双極性障害の私が司法試験に合格する話(193)体調の変化。
今回の鬱明けが少し、いつも違う。
毎度鬱開けは、台風一過の晴天のような気分。だけど今回は違う。まさしく曇天。良くもなく悪くもなく。なんだかフワフワ宙に浮いている感じがする。気力がないわけじゃない。でも、活力にみなぎるいつもの私が出てこない。
薬を増やしたことが一因かもしれないと思っている。精神科の先生に近々電話してみようと思う。
今回の鬱がそこまで深く落ちなかったのは薬のおかげだと思う。全体的な波を抑えるものなのだとしたら、上がることも抑えられるから、躁の突き抜けがなくなるはず。それがまさしく今なのだろうと思うんだけど。まあ、悪くない。
勉強するにはこれくらいの曇天がちょうどいいかもしれない。これで波がなくなるなら、最高だし。
今までにないくらい、とてもローなテンションなのだけど、落ち着いている。すごく落ち着いている。
鬱明けのハイな、何でも出来ちゃう感がないのは少し寂しいけれど、今はなるべく出てこないほうがいいのかもしれない。あの時は、常に目がギンギンで眠れないし。
とにかく私は落ち着いて勉強がしたい。それができればもう最高だ。それに今一番適しているような気がする。まだこの新しいフェーズに身体がなれないけれど。明日はどうなっているかわからないけれど。
ちょっといつもと違う鬱明けに戸惑いつつ。どんな変化も受け入れながら、うまく双極性障害と付き合っていくしかない。
薬物治療をするようになってかなり楽になったのは確か。薬をやめた方がいいという経験者からのアドバイスもいただいたりするけれど。今、いいお医者さんに出会えているし、このまま私は薬物治療に任せてみようと思う。