赤面
とある日の夕食時。
私はキッチンに立って、お肉を炒めていた。
この時間は1日の中で最も慌ただしい。
娘が近づいてきて私を呼ぶ。
👧「先生ー!あのね、、」
👩「なぁに??」と私。
一瞬固まる私と娘。
ジューという肉が焼ける音が、やけに大きく聞こえる。
👧「ママと先生間違えた、、💦」
恥ずかしそうに赤面する娘。
👩(娘に先生と言われて返事しちゃった、、💦)
そう、私は私で恥ずかしい。
娘は私が表社会では先生と呼ばれていることをまだ知らない。
誰も間違ってない。
間違ってないんだけど、お互い恥ずかしいのだ。
そんな2人の状況を唯一知っている夫が、密かに苦笑していた。