双極性障害の私が司法試験に合格する話(314)生き方を考え直す時なのかもしれない。

短答式試験が目前に迫る今。他の受験生はみんな、追い上げ追い上げ、ガンガン成績を伸ばしている。そんな中、私は、ベッドでひたすらゴロゴロしている。
 
司法試験への夢は本気じゃないのか。いや、めちゃくちゃ本気だ。だけど。身体がどうしても動かないのだ。エネルギーがとにかくゼロなのだ。そのエネルギーの継ぎ足し方もわからない。ただひたすら、湧き上がってくるのを待っている。
 
これを繰り返していていいんだろうか。
 
鬱が明けたら、次の鬱に備えて、死ぬほど頑張ろう。そんな気合いなんか入れなくたって死ぬほど頑張れる。だけど、その頑張りさえも私は認めることができなくて、少し休んだ自分に鞭を打って、走れ、もっと走れ、とやっている。
 
正直、めちゃくちゃ苦しい。
 
そりゃ、逃げたくなる。
 
だけど、逃げられないのだ。なぜなら、鞭を打たれるのも鞭を打つのも私だからだ。逃げた先でも鞭を打つ。攻撃し続ける。全く休まらない。鬱の今でさえ、何もできないのに、頭の中で、自分に鞭を打ち続けている。
 
まるで、調教されている馬だ。
 
だけど、本当に速い競走馬は、鞭の数が少ないと聞いたことがある。勝手にどんどん走るらしい。
 
なんなら、私は、草原を自由に走る馬でありたい。 
 
それなのに。。なんで。。
 
今、すごく大事な時だ。頑張らないといけない。向き合うべきは、試験の問題集だ。だけど、私は、勇気を出して、自分と向き合うことにしようと思う。遠回りになるかもしれない。今年の目標をそれで失うかもしれない。いや、まだ迷ってる。でも迷う時間の方がもったいない。このnoteを書き上げる間に決断しよう。私が今やるべきことは、問題集か、自分と向き合うことか。
 
肩の力を抜いて、等身大の自分で、勝負をする。たまにした背伸びは、背伸びした時間よりもケアに時間をかける。そんな生き方をしよう。
 
司法試験に受かることが、私の今の一番の目標だ。受かるまでにボロボロのボロボロになるだろうと予想して始めた。
 
だけどその予想を大きく変えることにしよう。
 
もっと、自由に、身体いっぱい使って、自然に勝ち取りに行く、そんなイメージに変えることにする。
 
それはとても遠回りかもしれない。
 
だけど。途中で死んでしまっては意味がない。ふとした拍子に死んでしまいそうな時がある。それでは、ダメだ。
 
どうしたらいいのかは、全然、まだわからないけれど、司法試験に向かう、自分の持つ歩くイメージを今この瞬間から変えようと思う。
 
舞台の美しいスポットライトを歩く、そんなイメージで。

考えてみよう。そう思ったら、少し前向きな気持ちが湧いてきた。
  
もう、苦しみたくない。苦しまないために。生きて、目標を掴むために。

いいなと思ったら応援しよう!