作ったり、深夜にスタジオ入ったり、レコーディングしたり、風太くんに関しては遠征で忙しい中ミックスしてもらったり、とにかくみんなには本当に感謝しております。
特典券つくったり、ジャケットつくったり、物販メニューつくったり、これ以外にも細かい作業が沢山あって、ルアンちゃんと毎日連絡取り合って(いばら姫のライブがなくてもしてるけれど)、深夜に電話で会議をしたり、主催の前日にルアンちゃんとCDを焼く作業をして、「これでもう暫くこんな日々も来ないのか」と寂しく思いました。
それだけ頑張ったという事かもしれませんが、大人になっても学生気分を味わえる貴重な居場所を暫く離れる寂しさは大きいです。
でも、こうして新たなビジュアルを撮影してZINEが完成して、レコーディングをしてCDになって、この5人でのいばら姫が形になって嬉しいです。
忙しない日々でしたが、一年後ぐらいに秋風が吹いた時に思い出すような日々だったと思います。
勿論、みんなには会おうと思えばいつでも会えるけれど、一緒に活動する事が何よりも喜びです
ルアンちゃんとは何となく話し合って、決めた事がすんなり形になるので、話し合う時間も楽しいし、趣味や考え方が近いので、これからも2人で何か生み出せたらなと思います。
シンプルに大親友なので、大親友と一緒に活動できることは幸せだし、楽しくて当たり前なんだよね。
新曲「橙」の歌詞を仮で送ったら「この感じでいきたいから、文ちゃんが全部書いてみたら良いんじゃないかな」と言ってくれて、私の表現を尊重してくれる気持ちが嬉しかったです。
「いばらの森で」は初めて2人で書いた歌詞なので、音源化できて本当に嬉しいです。
夜な夜な公園で写楽の振り付けを練習した、去年の冬のあの日も思い出です。(写楽大好きなので、大好きなメンバーの演奏でこの曲を再度私が歌わせていただけて本当に嬉しいし、感謝しております。スタジオやライブを経て、アレンジがどんどん変わっていく感じも堪らなかったです。)
ルアンちゃんが制作してくれた前回と今回のZINEも本当に素敵で宝物です。部屋に飾っております。
これがみんなの手元にあると思うと嬉しいです。
風太くんに関しては、なんだかんだよく会うしよく話すのですが、ルアンちゃんと私と風太くんが同い年なのもあり、3人で話す機会も増えて、学校を感じて楽しいです。
結成前から「サポートメンバー」という一歩引いた感じではなく、いつでも主体的で協力的で本当に感謝しております。
「いばら姫初め」も「いばら姫作品集」も、どちらも忙しい中で彼がミックスをしてくれて、レコーディングも担当してくれて、タバコ二兆箱あげないと感謝が追いつかないです。
物事を決める時に発言が多いのも非常に助かっているし、風太くんから提案してくれる事も多いので、マネジメント的な部分で非常に頼りにしております。
出会った時に一緒にバンドをやるとは思ってもいなかったので、あの時に誘いを受けてくれて、こうして長く一緒に活動できて仲良くなれて本当に嬉しいです。
いばら姫のスタジオ後に2人でご飯食べて、私が色々なことに悩み過ぎて大泣きしたせいで終電を逃して、始発まで椿屋珈琲でケーキを食べながらよく分からない話をしたのも、今となっては良き思い出です。
藤野は関わる機会は多かったものの、話す機会は一番少なかったので、いばら姫の誘いを引き受けてくれると思っていなかったので、一緒に活動できて嬉しいです。
藤野にドラムを叩いてもらうのは、あまりにも贅沢だなと思っておりますが(楽器隊全員に対して思っております)、テキパキ系のメンバーが多い中、唯一のんびりしていて、意見も合わせてくれるので非常に有難いです。
口数は少ないですが、色々考えている人だと思うので。
私がどうでもいい話ばかりしてしまいますが、いつも笑って聞いてくれるので本当に有難いです。感謝しております。
垣間見えるユーモアや落ち着きにハッとさせられたり、楽しい気持ちにさせてもらってます。
どんな意見が出ても、一切何も言わずにドラムを叩いてくれて、こんな人なかなかいないんじゃないかなと思います。
そして本日卒業したライズくん、ルアンちゃんの弟ということもあり、一番面識がなかったものの、非常に活動しやすく、とにかく人間性の素晴らしさに常時感動させられておりました。
大学と暴動クラブをやりながら、いばら姫の活動にも極力参加をしてくれて、疲れた顔も見せず、無茶なお願いをしてしまう事も多々あったのに、文句一つ言わずに活動してくれて、本当に感謝しております。
私が分からない音楽的な部分で非常にリードしてもらって、我々ボーカル陣のニュアンス的な案を形にしてくれて、音楽的な部分でかなり主体的に動いてもらって、本当に助かりました。
一番年下かつ、楽器隊は同じフィールドで活動している分、気を使うこともあったかもしれないけれど、気さくな人柄のおかげで場が和んで、本当に有り難かったです。
私とルアンちゃんの「いつか一緒にバンドやりたいね。誘うなら風太くんとライズくんと藤野が良いよね」が叶った事自体が、本当にありえない事なのに、ここまで続けられて、オリジナル曲やグッズも増えて、いばら姫を好きでいてくれる人も現れて、メンバー含む皆様に本当に感謝しております。
いつかが今になって、こんなに楽しく活動させてもらっていた事が贅沢な事だと思います。
みんなに会える、みんなの演奏で歌えると思っていたこの日々は、どんなに忙しくても悲しくても全然苦なんて感じなかったです。
成人して、こんな環境に身を置けた事が幸せ過ぎます。
長くなりましたが、お世話になったライブハウスの方々、スタッフさん、ファンの方々、メンバー、とにかく全てに感謝しております。
あとは今回のZINEを手に取って、いばら姫を堪能してください🥲
しばらく、いばら姫の活動はお休みだけれど、また復活する日まで
赤城文
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