採択狙いで請願文に取り組んだ✨議員との意見交換で気づいたこと✨新ひな型の経緯から請願要旨まで
減税地方議員連盟HP https://genzeigiren.jp/ には
地方議員と国民一人一人の力によって、減税機運を盛り上げ、
地方議会から請願を出そう!という提言が冒頭にあります。
「請願を出す」という提言は、令和2年4月からtwitter上で減税活動を始めた方にとっては2度目になります。
初回については、noteにも記録してありますので参考にしてください。
https://note.com/aya7045/n/ne01270e3724f?magazine_key=m0bb1674a5d25
このときも、渡瀬裕哉さんから「ひな型」が提示されたのですが、
私はもうその前に書いて提出した後でした。
このときは、ダイレクトに「消費税減税」を「国に求める意見書」の請願 という、超ハードルが高い内容でした。
今でもときどきtwitter上でも話題に出るんですが、
請願の説明でお訪ねした際、
自民党議員に渡瀬裕哉さんのお名前を出したら「反体制の人?」
と言われたりして、何のことかさっぱりわからないまま
「違います!」って言い返したりしていました笑
その後の活動から、議会に「減税」をいきなり求めることは大変ハードルが高いことだと知りました。
そうしてこの度、減税地方議員連盟HPに提案された請願は、
減税を求める前に必ず議会での前提となる、
「行政評価」を求め、それに基づいて「減税」を求める請願でした。
議員は、減税を言えば必ず財源をきかれるし、
議会で説得力を持たせるには行政評価が必要だからです。
令和3年4月に渡瀬氏にお会いしたとき、
「この請願を断るなんて、人じゃないよね笑 っていう新しい請願のひな型を考えています!」っていたずらっ子のように笑っていたのが印象的でした。憲法上での照らし合わせもある、とも。
どんな請願なんだろう。。。とアップされるのを心待ちにしていました。
たしかアップされたのは5月終わりくらいだったと思います。
6月の議会には間に合わないな~と思った記憶があります笑
それがこちらのひな型になります。
<行政評価に関すること>
① 地方公共団体は、行政評価等に関し基本的な事項を定め,総合的かつ体系的な行政評価 等の仕組みを構築することにより,行政活動及び外郭団体の全ての事務事業の成果を客 観的かつ定量的に評価すること
② 地方公共団体は、毎年度、全ての事務事業について行政評価を実施し、当該事務事業に 係る予算及び人件費を算出し、その評価結果を地方議会に報告し、その報告内容の全て を住民に分かりやすく HP 上で公表すること。
<財政運営に関すること>
① 地方公共団体は、財政に関する情報を市民に分かりやすく公表することにより、住民と 情報を共有し、財政運営の透明性の確保に努めること。
② 地方公共団体は、会計システムに登録される毎月の歳出予算の支出命令情報を、支払日 の翌月下旬に一件ごとに公開すること。
③ 地方公共団体は、税金の使途に関する費用対効果を常に意識し、地方税負担などの住民 負担の軽減を含めた取り組みを検討すること。
今回の請願は、重冨議員にお願いし、採択を狙って、他の議員団にも署名を頂けることを考えつつ作文したいと伝えました。
結果として、次のような要旨になりました。
①川崎市の構築している総合的かつ体系的な行政評価等の仕組みを生かして、行政活動及び外郭団体すべての事務事業の結果(アウトプット)、成果(アウトカム)を客観的かつ定量的に評価し、事業改善に反映させること。
②川崎市は、毎年度、全ての事務事業について行政評価を実施し当該事務事業に係る予算及び人件費を算出し、その評価結果を地方議会に報告し、その報告内容の全てを住民に分かりやすくHPや税務広報ポスターなどで周知すること。
③川崎市は、住民負担の軽減を実現できるように、税金の使途に関する費用対効果を常井意識し、行政運営を行うこと。
なぜ重冨議員に頼んだのか
そして、なぜこのような請願文になっていったのか、などは次回に書く予定です。
重冨議員と意見交換した動画をアップしましたので、
ご興味のあるトピックだけでも、もしよろしければ、見てみてください。
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